【MOTHER本部】
🏰
┃.・º🧠..・º┃
朱莉(MOTHER)
『 四味さん…。山章恭平たちが
あなたの討伐に向けて大勢の特殊兵士
たちをこちら側に差し向けようとする
未来を予知しました……
その中にはヨモギダ寅男さんたちも
含まれていて……。』
👩🏻💼四味 ╱清水佐紀
『 心得ております…
それなら予定どおり、
寅男さん、黒沼舞美、高樹沙雪、
この3名だけを生かし
他の者共は全て消滅させましょう…☆』
┃.・º🧠..・º┃
朱莉(MOTHER)
『 いいえ……。
生かすのは寅男さんだけ……。
特に黒沼舞美、高樹沙雪、
このふたりは確実に……
塵ひとつ残さないようにしてください…。』
👩🏻💼四味
『 えっ…?、
はっ。
全ては朱莉様の意のままに……。』
┃.・º🧠.・º┃
朱莉(MOTHER)
『 ですが、その前に
紅阿さん……
寅男さんの仲間、ほのかさんを
こちらに連れてきてください。』
👩🦰紅阿/笠原桃奈
『 はっ。
全ては朱莉様の御意志のままに…。』
┃.・º🧠.・º┃
朱莉(MOTHER)
『 四味さん、これはワタシからの
あなたへの感謝の気持ちです。
ほのかさんはあなたのものです。』
👩🏻💼四味
『 それは、本当でございますか?
ほのかさんをわたしが……。』
┃.・º🧠.・º┃
朱莉(MOTHER)
『 はい。
それと………。紫吽さん……。』
👩🦳紫吽/井上玲音
『 はっ。
四味様……。
💉これは私たち姉妹の持つ
DNAから採取し完成させた
紅阿の【超再生能力】と
私の【同調能力】を
合わせた強化剤です。』
🧓夏目冬玄/西岡德馬
『それはね。
朱莉様の御指示を受けて
私が完成させたものなんだよ。
それを射てば
君の身体は諸刃の剣の力を使っても
その都度、何度でも超速度で再生される
から。
もう遠慮せず、いつでも全力で戦うことが
出来るようになったんだよ。』
👩🏻💼四味
『 おおっ、それはスゴい!!
だとすれば………』
👩十味 /飯窪春菜
『 四味がほのかさんの身体と
入れ換えちゃうと
ほのかの予知能力は手に入れられるけど
代わりに四味の持つ本来の戦闘力は
大幅に落ちてしまう恐れがあるけど
これなら、四味がほのかさんを洗脳して
紫吽の同調能力を使い
ほのかさんとリンクすれば
四味は戦闘能力を落とさずに
ほのかさんの予知能力も手に入れることが
出来るってことだよね!!』
🦁
ゴゴゴゴゴゴ───ッ
∥.┃👩🏻💼┃・∥.∥
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『 有り難きしあわせ!!
ならば、全身全霊を持って
挑みくる敵を仕留めてみせましょう!!』
👦負田 敗
『 おおっ!!
まさに眠れる獅子が目を覚ましたか……。』
👨🏼💼ジョニー板和佐
『 ………。』
👩🏼💼九味╱ 岸本ゆめの
『 ………。』
【 四味が通路を歩いていると…… 】
________👩🏻💼~♪___________
👩🏼💼九味
『 四味 様……。』
👩🏻💼四味
『 九味 ………。
めずらしいわね。
九味の方から,
私に逢いに来てくれるなんて………。』
👩🏼💼九味
『 四味 様……。
あのひとたちは……、
四味 様のことを………。』
👩🏻💼四味
『 わかっている………。
私を使い捨ての駒として利用しようと
している……。
そんなこと
私にでもわかるよ…
あの紅阿と紫吽のDNAの効果も
一時的なもので持続性はない……
私はこの戦いが最後となる……。
今の朱莉様にはこの組織のことより,
ヨモギダ寅男のこと以外は頭にない。
せめて、その愛が………
朱莉様の愛が
その欠片でも私に向けられるのである
のなら……
私には後悔などないよ……。』
👩🏼💼九味
『 四味 様……。
四味 様が、いくら朱莉様に愛を注いでも
朱莉様の愛はあなたに向けられることは
ありません………。
死で現そうとする愛なんかより生きる
方法を選択してください。
急いで【ほのか】さんと身体を入れ
換えて下さい……
もし、それが無理だというなら
この私の身体を使ってください……。』
👩🏻💼四味
『 いや………。
諸刃の剣の力は悲劇しか生まない……。
私はこの力を継承しないまま、
私の代でこの悲劇を終わらせる……。
それが朱莉 様がお望みのことなのだよ…。
なので、ほのかさんは
私が倒れたあとで九味が
彼らのところに帰してやってくれ………。
そして、
九味 ………
いままで悪かったな…。
わたしは君を力ずくで強引に
自分のものにすることで
朱莉様への満たされない想いから
逃れていたのかも知れない……
だが、
もう無理して
私につき合う必要はない…
君は本当の愛に生きろ。
七味はああ見えて懐の大きい
正義感の強い男だ……。
しあわせにな……。』
👩🏼💼九味
『 気付いていたんですか……?
ですが、彼とは,そういうのではなく
まるで女友達といるようで
一緒に居て気が楽で……、楽しくて……,』
👩🏻💼四味
『 まぁ………。
彼は【おネエ】だからね……。』
👩🏼💼九味
『 それに……
彼ったら……
メイクやおしゃれの情報に
すごく詳しいし……,
全然、男って感じがしないんですよね……』
👩🏻💼四味
『 まぁ………。
彼は【おネエ】だからね……。💧』
👩🏼💼九味
『 それに……
それにね~………、』
👩🏻💼四味
『 ま、まぁ………。💧
九味よ……
さっきの【しあわせに】というのは
ちょっとした 言葉のアレで……💧
九味 が自由に生きろ的な?、
そんな感じの意味合いだ……。💧
ま、まぁ
そんなに真っ直ぐ受けとるな
アハハッ…💧
それじゃあな…………✋』
👩🏼💼九味
『 行っちゃ嫌ッ!!』
《 ドサッ…… 》💨
《九味が強引に四味を押し倒し四味の上に
覆い被さる……》
👩🏼💼
──
👩🏻💼『………?』
👩🏻💼四味
『 スゴい力だね……。九味 ………。』
👩🏼💼九味
『 はい…。
私の愛の力が……
込められていますから……。』
👩🏼💼《九味がキスしようとすると……》
👩🏻💼四味
『 ここでするのか……?
(通路)
さすがに照れる………。』
👩🏼💼九味
『 もう…。』
ガシッ
🤝
【備品室】
🚪👩🏼💼🤝👩🏻💼
【備品室】
🚪バタン!!💨
九味
《 イチ!!,ニィ!!,サンッ!!》
四味
《 な、なんで腕立て伏せをするんだ?!》
九味
《 する前の準備体操ですッ!!》
四味
《 そ、そうか、そんなのあるんだな……、》
九味
《 四味さまぁ~っ!!》
四味
《 ま、待てっ……そんなにがっつくな……、》
九味
《 もう勘弁なりませぬッ!!》
四味
《 い、痛てててっ……
せ、せっかちなヤツちゃなぁ~……💧》
♪~📻️
あたらしい朝がきた
希望の朝だ
この喜びに胸を開け
大空あおげ
ラジオの声に健やかな夢を
この薫る風に聞かせよ
ほら イチ ニイ サン
👩🏼💼💨
九味
『 フゥ~………。』
👩🏻💼ゼェ…ゼェ……
ゲッソリ……
四味
『 今日……
やけに
は、激しかったね………九味 ………💧』
👩🏼💼
九味
『 四味さま………
アタシ……
四味さまに噛みついているときに
思ったのですが……
もうこの際、私たち
いっそのこと……
寅男さんたちの側に付きませんか?』
👩🏻💼ゼェ…ゼェ……
四味
『 今日はもう
輸血しなきゃ
何も考えられんよ…………💧』
【四味の部屋】
👨🏼💼ジョニー板和佐
『ど、どうしてそんなに
歯形
だらけなんですか……?💧』
ゲッソリ………
『 い、いや……
愛情表現がハンパなかったのでね………💧』
👨🏼💼ジョニー板和佐
『 はぁ~っ……?!💧』
【九味 の部屋】
👱 七味 ╱大沢樹生
『ど、どうして今日は
そんなにパワフルなの……?💧』
キラキラッ✨
✨👩🏼💼✨九味
『 これが愛の力なのよ!! 』
👱 七味
『 はぁ~っ……?!💧』
ピシッ、ピシッ、
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🐉ゴゴゴゴッ
👩十味 ━━━━━━━━────
『 …………。
九味 め……………。
こっち側の人間かと思いきや
やっぱり朱莉様を裏切っていたか……。』
👩🦳紫 吽
『 サイキックドラゴン…
十味 ……
あなたも
朱莉さまの観察対象の
ひとりなのよ……。
四味が滅ぶとき……
それはあなたも滅ぶとき………。』