『 おふたりとも 僕との約束は
忘れてしまわれたのですか?
あなた方は あの日と約束したん
ですよ……
必ず、理子とお腹の子をあんな目に
合わせた犯人を捕まえると………
あれから9年…………
僕はもう、
待ちくたびれてしまいましたよ…。』
👮水原仁志:
『 アンタには悪いことをしたと
思っている。
だが、オレたちは、あのとき
懸命にホシを挙げようとしていたんだ、
しかし………、』
👱宝田明太:
『 分かりますよ。。。
相手が政治家で
上から圧力が掛かったということは。。』
👨大上昭年:
『 それが分かっているなら、
アンタはなんでここで
そんなつまらない注文をしに
来たんだ………。』
👱宝田明太:
『 ふふふ。。。
僕と理子の思い出の品を
そんなつまらないものとは失敬な……。
それにしても~。。。
このお店、ずいぶんと立派ですね~。。
その資金は一体どこから?。。。』
👨大上昭年:
『 うっ……、
それは親父の遺産だよ………。』
👱宝田明太:
『 ふっ。。。
そうですか。。。
遺産ねぇ~……………。。。』
👨大上昭年:
『 うっ………。』
👱宝田明太:
『 ふふふっ。。。
このお店ではデミグラスちくわカツを
出してもらえなさそうなので
僕は退散するとしますか?
👩お姉さん、ご迷惑をお掛けしました♪
これはあなたを困らせてしまった
御詫びの気持ちです。(小切手)
それではごきげんよう♪☆』
──────___________
( 店の外まで追い掛ける)
👮水原仁志:
『 山岸さん、
あのとき、オレはホシを目の前にしながら
アンタと亡くなられた奥さんやお腹にいた
お子さんのために
結局、何もしてやれなかった…、
本当にすまなかった……、(ペコリ)』
👱宝田明太:
『 わかっていますよ………。
あなたが僕らのためにどれほど
御尽力くださっていたか……
あの事件でホシをあげようと
深くかかわってしまったせいで
上からの圧力で今の地位まで落とされて
しまったこと……
この店に度々、来ていたのは
元、同僚だった彼が
あの事件の何かにかかわっていたと
お考えになっていたからなんで
しょう…
僕は あなたが必ず、あの事件のホシを
あげてくれると信じています……
水原さん……、いや、
水原刑事……、
毎年、欠かさずに
理子と子どものお墓に
きれいなお花を供えてくれて
本当にありがとう………。(ペコリ)』
📱👮雛鳥弱男:
『 水原さ~ん!! たいへんです!!
たったいま上層部から連絡があって
9年前の母子ひき逃げ事件のけんで
急きょ、水原さんと僕に刑事課に配属
しろとの連絡がありました!!』
👮水原仁志:
『 なんだって…………、』
───────__________
♪ピンポーン
🏙️
👨中村餅太郎:
『よぉ~っ♪ 舞美~♪
勝ち栗買ってきたよ~♪☆』
👩中村海苔子:
『 あ、愛理ちゃんから
遊びに行きたいって連絡があったよ~♪』
👩中村早貴:
『 お姉ちゃ~ん、この近くに
☕スタボない?!』
👩舞美:
『 ☕スタボ?!
はぁ~っ?!、
ここを何処だと思っているの~?!
ほどよく都会、ほどよく田舎
暮らしやすい街、手稲区だよ~~♪☆
手稲区にはスタボなんてあるわけ
ないやん♪☆
ここから歩いて45分ぐらいの場所に
ホメダ珈琲ならあるで。
あと🍔マッスドナルド、🍔ホスバーガー
🍗健太、とか?』
👩中村早貴:
『 えっ?!なんで?!
手稲駅って札幌駅、新千歳空港駅に
次いで3番目に利用者数が多いとこ
って書いていたけど、
☕スタボないの?! なんで?!』
👩舞美:
『 さぁ?!、
それはもう 手稲区の…『謎よっ』☆
ちなみにこの辺りだと
遊ぶ場所はカラオケかボーリング
ぐらいよ。』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___________
👨中村餅太郎:
『 よぉ~し!! 出来たぞぉ~~…
中村家名物の闇鍋だぁ~~~~
何入ってるか わからんぞぉ~……
皆、わかってると思うが、
一度、お箸で掴んだものは戻すの
禁止だかんな~~~………♪☆』
🍲
👩中村海苔子:
『ゲッ!!…… お母さん
豆大福……………、』
👩中村早貴:
『 うぴゃぁ~~~~!!…、
まるごとワサビ~~~~!!
目がいた!!
息ができな~~~い!!……………、』
🦐👩舞美:
『 やった!! エビちゃんゲット!!』
👨中村餅太郎:
『 あっはっは!!
それで~~…
仕事の方はどうなんだ、
うまくやってるのか? 舞美?☆』
👩舞美:
『 う~ん……………。
お父さんとお母さんさぁ………』
👨中村餅太郎:
『 う~ん?☆』
👩中村海苔子:
『 お父さんとお母さんがどうしたの?☆』
👩舞美:
『 山岸太良男さんって……
知ってる…?』
👩中村わ海苔子:
『 えっ…………⁉️、☆』
👨中村餅太郎:
『 なんだって………
山岸太良男だって?!…………、☆』
──────── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
🏭
👱宝田明太:
『 あ…… あの~……………、
なぜ、突然、押し掛けてきて
僕の部屋のお掃除をはじめるので
しょうか………?💧』
✋👩ペンタゴン・ササキ:
『あ、大丈夫です!!
私、まったく気にしませんから~。』
👱宝田明太:
『 い…、いや、 あの~……………、💧』
👩ペンタゴン・ササキ:
『 あ…、やっぱり………
気になります……?』
👱宝田明太:
『 は…、はいっ………。💧
それに…、家政婦さんなら、
毎週、ちゃんと………、
こころさん、という人が……、💧』
👩ペンタゴン・ササキ:
『 私の本当の名前は
ペンタゴン・ササキではなく
ササキ・ペ~ンタゴンです!!☆
じゃ、またお掃除はじめまーす☆』
👱宝田明太:
『 なっ………。💧
気になっているのはそこではなく……、💧』
♪《ピンポーン》
👱宝田明太:
『 ん~っ?………。
ペンタゴンさん、すみませんが
少しだけ、姿を隠していただけませんか?
思わぬ、お客様が訪ねて来ました……。』
───────── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
🚪
👱宝田明太:
『 はい? 』
👨中村餅太郎:
『 お久しぶりです……
表札が宝田さんとなっていましたが
やはり…、
あなたでしたか…………。
山岸太良男さん…………。』
👩中村海苔子:
『 お久しぶりです…………。』