辛い!
なんだこれは!!
もうしばらくこんな練習はやりたくない!
考えただけでもうんざりしそう・・・

あなたが思い出すだけでも
嫌気がさすような練習ってありますか?

インターバルや30キロ走など、
速いペースだったり長い距離に
そんな抵抗を感じる事はありますよね。

でも僕は学生時代に1000×15や、
3分30秒での30キロ走などを
やっていましたが、 それ以上に
きついと思う練習があります。

それはLSDです。
Lはロング、Sはスロー、Dはディスタンス
つまり、ゆっくり長い距離、
時間を走る練習です。

今流行りの ダ◯語ではありません。笑

「LSDなんて長いジョグだから
そんなにきつくない」
と思っていませんか?

もしあなたがそう思うなら、
あなたが正しいLSDを
できていない可能性があります。

よく、ランナーの方と話をしていても

「LSDは楽だから、いくらでも出来ます!」

とよく聞きますが、もしかすると
LSDが楽で最高な練習だと思っているあなたは
長く走っているだけで力が
全くついていない可能性があります。

正しいLSDができるようになると、
マラソンの後半になっても
バテずに走ることができるし、
怪我をしにくい体を作ることも可能です。

でもこのLSDができないと、あなたは
いつも苦しい時に失速してしまい、
バラバラのフォームで
もがきながら走ることになります。

正しいLSDとはどんなものなのかと言うと、
「散歩から毛が生えた様な
ペースで長く走ること」 です。

わかりやすくいうと、
キロ7分〜7分30秒くらいで
120分〜150分走ります。

「みっちーさん、最初はそれくらいで
やってきたけど、 今はサブ3.5もできたし
もう少し速く走れます!後半もペースを
上げながら走ることもできますよ!」

という話をよく聞きますが
そのやり方は間違いです。

でもそれではLSDの良いところを
十分に吸収していけません。

キロ5分ペースで
120分走ったら24キロ走れます。
キロ7分ペースだと
20キロにも届きません。

確かにペースが遅いと
走る距離は減ります。

でも「地面に足を着く回数」は ペースが
ゆっくりの方が多いですよね。

つまり、地面からの衝撃を
その分多く足に与えることになります。
だから足作りや、足を絞りたい。

そう思うなら遅いペースの方が
効果があります。

それだけでなく、ペースを
ゆっくりにしようと思ったら
蹴って走る事はなくなります。

地面を強く蹴って走ると後半、
足にきて失速するのは明白です。

だからあえて、ペースを落として
地面を蹴らずに進むフォームを
LSDの中で身につけるんです!

力んでしまったり、後半あったまってきて
ペースが上がってしまうと、
無意識のうちにいつもの
自分の癖がでてしまいます。

だから、ペースを全くあげずに
長い時間走ると、 蹴らずに
リラックスしたフォームが身についていきます。

LSDは自己記録に関係なく
箱根を走るようなランナーや、
日本トップクラスの実業団選手でも
7分ペースで走ります。

力まずにリラックスしたフォームが
身につくまでは、 7分〜7分30秒ペースで
2時間以上走るのは相当なストレスを感じます。

速く走るだけで記録が伸びるなら
誰でもそうします。
でもLSDという練習があるのは、
ゆっくり走ることにもこれだけの
メリットがあるからです。

今だからこそ、 距離ではなく
時間をかけてぜひやってみてください。

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