🍔👱宝田明太:
『 おぉっ!! このフィッシュバーガーは
実に美味しいですねぇ~!!
チーズと大葉がマッチしていて
特にこの白身魚のフライが美味しい
んですね~♪
このお魚の正体はなんですか?☆』
😃寅男:
『 そのお魚のフライの正体は
🐟ボラです♪☆』
🍔👱宝田明太:
『 なんと!? ボラ!?
ボラがこんなに美味しいなんて…、』
😃寅男:
『 ボラと聞いたら臭いだの美味しくないだ
のとよく聞きますが、それはとんでもない
濡れ衣です。
ボラは昔は高級魚でした。
きれいな水質の環境にいるボラに臭みは
ないし、きちんと下準備すれば
クセもなく上品で肉質もしっかりしていて
そのうえ美味しさもきっちりあるという
素晴らしい魚です。
特に私はボラのフライが好きですね~♪
恐らく私が今まで食べて来たお魚のフライ
の中では一番美味しかったのがこのボラの
フライでした。
で、パンにしたと(笑)
念のため私は養殖のボラを使っています
がね♪』
🍔👱宝田明太:
『 おおーっ♪☆』
🥐😃寅男:
『 例えばです…
このエビフライサンドに使っている
🦐エビは実は国内のほとんどは
この北海道でとれています。
でも9割以上が関東市場に行ってしま
うため道民のほとんどのひとは
このエビが実は北海道でとれているという
事実もその味すらも知りません。
逆に関東のひとはおろらくこのエビが
近くでとれたものと思っている
のではないでしょうか?
北海道のひとは正直、あまり商売が上手と
はいえないと思う。
そのため、良い素材があるにもかかわらず
他の地域の人間の商売に我が物顔で
利用されていると思うんです。
商品のにブランド化することも大切
ですが、その前に地元のひとにその味を
知ってもらう、その知識を持ってもらう
ということも大切ではないかと思うん
です。
まぁ、あくまで私の考え方なのですが…☆』
🍔👱宝田明太:
『 なるほど~♪☆
これもその一環というわけですか。』
──────__________
🕊️ピッポツ………
《 その1時間後… 》
もうグデングデン…
🥃👱宝田明太:
『 あっはっはっ♪☆
パン屋のくせになんで
ロールパンナちゃんを知らんの~♪☆』
🥃😆宝田明太:
『 しぃーません♪☆
メロンパンナちゃんにお姉さまが
いたなんて♪☆
ぜーんぜん
存じ上げませんでした♪
だーっはっはっはっ♪☆』
🥃👱宝田明太:
『 ロールパンナちゃんはねぇ~~
善と悪のふたつの心を持っているんです☆
だから、武藤敬二とグレート・ムタと
一緒ですね♪☆』
🥃😆宝田明太:
『 ほぉーっ♪』
───────________
🥃👱宝田明太:
『 僕はね… バツイチなんですよ☆』
🥃😐宝田明太:
『 そうなんだ……。』
🥃👱宝田明太:
『 ええ…。
実はね…
妻とは 死別しました……☆』
🥃😓宝田明太:
『 えっ?……、』
🥃👱宝田明太:
『 妻の理子とは学生時代に
知り合いました………。』
《回想シーン》
👩理子 (山岸理子)
《 彼女と 初めて会った瞬間、
まるで お菊ちゃん人形 のような…
それでいて 坂田師匠のに似ていて
その
愛くるしい彼女に一目惚れしました……》
👱🤝👩
《 私たちは卒業と同時に結婚しました。》
《 理子との生活、それはほんとうに
しあわせな毎日でした。》
《 そんなある日、彼女に悲劇が襲い
掛かりました。
理子が歩道を歩いていたところに、👩 🚘
暴走した車が突っ込みました……… 》
《 その車を運転していたのは未成年で
とある政治家の息子でした………。》
《 連絡を受け、私は懸命に走りましたが……
理子の最後には間に合いませんでした……》
《 あとで知らされたこと、理子のおなか
には 私たちの子供がいたということ……、》
《 私は犯人に会わせろといいました。
ひとこと… 理子に…… おなかの子に…
謝罪しろと掛け合いました…… 。》
《 しかし、相手が未成年ということ……
政治家の息子ということで
私の前には相手側の弁護士が立ちはだかり
それは叶いませんでした……》
《 きっと圧力が掛かったのでしょう…
警察は及び腰で……、それから数年が過ぎても
一向に何も進展しませんでした……》
《 ならばと私はマスコミに駆け込み
訴え掛けましたが…
その場しのぎで何も話題にもならず……》
《 最悪だったのは唯一の私の味方であった
はずの病院の院長の証言が一転し……
頼みの綱は途絶えました…………
理子の死因は直接的には事故が原因では
なく、偶然に起こった発作が原因だと……。》
《 結局、相手側からの謝罪の言葉は
一切ありませんでした……。
犯人の少年は事故を起こしたこと
と傷害のみの軽い罪での判決が下り、
雀の涙ほどの慰謝料のみで…………
理子とおなかの子の命が……
たった、これっぽっちの………、
私は その後ろでほくそ笑む
その政治家と息子の姿を見ました……》
《 私は、毎日、泣いて暮らしました…。
毎日、恨んで暮らしました……。
その少年もその父親である政治家も
警察もテレビ局のプロデューサーも
その病院の院長も……
理不尽なことが罷り通るこの世の中も……
全てを憎みました………》
《そのうち生きている実感も
気力が無くなり……
私は浮浪者にまで転げ落ちました……。》
《 毎日、毎日、無気力にうろついて
地べたに這いつくばって……
泣いて、泣いて、
そして、大雨に当たるままのある日、
私は偶然にも欧米最大の投資家、
ニド・ネーサンドネー氏と知り合い
私の話に同情してくれた彼の協力のもと
今の会社を立ち上げました。
人生をやり直しました………》
🥃👱宝田明太:
『 形式的は事件は終わったとされました…
でも僕の中では何一つ終わっていない……
彼らが罪を認め、妻と子に誠心誠意
謝罪しなければ…………
しかし、誰かをずっと憎み続けることは
とてもエネルギーのいることで……
僕はそこまで強い人間ではなかった……
で、現在に至るというわけです…
北海道に来のたはそういった過去を
少しでも忘れかったからで…
グスン……(涙)。 すみません、
今でも妻のことを思い出すと……
まだ、ちょっとダメで………、』
😧宝田明太:
『 そんな……
なんて無茶苦茶な話なんだ…
そいつらには ……、
本当に人間の血の通っているのか……、』
🥃👱宝田明太:
『 パン屋さん……、
私のために怒ってくれるんですか?……』
😧宝田明太:
『 当たり前だよ……、
なんで直向きに生きている人間が
そんなふざけた奴らに好き勝手にやら
れなきゃいけないんだよ……、
ただ、幸いだったのは……
そんなつらい中でも、
君が無事でいてくれてたことだよ……😢』
🥃👱宝田明太:
『 パン屋さん……、』
🥃😂宝田明太:
『 今日は、とことん
飲みますか?
飲もうよ、オレたち戦友だろ?』
🥃👱宝田明太:
『 そうですね♪!
僕ら、戦友ですからね♪!☆』
────____________
👱宝田明太:
『 ありがとう♪ 今日は久々に
楽しい酒の場でした♪』
😊寅男:
『 私も楽しかったよ~♪
また飲もうよ♪ 戦友~♪』
✋👱
🚕✋😊
─────────__________
《 上機嫌で帰った私であったが…… 》
【ベーカリー・ヨモギダ】
🏬
👩安美:
『 もうこんな時間になるまで
何処で飲んでいたんですか?!💢💢💨』
😖寅男:
『 ……せんでした…… 』
👩安美:
『 はぁっ? 聞こえない!!💢💢💨』
😖寅男:
『 どうもすみませんでした…… 』
👩安美:
『 遅くなるときは あれほど連絡を
くださいと……、
ていうか今日の場合は最初から
言えって!!💢💢💨
もーどうして
お酒癖がなおらないかなぁ~!!』
😖スミマセン……
《 その日、安美さんからの
特大のカミナリが落ちた………… 》
─────_____________
☀️
☁️☁️
【チョッチキュートネ】
🏙️
👩舞美:
『 宝田さま、どうですか これ?!
社員たちとみんなで協力して
ここまで持って来ました☆
これなら必ずこの企画は成功します♪☆』
👱宝田明太:
『 これは、やるだけ ムダです……
この企画は必ず失敗します。
この企画に関しては
例えマンネリ化してつまらなくても
従来どおりでいいんです……』☆
イラッ…
👩舞美:
『 うっ………、
それは 何故ですか?』
👱宝田明太:
『 この企画には多くの政財界の方々が
かかわっています。
彼らは大きな変化を嫌います……
その理由は… 大声では言えませんが……
何となくお分かりでしょう?』
イラッ…
👩舞美:
『 しかし………、
この企画は社員たちが休日を返上し、
毎日のように夜遅くまで残って
ようやく完成できた企画なんです。
彼らに何て説明したら……。』
👱宝田明太:
『 何故、あなたが社員たちのことで
罪悪感を持たなければいけないんです?
例年どおりマンネリ化したこの企画が
成功することで結果的には
その社員たちのためになるんです。
大丈夫、あなたは 全て
私の言うとおりにしていたら
必ず大成するんですから。』
イラッ…
👩舞美:
『 それは 私が、 あなたの操り人形と
いうことですか?………』
👱宝田明太:
『 今日は やけに食って掛かりますね……
大丈夫、私を信じて言う通りしているだけ
であなたはこの業界の女王になれるんです
。
そうだ。
きのうの寅男さんと飲みました。
実に楽しい飲み会でした。
彼は思っていた以上にとてもいい人でした。
彼とは お友だちとして仲良く
やっていけそうです。
不思議なことに、彼と話していたら
苛立ちが消え、とても清々しい気持ちに
なることが出来ました。
私の最初の読みがハズレていたよう
です。
あなたの成功ためにどうしても彼が
必要なら
私の力で またよりを戻して差し上げま
しょうか?……』
イラッ…イラッ…
👩舞美:
『 うぬぬぬぬっ………💢』
《この男…… どこまでもっ………💢💢💨》
《 🦀カニ料亭 カニ大魔王》
👩舞美:
『 裏金先生……。偏向さん……。
いつも羊羮ばかりでは
お飽きになるでしょう☆
たまには洋菓子なんて如何でしょうか。
ペンタゴンさん、例のものを………』
舞美の秘書
👩ペンタゴン・ササキ
『 はい。 これを……』🎁
👩舞美:
『 これは 私からのつまらない贈り物です
諭吉さんも多分、大好き
清水屋の金ピカフルーツタルトです☆🎁
これは私からの気持ちなので
宝田さまには御内密にお願いします☆』
日本野次馬党 政治家
👴裏金不正:
『 ホッホッホ♪
これは美味しそうじゃのぉ~☆』
オホーツクテレビ社長
👨偏向報道:
『 ありがとうございます
実はわたしは羊羮よりも
フルーツタルトが大好物なんですよ♪』
👴裏金不正:
『 それで………
率直にお聞きしますがのぉ~…
あなた……
何がお望みですかのぉ~?』
👩舞美:
『 おふたりは宝田さまと……
この私……
頂点にいるのは
どちらが相応しいと思われますか?☆』
👴裏金不正:
『 ふふふ………
なるほどのぉ~………
そういうことでしたかぁ~……☆』
👩舞美:
『 すぐに御返事をいただかなくても
結構です♪☆
和菓子も洋菓子もふたつあったほうが
良いでしょう。
そのうちどちらが好みか判断がつくかも
知れませんし(笑)
今後とも宝田さまには内緒で
長くお付き合いいただければと思います☆』
───────_________