おはようございます。今日もご訪問ありがとうございます。
 
工事が始まった広尾クッキー屋プロジェクトですが、先日、アトリエで使用する食器選びをしました。家庭でもそうですが、お店だと特に、お皿が割れてしまった時、すぐに同じものがオーダーできるかどうかって、結構ポイントになってくると思います。
 
20年以上前になるけど、食器にやたら詳しいローリーという女友達がいて、よく一緒に食器屋さんに行ってレクチャーを受けてました。あまりに詳しいので、お店の人に「うちで働かない?」って、その場でスカウトされてました。そのローリーに教わって実践したことが2つあるので、シェアしますね。
 
 
まず、好きな柄を1つ選ぶこと。そして、その柄の食器を最低6人分揃えること。
 
↑例えば、このイギリス、スポード社のブルーイタリアンが好きなら、左から、サラダ皿、ディナー皿、前にあるカップ&ソーサー、一番右のパン皿、この5個セットを6人分揃えるってことです。
 
5個セットで購入する方が、一つ一つ購入していくよりお得です。安い陶器でない場合は、それこそ月にワンセットづつ買い足していくとか、それでも無理ならセットで買うのは諦めて、今月はディナー皿1枚、来月はもう1枚と、ゆっくり購入していくのもありだと思います。その方が、食器一つ一つを大切にするからです。
 
お客さんの多い家は6人分でなく、必要な分を買い足すといいですよ。ローリーは12人分揃えていました。私は10人分揃えています。
 
 
次は、もう一つ別の柄を選びます。この柄は最初の柄とミックスして使っても素敵になるような柄。ローリーの教えによれば、最初の柄と同じだけのセット数があれば、今後困ることがないわよ、と。私は最初のお皿と同じく6人分揃えました。そういえば、ローリーが2つめの柄を探す時、自前のお皿をお店まで持って行って、そのお皿片手に店中のお皿と合わせて吟味していました。
 
 
↑これが1つ目の柄、ウェッジウッドのエドミーで、
 
↑2つ目の柄は、エドミーに合うスポード社のピンクタワーで、
 
↑ミックスして使うと、こんな感じです。いつもいつもミックスする必要はないですが、ひとつの柄だけだと、テーブルが単調になってしまいます。別の柄を使ってミックスを入れると、リズム感が出て、楽しい食卓が作れるってことです。
 
あと割れてしまっても、それぞれの柄で6人分のお皿があるので、お客さんが多少多くなっても、それこそミックスして使えば、数は足りるし、統一感があります。
 
 
前にアップしたお皿のミックス例です。下にクリーム色のエドミー、その上にピンクタワーのボウルを乗せて、ラズベリーアイスで色も合わせてみました。これは、今度『疲れないおもてなし料理』のメニューとして、広尾で料理クラスをやることになりました。また追ってアナウンスしますね。
 

こちら、20年近く愛用している食器関連のサイトです。これもローリーから勧められたサイトです。すでに生産終了した柄もこのサイトから購入することができます。
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このサイトから、何時間もかけて好きな柄を探し続けています。
選択肢が多すぎることの不自由を感じながら、それでも有意義な時間となりました。
 
どんな柄に決まったか、是非アトリエの方に足を運んでください。いろんな面白い企画も考えているようです。