②はさはさかします(最終回・前編) | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

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明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆

【高級料亭 和母】

👏🏻👤

🍶
🦀🌿
『 おお~っ☆ これはまた随分と立派な

カニですなぁ~☆』





🧓🏻音威子府総一朗
『これは有り難い

 金色に輝く見事なカニですなぁ~☆』




🦀🌿
💴💴💴💴
💴💴💴💴




日本の不正を正す党党首
🧓🏻音威子府総一朗

『 それで………。


単刀直入にお訊きするが…

私に何をしろと…?』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 さすが 総一朗先生 ご察しが お早い…

実は先日、昔,生き別れになった

私の息子が見つかりました……。







🧓🏻
音威子府総一朗

『 ああ。☆

この前、テレビで見ていたよ。

あれはヤラセではなく ホントだったんだね。

まさかピラミッド酒造の社長が

会長の御子息であったとは

すごいですなぁ~☆

私も大の焼酎好きだが ピラミッドの焼酎は

古き良きものを保ちつつも いつも斬新で

私はすっかりピラミッド酒造の焼酎の

ファンになってしまったよ…。

とてもやり手の息子さんのようですな☆』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 ええ。

だから困っているんです……







🧓🏻音威子府総一朗

『 困る?  それはまた… どうしてだい?

息子さんが活躍することが嬉しくないのとは

これいかに?』








👩🏻‍🦱舞桜会長
『 とらおには 正式にファイズの後継者に

なって貰わないと…‥。

ピラミッドのような小さな会社で

あまり 活躍をされて…もですね……。』








🧓🏻音威子府総一朗

『 なるほど。。。しかし、

ピラミッド酒造も小規模とはいえ

いまや世界からも注目を浴びるほどの

酒造メーカーですぞ。

しかも、現在はライバル会社のKATUO酒造の

丘珠あやの社長と交際して

前より注目を集めているとか……?』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 彼女は 亡くなった主人の連れ子だった次男,

勝男の婚約者だったひとで、

KATUO酒造の名前は

その子の名前から名付けられました。。。

そして、勝男が天国へ旅立ったあと

取り残された彼女に経営戦略のノウハウを教え

たのはこのわたくしです。。


彼女がKATUO酒造の経営者として活躍すること

は大いに結構ですし……… 


交際すること自体は自由です……

ですが,結婚となれば話は別です…


とらおは このわたくしの子供として

生まれてきた以上,グローバルファイズの

利益となる縁談を強いられるのは必然のこと
なのです。


それに とらおの結婚相手となる方は

もう既に決まっています…


それは とらおもよく知っている方です。』










🧓🏻音威子府総一朗

『 いやはや…  なんというか……

あなた様も何やら 

いろいろと複雑のようですな……。』










👩🏻‍🦱舞桜会長
『 はい。

自分の業の深さは私自身も自覚しております。

しかし………

かつて 愛する者に去られ 愛する子を手放し

ボロボロの状態だった  若き日の私は 

道端で倒れていたところを

グローバルファイズの会長であった

北斗鱈之助 に救われ 彼に言われるがままに

そのまま一緒になりました。。



鱈之助には既に 亡くなった前妻さんとの

間に  辰雄に勝男、双子の連れ子がおりました。

ふたりとも とても良い子でした。



しかし、何故でしょうか…


私は頑張ってこの子たちの母親になろうと

強く思えば思うほど…


私は ふたりの子に対して

愛情という感情を持つことができなかった…

主人との間に誕生した リサにさえも……

それは変わらなかった……




すべては…  

あの日、自らの意思で

とらおを手離してしまったときから

私の大切な何か何処かに置き忘れ

硬く扉を閉ざしてしまったのかも知れません。

私は与えてあげることの出来ない

愛情の代わりに 欲しがるものを買い与える事で

その穴埋めをしました…

唯一、うれしかったのはあの子たちが

何かしらの競争に勝ったときだけ…。

そのときだけ大いに褒め称えてあげました…

その結果、私の事を振り向かせようと

兄弟同士でいがみ合い競い合うようになり
ました……


そして最も心の優しかった勝男は兄弟同士

のいがみ合いに疲れ家を離れ…

勝男に懐いていたリサも勝男の後を追うように

家を出て勝男の秘書となりました…

そして

最も 賢かった辰雄は歪んだ心の持ち主に

なってしまいました……。








🧓🏻音威子府総一朗

『 まるで……。』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 まるで鬼だ。。。

 そう仰有りたいのでしょう

自分でもそう思います。。。


ですが、鬼にならなければ

主人から託されたこのファイズを外敵から守り

何千人にも及ぶ社員たちの生活を保証すること

は出来ません。。』








🧓🏻音威子府総一朗

『 辰雄君では……ファイズを守れないと……

そういう事ですかな……?』








👩🏻‍🦱舞桜会長
『 はい…。

 かわいそうですが,あの子は

その器にありません……。


ですが、とらお なら話は別です……

私たちには思いも着かないような商業戦略

そして…… あの子には私たちにはない

なにかを持っていますから…』







🧓🏻音威子府総一朗

『 なるほど…

それで……  実の御子息である とらお君を

ファイズに取り込むための手助けを私にしろと……,

そう仰有るわけですな。

しかし、そういう御事情でしたら

尚のこと、この私に出来ることなどありますかな……?』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 勿論でございます。

 それに もうひとつ……

目的がありまして……』







🧓🏻音威子府総一朗

『 はて…… もうひとつ…?』









👩🏻‍🦱舞桜会長
『 実は私、ここ北海道こそが 第二の都市と

なると予測しておりまして。


ここ 北海道を拠点に日本国内で

手広くビジネスを展開しようと考えて

おります…    そのために

滝川 MARKETING と繋がりを持ちたいと

思っておりまして ……

確か、先生は 滝川初範 社長とは

学生時代、剣道部の先輩後輩の

間柄だったとか……?







🧓🏻音威子府総一朗

『 確かに 滝川君とは親しくさせて

いただいているがね……

だがね、

失礼ながら申し上げるが……☆





👩🏻‍🦱舞桜会長
『 滝川社長が わたくしの事を快く思われて

いないことは存じ上げております…

ですが……

滝川社長は今回の

このわたくしの 申し出を断れないはず……。』






🧓🏻音威子府総一朗

『 と…  申しますと… ?』







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 ふふふふ☆

先生に 私の新しい秘書御紹介致します。』







👤
『 失礼致します……。』









🧓🏻音威子府総一朗

『 おやおや…、君は……。 』








👩🏻‍💼滝川ゆりな
『 はじめまして…☆

会長の秘書になりました

滝川ゆりなです☆』








🧓🏻音威子府総一朗

『 こいつは…、驚いた……

初範君の娘さんじゃないか……。







👩🏻‍🦱舞桜会長
『 はい。☆

そして 彼女が とらおの結婚相手と

なる手筈となっております。』









🚗

🧓🏻『今日はこのまま家に帰るよ。
____              車を出してくれたまえ。』
🧑🏻‍💼
『 かしこまりました。』








🧓🏻音威子府総一朗

『 北斗舞桜……。 

勝つためなら手段を選ばない女か………

噂どおり

ありゃぁ~…    本物の鬼だ……。』



_________________




😊
『 あっやのちゃ~ん♪

お風呂の湯が沸きました~♪☆

今日はラベンダーにしてみました~♪☆』






👩🏻‍💼あやの
『 ありがとう♪☆

じゃあ  わたし先に入るね♪

とらくんは あと から来て♪☆』








🥴
『 はぁ~い♪☆  じゅう 数えてから

行きまぁ~っす♪☆


い~ち…、   

じゅ~う……、

あっ、あっ、……

あっやの~ちゃぁ~~~ん♪💕☆』😍






♪【ピンポーン】





😅
『 にゃーっ

も、もうぉ~、💢

こんないいときに~~、

何なんっ?!

はぁーい、どこのどなたですかあ~~…






♪【 宅配便でーす  

お届け物が届いておりまーす!!♪】









📦😯💦、📦
『 お、差出人は 

ま、舞桜会長からだ……。』




📦📦📦
📦📦📦


😅
『 えっ?   まだあるんですか?』


📦👨🏻‍🦱💦
『は、はい   あと5箱ほど……💦』






🧖🏻‍♀️あやの
『 もぉーっ…  とらくん

何やってのー?   遅いぞぉー………』





数分後……  ピッポッ♪





👩🏻💢💢💨
あやの
『 オラァー!!  

とっとと来いや おんどりゃァー!!💢💢💨




😅
『 い、いや……、それが、その……

舞桜会長からの贈り物で

カニ  段ボール1箱分……

こんなに食べきれないよね…、』

🦀🦀🦀🦀
🦀🦀🦀🦀




☝🏻👩🏻💦
あやの
『 えー!!   どんだけー!!  







😅💦
『 取り敢えず 会社の大型冷蔵庫の中に
置かせてもらうとしよう💦』