嫌な過去を思い出してしまった…… | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

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明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


会社の帰り道

急に☕️シナモンカプチーノを飲みたくなって

駅近くのカフェに寄った。




すると 何故かわたくしと同じ

☕️シナモンカプチーノを飲んでいた

浮かない顔の中高年のサラリーマンを

見た目とき

何故にオレは目を逸らしたんだろう。。。





そうしたら 急に嫌な過去を思い出してしまった…

それこそ もう 遥か古の如き話であるが……




そう あれは 奇跡的に柔道が強かった

若き日のオレ。。。




オレにはずっと気に入らない奴がいた。

そいつは 背が高く爽やかなイケメンで

スポーツも出来て も勉強も出来て

明るい性格で優しくて

人望も厚くて

そいつの周りにはいつも

笑顔のやつらが集まり賑やかだった………。




それとは対照的に このオレはというと

背が低くて 病弱で 貧弱でスポーツも苦手で

勉強も出来なくて 

 オレの周りには誰もいなくて


オレの周りに集まって来るのは 

疫病神と貧乏神と地縛霊と

身に覚えのない水子霊や

ホモ野郎ぐらいで。。。




そんなオレは 誰かの幸せそう姿を見ては

羨み妬み僻み叩き それでいて自らが

正義にあることに憧れる

正真正銘の人間の屑だった。。。






いや、正直に言おう…

オレには  いつもそいつの背中が眩しかった……

どんなに懸命に走って手を伸ばしても

そいつは いつもオレより速く

遥か前を走り

また手が届かない高みに行ってしまう。、

そして、周囲の者を味方につけてしまう。、


それはオレは出来ないことだった


だから、

そいつの事がとにかく気に入らなかった。。






そいつに話し掛けられても口も聞かなかった。。。






そして 何年か経って 高校生になって

オレはさらに根暗な屑に成り下がっていた。。。






更にオレにとって最悪に気に入らないことに

ソイツもオレと同じ学校に進学していて

クラスメイトになっていた。。。



また、あの抜け出せないオレの悪夢が

始まるのだと。。。




高校生になってやりたいことがあった

それはたまたまその頃やっていた

柔道の漫画の影響で

オレは全く知識のないまま柔道部に入った。


ところが、ヤツも柔道部に入部してきたのだ。。

既に黒帯でセンスいいヤツはすぐに

弱小柔道部の期待の星となっていた。。。



それとは対照的に

オレは何をやってもグズで

いつも顧問からクソミソに激を飛ばされて

いた……





そのせいか

オレはとにかく そいつの事が気に入らなかった…






そしてそんな感情とは裏腹に

皮肉にも ひと月した頃には……

このオレすらも いつの間にか

そいつに心を掴まれていた。。

コイツこそ親友だと思った。







そして 入部して半年ちょいが経過した頃、

階級こそ違えど

気が付けばオレは 白帯ながらも

ヤツと肩を並べるほどには強くなっていた。。。

オレこそ正義と大見得を斬った。。




オレはヤツと同じようにその強さが

天賦の才から来ることであることを

必死に装ったが。。。

本来のオレに

そんな才能やセンスなど

欠片もあるわけもなく。。。



ヤツに追い付くためにオレが裏で

どれほどの

努力を重ねたか言うまでもあるまい。。。




そして田舎の小さな大会ではあるが

何度か出場することが決まり

周囲の予想に反するかのように

銅→銀という結果だった。。。

なのに誰も喜んでくれない。。


いつも評価されるのはヤツだけで

オレの存在など ただのヤツを強くするための

噛ませ犬であり、ヤツの華々しい活躍を彩る

ただの影でしかなかった。。。




そして こんなオレにも恋の季節が訪れた

オレは 女子柔道部員の 華ちゃんのことが

好きだった。。。




次の大会で三位以内に入ったら告白しようと

決めていた。。。




結果、オレは また銀。。。

金とったヤツがレベル違いすぎた。。

でもヤツよりかはマシだ

何故なら層の暑い階級だった 

ヤツは 残念な結果に終わったからだ。。。




そして、大会のあと 華ちゃんのもとへと

オレは走った。。。



そしたら。。。



華ちゃんはソイツと

○✕△を○✕△で

○✕△を○✕△ばしてました。。。😭





いつの間にか ヤツらは付き合ってました。。😭





何でやねん!!

なんで お前はいつも いつも

オレの前に立ちはだかり

オレの大切なものを奪うんや~!!😭






オレはその日、部に戻らず

家に戻って号泣しながら

さだまさしの曲を歌ってましたから!!😭






泣きながら寝て朝起きたら

オレの体の中から

ヤル気と力とエネルギーが

すっかり抜けていました。。。



なんなら魂すら抜けていました。。。




モゲラに肩の水晶を破壊された

スペースゴジラの如く一気に弱体化しました。。。






そして数日間、引きこもって

何日かして部に行くと

オレは仮病でズル休みしたヘラクレスと

呼ばれていた

(試合の時の動きがカブト虫に似ていたことから
悪ふざけてヘラクレスと。。。)



部で華ちゃんに頼まれて


華ちゃんと練習試合をすることになった。。。




しかし、華ちゃんを前に

さらに弱体化したオレは華ちゃんに

コテン。。。とチキンのごとく軽く弾かれ

その際に華ちゃんの80㎏の全体重が

オレの足の上に乗った。。。😱





しばしの間。。。

オレは柔道部員ではなく

両手に杖を持つ 魔法使い となった。。。




そして その日から おれはドジで

ひとりで勝手に骨折して

華ちゃんのことを泣かせた部の悪者

悪役(ヒール)ヘラクレスとなった。。


ケガ人は正義じゃないのか。。😭




結局、退部届を出してやめたけれど。。。

オレに声を掛けてくれるヤツは

ひとりもいなかった。。。😭




華ちゃんが食べ掛けのハイチュウ

くれたぐらい。。。😭








それから かなりの時が過ぎて

Berryz工房が無期限活動休止になった頃。。。





近所の本屋さんで 月刊宇宙船を


買っていたところ 偶然にも


すっかり 禿げ散らかした小太りの

ヤツと再会した。




久々に話したところ


ヤツは 言っていました。


あの頃の

わたしのことを

いつもしつこく食らいついて来て

いつ追い抜かれるかヒヤヒヤして

こわかったと。。。




そして部の顧問の先生はひそかに

言っていたらしい。。


思い込んだときの わたしは

田舎の弱小部の部員の中では

頭ひとつ抜けた存在で

わたしをもっと鍛えたら個人としてなら

全国大会にもあるいは狙えたかも知れないと。。


そのために必要以上にわたしにだけ

厳しく指導していたのだと。。。


最後の方も敢えて声を掛けず

厳しい態度のままでいたが

結局、それが仇となって私のことを

退部させてしまったことに対して

申し訳ないことをしたなと

言っていたらしい。。。



自分のことを噛ませ犬と思っていたのは

ヤツも同じで

私だけではなかったらしい。。。




それを言われて

私は思わず素で言ってしまった。。。






😰ガビーン


いや。。。

いまごろ  それを言われてもよぉ。。。💧






こうしてわたしの青春の思い出は

終わった。。





そんな苦い思い出を

わたしの目の前で

わたしと同じシナモンカプチーノを

飲んでる【ヤツ】を見て思い出して

しまった。。。





わたしはとにかくヤツのことが

気に入らない。。。







癒しの画像あげます。☆