みっちーです!
練習が思うようにこなせれば
マラソン自己記録は出るのか!?
というと、簡単に出るほど
マラソンは甘くありません。
もちろん、可能性の最大化であり、
練習ができて入れば、
自信もついて自己記録更新は
よりできやすくはなります。
今日あなたに伝えたいことは、
練習をこなしていくことと、
最高のパフォーマンスを発揮することは
イコールでないということです。
練習以外のある部分が
非常に大事になってきます。
インターバルも距離走も
思うようにこなせて、
冬を迎えたにも関わらず、
レース当日に
「ん〜、なんかちょっと体が重いな。。。」
と少し不安を抱えてスタートする。
そんな悩みとは裏腹に、
20kmまで快調に走ることができ、
「お、今回こそは自己記録出るか!?」
とウキウキな気分のまま
走っていたのにも関わらず、
28km地点から
「あれ、、、足が重くなってきた。。」
あなたがこれまで何度も味わってきた
嫌な思いが出てきて、
32km地点から失速。。。
「あれだけ練習したのに。。。」
こんなことを思いながら
レースを走ってゴールタイマーも
自己記録よりも9分遅いタイム、
となるともうどうして良いか
わからなくなりますよね。
あなたは、そんな過去の嫌な思いを
なくすべく暑いこの時期も走っていると
思いますし、
僕もあなたの力になりたいので、
練習以外の重要な要素について
今日はお伝えしていきます。
肉体的限界と心理的限界
運動生理学において、
「生理的限界」「心理的限界」という
概念があります。
生理的限界というと
わかりづらいかもしれないので
ここでは肉体的限界と表現しています。
肉体的限界というのは、
「人が持っている100%の力の限界」
のことです。
できることなら、
100%出し切りたいのですが、
人間はなかなか100%の力を
出し切ることができません。
なぜなら、心理的限界という
ブロックがかかっているからです。
心理的限界は簡単に言えば、
フルマラソンでAさんとBさんが
同じきつさを味わっているとして
「もう無理だ。。」
と失速ポイントが
Aさんは31km、Bさんは37kmとすると
Bさんのほうが心理的限界が高いと言える。
このような状態のことです。
つまり、心理的限界は、
非常に重要なものです。
あなたが体験したことがある
話でいうと、フルマラソンの
30kmできつくなってからの
「あと12kmもあるのかよ。。。」
と思った時からの12kmの長さは
異常なものですよね。
逆に、残りあと1kmという看板を見ると
「よし、あと1kmだ!」
と元気が出てくる。
全ては心理的な状態によって
決まっているので
心理的限界を引き上げることは
ものすごく大事なことです。
とはいっても、心理的限界を引き上げるには
きつい練習をこなすことによって自信をつける。
「これだけやってきたから大丈夫だ!」
というまで練習することが大事なのですが、
全員がそこまで練習できるわけでは
ないですし、そこには足を痛める
リスクもあります。
実際に今日あなたにお伝えすることは、
限界値を引き上げるというよりも、
あなたが持っている力を引き出すための
瞬間的にできるメンタルコントロールの方法です。
それが何かというと、
「あなたにとって楽しいこと・未来を想像する」
という方法です。
例えば、ゴールで大好きなラン友が
応援に来ているとしたら
「俺がここで踏ん張って、自己記録で
ゴールしたら、みんなが、
”すげーじゃん!!!やると思ってたよ!”
と言ってくれるし、その時には
俺もやってよかったと心の底から
思える、、、」
と想像できたら、
苦しいその瞬間を一瞬でも踏ん張れたり、
忘れたりすることができます。
大事なことは、苦しい!と感じる
”苦しい瞬間”を紛らわすことにあります。
インターバルでもきつくなると
頭の中は
「足が動かない、呼吸がきつい
早くやめたい。」
など、マイナスなことが
頭の中でいっぱいになります。
だからこそ、この状態を抜け出すために
意図して楽しいことを考えて、
ちょっとでもプラスにしていきます。
特にランナーであれば、
・ここで踏ん張ったら、練習後に
美味しいご飯・デザートを食べることを想像する
・ここを粘れば、力がつき自己記録につながる!
と強く思う
など、このように考えると
粘れやすい傾向にあります。
ビール大好きな人は、
練習で粘れた時のビールと、
粘れなかった時のビールのおいしさの
違いを考えてみてください。
差は言わなくてもわかりますよね!
こうして、自分をコントロールして、
肉体の限界を引き出すために
精神的な限界をコントロールできるように
していきましょう!
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