【MOTHER城】
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MOTHER(佳奈)～完全体～／竹内朱莉
『 私は……
ほのかさんには
あえて力を与えなかった‥…
何故なら…
あのひとの中には
得体の知れない
何か力が眠っていたから……
それが何か確かめたかったの……
その力がどんなものなのか
どうしても知りたかった
だから力を与えるふりをして
あえて泳がせたの…………。』
👸🏻
『 でも……
私はいま，
ほのかさんのことを…
危険な人物と判断した……
十味……。
聞こえる？……十味……。』
👩
十味∶
『 はいっ。MOTHER……
聞こえております……。』
👸🏻
『 ただちに
ほのかさんを始末なさい……
そのひとはいま
脅威的な何かに目覚めようしているのを
感じます…
急ぎなさい……。
十味……………。』
👩
十味∶
『 はっ。すべては
MOTHERの御意志のままに……。』
👩🏻《ほのかの回想シーン》
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∶·∶‥👩🏻💼═════════════
優絵夢∶═════════════
『ぐはっ……、
どういうつもりなの
ほのか……
あ、あんた寅男を裏切るつもり……、』
👩🏻
🖐🏻
ほのか∶
『 お姉ちゃん、ごめんさい…
彼を取り戻すためには
わたしには
もうこの手段しかなかったの……』
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·∶‥👩🏻💼═════════════
優絵夢∶═════════════
『 ざ、残念だけど…
今のアタシはほぼ不死身……
アタシに命を与えた寅男以外に
アタシをやれる者はいない…
ほのか……
ほのかぁ～………
裏切り者には……
死の制裁を！！』
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☀️🔥
👩🏻💼優絵夢
🖐🏻
『 偽りの太陽！！
ほのか……
あんたは存在ごと
この世界から消滅するのよ……。』
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🔥🔥🔥
═══════════════
👩🏻💼
優絵夢∶
『 許して…。ほのか……。
あんたの気持ちはわかってたけど…
アタシも止められなかったの…
だって アタシのココ(心臓)にはさ…
アイツ(太陽の心臓)が入ってんだもん……
アイツさ……
なんか、アタシを見ているようでさ…
放っておけなかったの…
アイツ、
ほんとは弱いヤツだからさ
誰かが側にいてあげないと……
ちゃんと
あんたの分まで彼のこと支えるからさ…
あんたが許してくれるまで
心の中でずっと謝るからさ…
じゃぁね……。ほのか……。』
🔥
☀️🔥
👩🏻💼優絵夢
🖐🏻
『 偽りの太陽！！
ほのか……
あんたは存在ごと……、』
👩🏻💼
『 えっ？！
これはさっきの光景…？！
どういうことなの？！、』
👩🏻
ほのか∶
『 あなたのいうとおり
私の力ではあなたを倒すことは出来ないし
未来を予知する力もほんの少ししかない…
でも彼の心臓と私の心臓をこの糸で
結びつけたとき……
わたしもあなたと同じように
彼から力を与えられていたの……
私はあなたのように太陽にはなれないけど
この糸で繋がったひとの
因果律に干渉して運命を変えることも
出来るの……。
まだ、全然，完璧には扱えていないけど…
そして，その人のことを吸収することが
出来るの
アタシの心の中に………。
あなたは未来永劫…
私の心の中で同じ場面を繰り返し続ける…
さっきあなたが私に倒されたシーンを……
優絵夢さん…
寅男さんの力になれるのは
私だけ…、それはあなたじゃない……。
今の行くから待っててね…寅男さん…。』
👨⚕️、
六味∶
『 うっ、しまった、
勢いあまって素人をやっちまった…、』
👩三味∶
『 これじゃもう助からないよ…
仕方ないさ。
まぁいいよ
行こう…
新たな革命のためには多少の
犠牲はつきものさ…
この男があの娘を倒してくれたあと
だったので
我らは助かったのかもな…』
👩💼《倒れている黄麗…》
😶
《 お…… 俺はこのまま死ぬのか……
うっ……
黄麗さん……、すまない……許してくれ……
舞美……
結局、俺は……
君を見つけだすことすら………………、》
スッ
👤
『 大丈夫ですよ……
私があなたを助けてあげます……
あの女性(黄麗)のことも………。』
😶
《 き、君は……？》
👤
『 私はこの世界の人間ではありません…
別の世界から来た人間です。…
あの人に繋いだ糸と
あなたを結びつけました……
あなた運命は変わります…
そのかわり…
私のことも助けてください……。
もう間も無く
あなたの前に、もうひとりのあなたが
姿を見せます…
そのとき
あなたはそのひとの心の中に吸収されて
しまうでしょう。
でも、そのひともあなたの影響を受ける……
あなたなら、きっと
あのひとを前のあのひとに戻してくれる
はずですから……。』
👩🏻ほのか
『 それではお願いしますね…
この世界の寅男さん…。』
👩十味
🖐️
◎
『 というわけだ……
悪く思うな……。』
════════ｸﾞｻｯ…═══
════∶‥·👩🖐️══ｸﾞｻｯ…═══
════════ｸﾞｻｯ…═══
═══════ｸﾞｻｯ…═════
∶…‥·∶·👩
十味∶『 なっ………、なんだと…………、』
🖐🏻👩🏻
ほのか∶
『 何もかも思い出したわ……。
わたしは
彼を誰にも渡さない！！』
次回につづく