やばい!寝坊した!
電車に乗り遅れてしまう!
あと10分で電車が行ってしまう。
絶対絶命のピンチ!
 
でも僕の家から駅まではおよそ約1キロ。
キロ4分ペースでいけば間に合うかも!!笑
 
こんなやりたくない朝練習を
最近よくしています。笑
 
でも僕が大学生の時は、
電車に間に合わないと思っても
一切走らないと決めた時期がありました。
 
それは怪我をしていた期間です。
治っては怪我をして、 また治ったと
思ったらすぐ痛くなって、、、
 
という最悪の負の連鎖を
引き起こしていました。
 
そんな事を繰り返して落ち込んでいたら
ある先輩が僕にこんな事を言いました。
 
『また怪我したの?もう癖になってるね。
こうやって座ってるだけでも、
走った時の痛みを思い出せるだろ?
体がその痛みを覚えてるから、
お前は1ヶ月走るのも急ぐのも禁止!
もちろん電車に遅れそうだからって
足引きずって走るのもだめ!』
 
この先輩は僕以上に怪我の経験が多くて
それなのに僕より断然速い先輩でした。
 
体が痛みを覚えてるってどういう意味だ?
 
とりあえず尊敬する先輩
からのアドバイスだし、
痛みを完全に忘れるまで
試しにやってみよう!
 
と思って僕は1ヶ月間、周りから見たら、
水泳部だと思われるほど
泳いでいました(笑)
 
あの時は、プールに行くことが
僕の人生の全て!というくらいの気迫で
毎日必死に泳ぎ続けていました(笑)
 
ちょうど、なんちゃって水泳部?になって
1ヶ月が経とうとした頃、
 
僕は確かに私生活で痛みを全く感じなくなり、
「どんな風に痛かったっけ?」
と痛みを忘れていました。
 
でも、
 
「これだけ走ってないし、
今いきなり走るの怖いな。」
 
そう思っていましたが、
絶対に走らなければ
いけない時が来ました。
 
それは、 練習開始の
15分前に起きた時です。
 
まるで寝坊魔のようですが、
そんなこともあったんです!(笑)
 
寝坊はしたものの、
練習だけは足がちぎれても
遅れる訳にはいきません。
 
練習に遅れたらここには書けない
とんでもない事が
待っているからです。笑
体育会系ですからね。(笑)
 
だから僕は先輩に言われた事なんか
頭になく猛ダッシュしました!
たぶんあの時の記録を
計ったら自己ベストです。笑
 
きつさも感じず、とにかく朝練習のある
大学の競技場に行くことだけを考えて
無我夢中で走っていました。
 
なんとか競技場についた時
僕は気付きました。
 
あれ?足が痛くない!?
 
今まで再発を繰り返して完治しないと
思われた怪我の痛みが
全くありませんでした。
 
すぐに先輩にお礼を言ったら、
このように言われました。
 
「治ったと思って、少し走っては
痛めてを繰り返すと、 頭は痛くて
当たり前って勘違いをするんだよ。
そんなの何ヶ月続けても完治しないから
期間を決めて走る事をやめて
頭に痛くないって思い込ませるのも
大事なんだよ。」
 
なるほど!
と僕は強く感じました。
 
確かに、痛いかもしれない・・・
 
という思いから足が痛くなっていた
かもしれないし、気持ちの面から
痛みが出ていた可能性は
大きくあると思いました。
 
怪我を数えきれないくらいしてきた
先輩だからこそ言える言葉だなー
と思いました。
 
でもこの誰もがやらないような、
1ヶ月走る事も急ぐ事もしないこと。
痛みなんかないと頭に思い込ませること。
 
この2つをしたから僕は今でも
痛みを感じないで
走れてるなと思います。
 
マラソンに怪我はつきもので、
いつ怪我してもおかしくない
ものではありますが、
  
あなたは“気持ちの面”で怪我をしているだけで
本当は怪我をしていないかもしれません。
  
マイナスな気持ちだけで
足が痛くなることはあります。
 
痛い時は無理をせずに、
痛みから解放されることで
頭の中の怪我を治すことが早期回復にもなるので
ぜひやってみてくださいね!
 
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