「助けてくれー!
苦しいよー!
ここから出してくれー!」

あなたのシューズの中の足は
苦しそうな雄叫びをあげいませんか?

みっちーです。

大学時代の僕の足は
間違いなくこんな悲鳴を
あげていました。

なぜなら僕は高校の時にレース中に
シューズが脱げて監督から
しこたま怒られた事があり、

それ以来、これでもかってくらい
紐を締めていたからです。

「そんなに怒っちゃうのか!!」

ってくらいに怒られて、
監督のことは大っ嫌いになったし、
当時の僕は、レース中に後ろを
走っていた人が僕の靴のかかとを踏んで
脱げたので、 その人のことを
本気で恨んでいたくらいです。

なので、この僕にとっては、
大きな事件レースがあってからは
かかとが1mmも動かないくらい
ギチギチに固定しました。

「これなら、大丈夫だ。
完璧に脱げることもないし走れる!」

そう思って、きつく紐を結んでいました。

買ってから間もないシューズの紐を
引きちぎったこともあります。笑

また、よく言われている
「足はしっかりと固定された方がいい。
中で足がずれると血豆ができる」
という言葉は本気で信じていました。

しかし、僕はある日足が痛くなったので
病院に行くと疲労骨折と
診断されてしまいました。

そこで医師から衝撃の一言を言われました。
「紐をキツく締めてるでしょ?
それだけで、足の甲の疲労骨折に
なることあるからね。」

!?!?!?

もはや理解不能でした。
紐をキツく締める事が怪我に繋がるなんて
考えた事もなかったです。

むしろ緩い方が足が靴の中で動くから
良くないと思っていました。

僕は思わず先生に
「緩くしたらシューズが脱げた事があります。
それに、足が靴の中で動いてしまうと
力が発揮できないとよく聞きます。
それでも緩くした方がいいのですか?」
と、聞き返してしまいました。

すると、

「緩めすぎは確かに良くないよ。 シューズの中で
足の指がしっかり曲げられて、 足の裏全体が
地面についている状態がいいんだよ」

と答えが返ってきました。

今までの僕は紐を締めすぎて足の幅が
2センチくらい細くなったんじゃないかと
思うほどで、指も曲がらないし、
かかとと指以外は少し
浮いているような状態でした。

その状態だと、地面にしっかりと足全体からの
力を伝えて蹴る事ができないし、地面からの
衝撃を足全体で吸収できないから
怪我もするというだったのです!

足が治ってから早速実践してみると、
走っていても全く、足の甲が痛くならず、
しかも治ってからすぐのレースで
自己ベストがでました!

実際に、足の専門家の方や、オーダーシューズを
作っている方に話を聞いても、
締め過ぎはよくないし

少し足に余裕はあるけど
しっかりと靴ひもは締めている状態が良いと
伺いました。

市民ランナーの場合だと、比較的
靴ひもが緩めの方も多いので
しっかりと結んだほうが良いです。

僕のように締め過ぎには
注意してください(笑)

今まではきついシューズを脱いだ後の
苦しさから解放された
何とも言えない感じが好きでした(笑)

でも、それよりもレースで記録がでて、
なおかつ楽に走れる方が何倍もいいですよね?

なのであなたも、シューズを選んだ後は、
紐の結び方にも注意しましょう!

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