みっちーです!
スピード練習をしている
ランナーに忠告があります。
僕が今日あなたに言いたいことは
「あなたは、スピード練習しても
意味ないかもしれませんよ?」
ということです。
これだけ、スピード練習しろ!
とかいっておきながら
言っていることが変わっているじゃないか!
と思うかもしれませんし、
上から発言でうざったいな、
と思うかもしれませんが、
あなたのマラソンタイムを伸ばしたいからこそ
僕は強く言わせていただきます。
スピード練習といっても、
内容の濃さは人によって違います。
濃さというのは、
1回の練習で得られる効果
といったほうが良いかもしれません。
あなたが行う1回のスピード練習で
どれだけの力がついているか、
ということです。
今からあなたに伝えることを
しっかりと実践できていれば
スピード練習をするたびに
心肺機能の強化がなされて、
スピードもついてより速く走ることも
できてくるし、
何よりスピード練習が
マラソンの結果としてついてきます。
つまりは、冬のレースの時に
今までではきつかったペースで
より余裕を持って走れるということです。
だからこそ、30km以降でも
粘ることができるので、
精神的な負担も減りますし、
自己記録も更新できます。
そうなるためのスピード練習に
するために大事になってくることが
『レースのことを想定する
スピード練習になっているか?』
という考えを持てているか?
ということです。
あなたが1000m×5本を行う場合、
ただ単に、1000mを走っているのか、
それともレースのことを想定したうえで
1000mを走っているのか?
によって、つく力が
変わるということです。
これは、現在も実業団で活躍している
大学の先輩が言っていたことで、
「練習を単発で見ている人は、
この練習はレースで、どんな部分を強化
するために行っているのか
想定できてないから力がつきにくい。
逆に、この練習はレースで言うところの
どんな部分に効果があるのかを
多少ずれてでも持っている人のほうが
力はつきやすい」
という言葉を受けたことがあります。
シンプルに言うと
「ちゃんと目的意識をもって
考えて走りなさい!」
ということでした。
僕が今回、スピード練習を行う
あなたに言いたいことは、
『最後までフォーム意識持っていますか?』
ということです。
よく陸上競技場などに行くと
インターバルを真剣に取り組まれている
ランナーを本当に多く見かけますが、
その時に良く思うことがあって
「がむしゃらに走って前に進もうとしている」
ということです。
もちろん、そのランナーがどんなメニューの
何本目で、どんな意識を持っているのか
僕にはわかりませんが、
僕には、がむしゃらに
フォームをぐちゃぐちゃにしてでも
前に進もうとしているように見えます。
インターバルトレーニングは
心肺機能の強化や
スピード持久力の強化に良いですが、
僕からすると
「きつくなってからフォームを
ブラさないようにする練習」
でもあると思っています。
呼吸があがり、今すぐとまりたい!
という気持ちが強くなり、
肩がブレて必死に前に進むときほど
フォームを意識して理想の姿勢や
腕ふり、着地を意識してください。
なぜなら、フォームが崩れるということは
効率的に前に進みづらくなる
ということです。
もちろん、体の限界を迎えているから、
ということもありますが、
レースでも同様に体の限界に向かって
走りますよね。
練習の時から、フォームを崩さないように
意識して走っていると、
あなたの脳も、きつくなったら
「ここでフォームを崩さない!」
と考えていきやすくなりますが、
フォームを崩して走っていると、
無意識のうちにフォームを崩してでも
前に進むことが癖づきます。
だからこそ、インターバルトレーニングを
行っているランナーほどフォーム意識を
強く持つ必要性があります。
それに、きつくなったときほど。
この練習、かなりきついですが、
かなり力が付きます。
ただ単に、インターバルトレーニングを
行うランナーと、きつくなってから
フォーム意識をするランナーでは
つく力が天と地の差です。
あなたには、走った分だけ
力をつけてほしいので、
インターバルトレーニングを
行うときには
「きつくなってからこそ
フォームを崩さない!」
ということを意識してください!
そして力をつけて
冬のマラソンで記録を更新できる
力をつけていきましょう!