みっちーです!
下り坂で足へのダメージを最小化し
効率よく、スイスイ走る走り方を
あなたはご存知でしょうか?
平地でのランニングは
足に体重の3倍ほどの負担が
かかると言われており、
下り坂は体重の5倍近くの
負担がかかると言われています。
つまり、ただでさえ5倍近くの負担が
かかるにも関わらず、
下り坂の上手な走り方を知らないと
あなたは、普段のジョギングでも
レースでもちょっとした下り坂で
足にどんどんダメージを与えることになり
足の痛みが出やすい状態になったり
すぐに足が張ってしまい
失速する原因になってしまいます。
ですから、ブログを読むあなたには
効率よく下り坂を走ってほしいので
今日は「下り坂」の走り方
についてお伝えします。
下り坂というのは、平地に比べて自然と
”ブレーキ”をかけて走ることが
1つの特徴です。
平地に比べるとスピードがですぎるので、
自然と姿勢を後傾したり、
足でブレーキをかけたりしがちです。
箱根駅伝でも、ダメージが大きいのは
山登りの5区ではなくて、
山下りの6区です。
実際にあなたが下り坂を
上手に攻略できると
レースの時に下り坂があるコースほど
下り坂で調子を上げていけたり
足への負担を抑えて
これまでであれば失速していたポイントで
失速せずに走ることすら可能になります。
それほど、すごく大事でありながら
多くのランナーが下り坂の攻略を
知らないので、走り方を
今日でマスターしてください!
意識することは
ものすごくシンプルです。
①ほんの気持ち姿勢を前傾にする意識を持つ
②腕振りを少しコンパクトにする
この2つだけを意識してください。
1つ1つ解説をしていきます。
①ほんの気持ち姿勢を前傾にする意識を持つ
下り坂において、上半身というのは
車で言うところの
体を前に倒す(前傾)→アクセル
体を後ろに倒す(後傾)→ブレーキ
の役割があります。
下り坂が苦手なランナーほど、
下り坂で姿勢を後ろの倒して
走ろうとする意識が出ています。
つまりは、車でいえば
アクセルを踏みながらブレーキも踏んで
車を前に進めている状態。
無駄にパワーを使っていますし
効率も悪いですよね。
逆に、下り坂が得意なランナーは、
下り坂が苦手なランナーに比べて
上半身の使い方が上手です。
特に、姿勢を無理して後ろに
倒さなかったり、
少し前傾の意識を持ったり
無意識で行っているランナーもいます。
どうしても、下り坂を走るときに、
姿勢を前に倒せばスピードが出る、
後ろの倒せばスピードが緩まる
という状態になりますが、
ほんの気持ちで良いので、
体の前傾する意識を持ってください。
そうするだけで、勝手に体が前に進み、
足もついてきます。
思い切って、ほんの気持ち姿勢を前傾して
走ってみてください!
②腕振りを少しコンパクトにする
腕振りを平地を走る時よりも
コンパクトに振ることが大事です。
なぜかというと、
下り坂を走る時というのは
スピードが少しだけ出て
足の回転も上がってきます。
走る際に、足を動かすよりも
上半身を上手に使えた方が
必ず楽に走れます。
上半身を上手に使う時に、
腕振りは絶対に必要不可欠であり、
腕振りをコンパクトに振ると
その分勝手に足の回転が速くなるので
ピッチ(足の回転)が自然と上がり
足が勝手に前に出やすくなります。
そしてスピードにも乗りやすくなったり
足へのダメージを抑えることにもつながります。
左が平地や上り
右が降り
ほんの少しですが、肘を畳み
コンパクトに振ることが大事です。
たったこの2つの意識を持てるだけで
下り坂をブレーキをかけずに
楽に走ることができます。
ぜひやってみてくださいね!
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