第16話「火造り」 「火造り」 刃側と棟側を叩いて断面が菱形になるように整形していきます。 15cmくらいづつ赤めて叩きますが、当然刃の方をたくさん叩いて薄くするのでガンガン反っていきます。 なので最初に叩くところを伏せてなるべく真っ直ぐなまま整形していきます。 火造りが終わったら全体を赤黒い程度に赤め藁灰に入れて徐冷します。 ストレスを取り結晶を均質化するために行います。 今回は焼き入れ前で一分の反りです。 また徐冷して砥石を当てて黒皮を取り生仕上げの完成です。 平成25年1月23日