『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
当館では12月より休館日を設けさせて頂くことになりました。
毎週 火・水 曜日が休館日となります。
来館を予定しているお客様はご注意下さい。
スタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ちしております。
「河口湖 音楽と森の美術館(旧・河口湖オルゴールの森美術館)」の
オルゴール修理工房では各種オルゴールの修理を承っております!
オルゴールの修理・販売のご用命は是非、当館へ!!
スタッフ一同、心より皆様のご来館をお待ちしております。
『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
当館では12月より休館日を設けさせて頂くことになりました。
毎週 火・水 曜日が休館日となります。
来館を予定しているお客様はご注意下さい。
スタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ちしております。
『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
トーレンス(THORENS)社のディスクオルゴール(AD30)の修理依頼が入りました。
故障の原因は樹脂製歯車(ウォームギア)の経年劣化に伴う破損でした。
(最近、樹脂製歯車の経年劣化に伴う修理依頼を多く頂いております。)
リュージュ社がAD30の製造を引き継いだのですが、
現在はウォームギアのみの部品提供は難しいのでは?との情報がありましたので
今回は当館の工房で作成することにしました。
☝丸い樹脂素材を加工すると・・・
☝金太郎飴のような歯車の棒が完成
☝オリジナルの歯車の寸法に合わせて調整して完成
画像3枚にまとめますと簡単そうに見えますが、
作成するにあたり、機械の準備やセッティング、リハーサルを行っております。
歯車1つ作成するのにたいぶ手間暇かけております。。
また、寸分の狂いもなく、全く同じ物を作成できる訳ではございません。
必ず組み込んだ後の動作確認、必要に応じて微調整を行っております。
部品のみの注文依頼はお断りさせて頂きますのでご理解頂けますと幸いです。
◆オルゴール、オートマタの修理ご希望の方は
以下のメールアドレス(技術部の佐藤宛て)に写真(正面、側面、背面、小さなオルゴールは底面)を添えてご相談くださいませ。
E-Mail・・・h-sato@kawaguchikomusicforest.jp
メールが出来ない・苦手な方は当館へお電話を頂ければ幸いです。
折り返しお電話させて頂きます。
『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
あまり需要は多くないと思われますが、告知させて頂きます。
当館では自動演奏楽器の修理・メンテナンスのご相談を承っております。
季節毎のベルト調整、フイゴの張替え等…
修理費に加え、出張費、交通費などが加算されますので総額は高額になります。
予めご理解頂けますと幸いです。
修理やメンテナンスをどこに依頼してよいかわからない場合は
是非、当館にご相談ください。
☝滑車を動かすベルト
◆自動演奏楽器修理のご相談は
以下のメールアドレス(技術部の佐藤宛て)に写真を添えてご相談くださいませ。
E-Mail・・・h-sato@kawaguchikomusicforest.jp
メールが出来ない・苦手な方は当館へお電話を頂ければ幸いです。
折り返しお電話させて頂きます。
『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
お客様からお預かりしていたアンティークオルゴール【メルモフレール】の
修理が終わったので、どんな作業をおこなっているか少しだけご紹介いたします。
☝オーバーホール完了した状態
長年、メンテナンスされていなかったようで汚れがひどかった為、
全ての部品を分解して清掃を実施しました。
不足している部品は新規作成し、消耗している部品は交換を行いました。
オリジナルの状態で問題のある動作や構造が無いかチェックして
危険性のある部分は改修する場合もあります。
仕様変更については、基本的に改造はお勧めしておりませんが、
お客様のご希望があればご相談いただければと思います。
アンティークオルゴールのオーバーホールはお時間を頂きますので予めご了承下さいませ。
◆オルゴール、オートマタの修理ご希望の方は
以下のメールアドレス(技術部の佐藤宛て)に写真(正面、側面、背面、小さなオルゴールは底面)を添えてご相談くださいませ。
E-Mail・・・h-sato@kawaguchikomusicforest.jp
メールが出来ない・苦手な方は当館へお電話を頂ければ幸いです。
折り返しお電話させて頂きます。
『河口湖 音楽と森の美術館』技術部の佐藤です。
少し残念なことがあったので記事にさせて頂きます。
先日、オルゴール修理の依頼を頂きました。
お話を伺うと、どうやら「おもちゃの修理」をしてくれるところに一度、
オルゴールを修理に出したが「ゼンマイが伸びきっている」と診断されたとのことでした。
ディスクタイプのオルゴールはゼンマイが伸びきって演奏が1曲程度しか出来なくなることがあります。
よくお土産屋さんで販売されているシリンダーオルゴールはゼンマイが伸びきる前に
他の部品が壊れることが多いので「何かおかしいな・・・」と感じておりました。
お預かりしたオルゴールを確認したところ、ゼンマイは状態もよく、とても元気。
櫛歯は半分以上が欠損していました。
この状態はオルゴールの分解手順を間違えた場合に起こり得る状況に近い状態です。
※犯人捜しをしている訳ではありません…
☝オルゴールを普通に使用していれば櫛歯がこれほど多く破損しません
そもそものオルゴールの不良原因はガバナーというクルクル回っている部分の問題でした。
☝部品を新規作成し補強
他にもひと通りのメンテナンスを実施して修理は終了。
しかし貴重な30弁のヴィンテージオルゴールを壊さずに綺麗に修理できたかもしれない!!と思うと
とてもモヤモヤした気持ちになり、記事にさせて頂いた次第です。
そしてタイトルにも書きましたが『オルゴールはおもちゃなのか?』という疑問です。
恐らくご購入された際に「おもちゃ」として購入されるケースは多いかと思います。
我々も「おもちゃ」として販売している側面がございます。
しかし、修理をする際はまず「オルゴール」として捉えて頂きたいです。
オルゴールの修理は知識の無い方には難しく、最悪の場合は壊してしまうからです。
「修理をしたい」とお考えになる場合、そこに大切な思い出が込められていると思います。
【オルゴール】修理の主治医はぜひ、オルゴールの専門家へご相談ください。
◆オルゴール、オートマタの修理ご希望の方は
以下のメールアドレス(技術部の佐藤宛て)に写真(正面、側面、背面、小型のオルゴールは底面)を添えてご相談くださいませ。
E-Mail・・・h-sato@kawaguchikomusicforest.jp
メールが出来ない・苦手な方は当館へお電話を頂ければ幸いです。
折り返しお電話させて頂きます。