🍸️😐
『 天 先生………。』
🤨
《 あれは … まだ私が 18歳だった頃だった…》
《 当時の私は まだ若く 身に付けた 》
《 退魔師の力に 完全に驕り高ぶっていた… 》
《 そんな私の傲慢な心中を見抜いた 》
《父、元老院は》
《 私を奈良県の山中にある 》
《とある修行の場に向かわせた……。》
《そこは焔山…》
《 別名【炎熱地獄】》
《 そして そこには人々から 》
《【怪物】と呼ばれ 恐れられている 主が 》
《 待ち構えているという… 》
《 そこで私が出会ったのが 天 先生だった…》
👩🏻🦰
『 私は この 焔山の主
火振 天。。
みなさん、
修行の地 焔山 へ ようこそ!』
🧑🧒👶🏻👱🏻♀️
👦🏻👧🏻👨🏻🦲👩🏻
😧
《 この女が…
人々から 怪物と呼ばれ
恐れられているという 里の主か……… 、
なんと… 、 なんと 美しい……
まるでこの荒れた地に咲く紅い一輪の華だ……》
👩🏻🦰
《 火振 天‥‥ 》
《燃え盛る炎のような
紅く美しい長い髪の女…》
《 そのあまりの美しさに 》
《 私は ひと目で 心を奪われた……… 》
😶
《 この日から 私の目的は 》
《ここで修行し強くなることではなく‥ 》
《 より 強くなり … 》
《 いつか,この女を自分のものにする… 》
《 そんな歪んだ欲望に変わったのだ… 》
👩🏻🦰
《 先生は生まれつき 》
《 目が見えていなかったらしく… 》
《 瞳を閉じたまま 》
《 いつも 穏やかで 》
《 優しい微笑みを浮かべていた… 》
👩🏻🦰👹
《 しかし… いざ修行の時間となると… 》
《 先生はまるで鬼を喰らう羅刹が如く… 》
《 焔山での修行は 実に過酷を極めた… 》
《 それはもはや 》
《 修行という領域をはるかに越え… 》
《 まるで生死をかけた 戦場の場と化していた… 》
🔥🔥🔥
🧑 🔥🔥🔥
『 な…、鉄の柱が一瞬で熔けた……!!、』
『 あんなの人間が食らったら …
一撃であの世逝きだ…!、』
🔥🔥🔥
🤨、 🔥🔥🔥
『 諦めるな!、 3日間……、
たった 3日間…
生き残ればいいだけだ!、』
🔥🔥🔥
👨🏻🦲、 🔥🔥🔥
『 バ、バカいうな‥‥ ただでこのさえ
このバカ熱い灼熱地に‥‥‥ 、
いつどこから あの女が爆炎を撃ってくるのか
わからねぇんだぞ‥……、』
🔥🔥🔥
🤨、 🔥🔥🔥
『 霊力を全身に張り巡らせろ!、
そうすれば
炎熱に対する耐性ができるし、
先生が炎を放つ前に
気配を察知することが出来る!』
🔥🔥🔥
🧑、 🔥🔥🔥
『 簡単に言うな!、
おまえには簡単なことでも
おれたちは おまえほど
の力を持っていないんだ!、』
🔥🔥🔥
🤨、 🔥🔥🔥
『 チッ…、
なら2人1組でペアを組むんだ!、
一人は気配の察知する役、
もう一人は防御壁を張る役、
どうだ?、これなら出来るだろう?。』
🔥🔥🔥
🧑👨🏻🦲🔥🔥🔥
『 よし!その作戦に乗った! 』
🔥🔥🔥
🤨👦🏻 🔥🔥🔥
『 おまえは オレとペアを組むんだ!』
『 う、うんっ… 』
《 僅か 数日間の間に修行に訪れた者たちが 》
《 そのあまりの恐怖と苦痛に戦意を喪い》
《 次々と脱落して行き… 》
《 半年後には 》
《 炎熱監獄で残った者は 》
《 私と 私の2つ年下な弱々しい少年…》
《 海童 だけだった……… 。》
👩🏻🦰
『 はい! 修練は
ここまでにしましょう。
明日の修練はもっと厳しいですので
それまで ようく体を休めるように!』
😏、
『 フフッ‥‥
何とか生き残ったな‥?
おい!?、大丈夫か? おまえ? ☆』
👦🏻、
『 ぼ、僕‥
もう立ち上がる力も残ってないよ~……、』
《 この気弱なそうな少年、海童には 》
《 当時の私を上回るほどの高い霊力があった 》
《 しかし、持ち前の 気の弱さと 優しさが 》
《 邪魔をしてか‥ 自分で本来の強さに 》
《 蓋をしてしまっている印象を持っていた… 》
👩🏻🦰クスッ‥♪
『海童 君‥』
✋🏻
🔥ボッ‥
👦🏻、
『 ひ、ひぃーっ…、
僕を黒焦げにする気なの…、?!』
😆
『 ガッハッハ! 大丈夫だ! 海童♪
それは攻撃するための火じゃない☆
先生は おまえの傷や体力を回復させて
くれようとしているんだよ!
先生の霊気を探ってみ?! わかるからよ!☆』
👦🏻、
『 ほ…、 ほんとだ!?
優しくて 暖かい 霊気の火だ ♪☆』
✨
👦🏻✨
『 す、スゴい!! 本当に元気になった!!』
《 先生の炎は 敵を攻撃するためだけの
ものではなく… 》
《 傷を癒したり、不安に怯えるひとの心を 》
《 暖めて安心させたり することも出来た… 》
《 ただそれらの全ての表現法方が 》
《 炎というだけなのだ…… 》
👩🏻🦰
✋🏻
🔥
『 さて 次は とらお 君の番ですね。』
😒
🖐️
『 おーっと。
オレには それは必要ねーぜ。
先生よ~。
オレには生まれつき特殊能力があって
失った体力や負った傷は半日もあれば
回復するよう出来ているんだ…。』
👩🏻🦰
『 まぁー そんなすごい能力があるなんて☆』
😏、
『 ヘヘン、すごいだろ?、
この能力を持つのは歴代の重家でも
このオレだけなんだぜ。
少しは おれのことを
男として意識してくれたかい? 先生? 』
👩🏻🦰プッ(笑)
『 はいはい。 すごい すごい♪☆』
😒、
『 チッ…。 ガキ扱いしやがってよ……。』
👩🏻🦰
『 もう寝なきゃ☆
寝不足はお肌の大敵だから
とらお君も 良い子だから もう寝ようね。』
🤨ムッ 、
『 いいか!
先生、あんたがそうやって
余裕をかましていられのは今のうちだけだ…
おれは 必ず あんたをおれの方に振り向かせて
みせるからな~!』
👩🏻🦰
『 もう… 冗談 言っただけでしょう…。
何も そんなに怒る必要はないでしょうに…。』
🤨、
『 おれにとって あんたのことは
冗談じゃなくて 本気なんだよぉ~!!』
👩🏻🦰、
『 ちょっと とらお君、何処へ行く気?
この修行場の領域から出てはダメよ!
ここの夜は通常の世界には存在しない魔物も
身を潜めているのよ!、』
🤨、
『 くっそたれ!! おれのことを
バカにしやがって~!!』
👦🏻、
『 あ、先生、僕が行って説得してくるから
大丈夫だよ~。』
👩🏻🦰
『 …………。』
🌲🌲🌲🌲
──🤨────👦🏻、
『 ちょっと ちょっと~
どこへ行く気だよ、アニキー!』
😏
『 ふふん、実はこれは どっきりだ!
いつも精進料理みたいなのばかりじゃ
元気出ねぇ~からな!
それにあの女の作る料理は………🤮
だから これから イノシシ や シカや
ツキノワでも捕まえて
オレが料理して
あの女に 旨い肉でも食わして
やろうと思ってよ~♪
そうしたら あの女も オレのことを
気に入ってくれるだろうよ♪
これは実戦も兼ねている
おまえも 得意な 【魔笛】を使え
いざというときに役立つことになる
だろうしな!』
👦🏻
『 そうか! さすがアニキだ!』
─═😶═──────
🤨
『 待て!!
誰かいる……。』
👤👤👤
『 これは これは
あの怪物女のとこにいる修行僧ではないか。』
『 あの女には いつも辛酸をなめさせられてい
たからな~……。』
『 弟子のおまえたちを嬲り殺しにすれば
あの少しはこたえるだろう……』
🤨
『 ふんっ お前らが 話に聞いていた
先生に ちょっかいを掛けて悩ませている
闇道士とやらか?
いつも随分と卑怯な手を使うらしいじゃ
ねぇか☆
おもしれぇ~!!
返り討ちにしてやるぜ!!』
👤👤👤
『 フッフッフッ…
どうやら この坊や
我らと本気でやりあうつもりでいるらしい…』
『 これは愉快な。。。 せいぜい我らを
楽しませてくれよ のぉう。。。』
『 ほれほれ きたまえ きたまえ☆』
👦🏻、
『 ア、アニキ~………、』
😏
『 大丈夫だ。 海童。
RPGゲームと一緒だ……
俺たちは地獄と呼ばれる
天下の火振 天 の もとで
修行して 既に半年間は経過している
もう その時点で 俺たちはもう
レベルアップして並みの退魔師よりも
数段、強くなっている
それに オレにはわかる!
コイツらは 三下レベルで大して強くない… 』
👤💢💢💨
『 なんだと、
貴様~ 我らを侮辱することは…
万死に値するわッ!』
👤
『くらえ! 餓舎髑髏ッ!!』
💀ケケケケッ
╱ ╱ ╱ ╱╱╱╱╱
🤨 🤚 ╱💥💀
『重家流 陰陽術 ╱ ╱ ╱
天叢雲!!』
🤨 🤚 💥☁️☁️
…‥:‥…:
👤…‥:‥…:
『 ば、ばかな…
我が 暗黒術が撃ち破られただと……
これは一体……。』
😏
『 おっと‥ まだ動かない方がいいゼ‥
あんたの身の回りには 刃の霧が立ち込めて
いるようなものだからな~
あんたは人質だ…
あとでいろいろと情報を聞き出してやる。
フッ…、しかし、まぁ
何が 餓舎髑髏だ
御大層な術の名前を付けやがって
ただ の 幻術でカモフラージュした
暗黒衝撃波じゃねぇか!
少しは 気合いを入れてやってくれねぇかな?』
《《《👤》》》
『 ほほう、 私の得意とする術に
似た方術を使うのか!?
これは おもしろいではないか☆
ここは私に任せなされ!
暗黒術 鎌の鼬!』
────══
🤨
═══
──═════
『 そして 天叢雲は変幻自在に
かたちを変える攻撃術だ
重家流陰陽術 …
天叢雲十束之剣 』
💥:‥:‥
💥:‥👤:‥…💥
『 ぎゃぁぁーっ!
ば、ばかな あやつの刃の術が
私の術を跳ね返しおった‥‥』
😏、
『 へぇ。これは意外だった
悪魔に魂を売ったヤツらが
ひとと同じ赤い血を流すのか‥‥?
これは笑えるな☆』
🗡️👤、
👦🏻
『 動くな!! さもなくば
こやつの命がないぞ……!』
🤨、
『 くっ、海童‥‥、』
👦🏻
『 あ、アニキー… ごめ~ん…、』