ふりしぼった子規の絶筆 | 花のしもべ日誌

花のしもべ日誌

登場人物 
リコさん 花づくりに占領されたご婦人 1948年生まれ
えっさクン 何もしたくない人間 1941年生まれ

23/11/4(土

岡山県浅口市 小さな団地の小さな庭

リコさん&えっさクン 157才真

 

春靄みたい

鴨山夕景 えっさクン団地から

 

リコさん 朝

一叢を引き抜きました

 

強い香り

薬草 ハーブでしょう

 

5mmほどの小さな花も

ズームアップすれば  ひとかどの存在感です

 

赤は野ばらの実です

 

食&花 しりとりシリーズ

朝酒から続く

鶏頭  けいとう

 

日本の花らしからぬ

強烈な存在感

 

日本には奈良時代に渡来した

ケイトウ - Wikipedia

 

 kidohappyさんからお借りしました

 

エセ文芸評論家 えっさくん

すぐ連想したのは

 

鶏頭の十四五本もありぬべし

子規

 

この句につらなる”鶏頭論争”だ

正岡子規 - Wikipedia

 

 

当初はスルーされた句なのに

斎藤茂吉が

 

芭蕉も追随を許さぬほどの傑作

 

評したことで論争に火がついた

 Wikipedia

 

エセ評論家えっさクン判定は

 

駄句

 

だいたいが

早とちりでケンカっ早い茂吉

それでいて

すぐに発言を撤回する茂吉クンだ

 

いまごろあの世で

へらへら笑っているにちがいない

 

 

改めて

正岡子規の感動的な一句を挙げる

 

数時間後に迫った死に抗って
ふり絞った子規の絶筆
 
糸瓜咲いて痰の詰まりし佛かな
 
この最期に及んでも尚
自己を仏に客観視した胆力はすさまじい
 

明日のしりとりは”です