31妄想ドラマ《~番外編~》陳 金猴 と 陳 卓腕 の 事情 | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

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明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


【たぬき祭り】
《祭り会場の準備中》


🤴桜:

¨ふ──ん……たぬき祭りねぇ~……☆』





👲大福帝:

¨捜しましたよ……兄さん……』





🤴桜:

¨よぉ─♪、凛裟くん☆』


─────────────────


👲
¨先日、ヲタヌキの屋敷でヲタヌキを

非難する人々や妖魔たちが突然、集結し

暴動一歩手前までの事が起こりました…

これがその時の監視カメラが捉えた映像

を写真にしたものですが……、》



🕍
👦👩💁
👱👩👩👨👧



👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥👥
👥👥👥👥👥👥👥👥🤴👥👥👥👥👥👥


¨何故か、ここに…

兄さんの姿が写っていました……。

まさか…、兄さんが……、

これを仕組んだんですか………⁉️》






🤴桜:

¨ああ─。そうだよ。

この僕がここにいるみんな心を

こうなるよう彼らを煽動したんだよ…☆






👲大福帝:

¨何故、そんなことをしたんですかっ⁉️』







🤴桜:

¨頼まれたんだよ……。

大凶星に………。』






👲大福帝:

¨ウソをつくな──っ!!💢』

 




🤴桜:

¨ウソじゃぁない…。

本当に頼まれたんだよ……。

大凶星に………。

人々の怒りの矛先を

自分の方に向けるようにってな………。』





👲大福帝:

¨何故、そんなことを…………、』






🤴桜:

¨さぁな?、あれから僕は天女族と

龍神族に狙らわれる身となってね……

その双方に僕のことを許してやってくれと

口をきいてくれたのが、彼だった……


僕はその借りを

彼に返しただけだ………。』





👲大福帝:

¨ヲタヌキ君は

そんなことは一言も……、』





🤴桜:

¨アイツは本当にいいヤツだよな………

どんなにひどいことをしても……

何度も裏切るこの僕に、

何度も救いの手を差し伸べてきて………

ここまでされたら……

さすがのこの僕だって………………  


そしてヤツのことを考えていたら……

突然、子供だった頃のことを

思い出してな………。』





👲大福帝:

¨子供の頃のこと……………。』





🤴桜:

¨凛裟よ……

君は子供の頃に川で足を滑らせ

地面に頭を強く打ちつけた事があってな…

その事で君は幼い頃の記憶をほとんど

失ってしまっている。

だから、当時のことをあまり覚えて

いないのかも知れないが………

幼かった頃の君は少し変わった子で……

まわりの人間の子供たちよりも

妖魔の子供たちの方とよく遊んでいるよう

な子だった……

当時、君とよく遊んでいたのは

カッパの女の子と

そしてもうひとりが………

子供だった頃のヲタヌキだ………。






《😃👶👩キャハハッ♪


👲大福帝:

¨なんですって……⁉️、』






🤴桜:

¨たぬき祭りの裏の草むらで

君たちはよく顔中、泥だらけにして

遊んでいたよ………。


それから僕は大人になり……

たまたま『たぬき祭り』の会場を

通りかかったときの事だった…………









《¨僕は祭り会場の横でイチャつく

仙人タヌキと

妖魔タヌキの

カップルの姿を見掛た………》



😣💁

¨好きだよヲタヌキちゃーん…💕』

¨ううっ…、美脚魔……、




🤴桜:

¨セイセ─イ♪

こんなところでイチャつくとは

まぁ、そおっとしておいてやるか…

タヌキのカップルだのことだし♪

あっはっはっ♪


んっ………⁉️』




《¨僕は最初、妖魔タヌキの女の子が

仙人タヌキに抱きついているように

見えた………

ところが


他の人が手にしていた🔦懐中電灯

灯りが

彼らの方に一瞬、当たった……


その時、僕にはハッキリと見えたんだ……

あれは抱きついていたんじゃない……


鋭い牙で噛みつき


血を吸っていたんだ……。》





👲大福帝:

¨まさか……⁉️』





🤴桜:

¨ああ…、そのまさかだ……


その時の仙人タヌキとは


大凶星のことで……



血を吸っていたのは………



💁美脚魔だ!!……………。』






👲大福帝:

¨なんですって……⁉️』





🤴桜:

¨彼は他にも

僕に色々と話してくれたよ…………。』




───────────────────

《その頃、陳金猴と白湯は…

早狼爺から聞いた

ヲタヌキの親友だったと言われている

カッパ大帝の元を訪れていた……。》




パリポリ…
🥒👩カッパ大帝:

¨で、何のようだい?』




パリポリ…

🥒👩白湯:

¨ヲタヌキさんが吸血の罪で

牢に入れられた。

その辺りの話を詳しく聞きたいアル。』





パリポリ…
🥒👦陳 金猴:

¨ヲタヌキさんは本当に吸血している

でしょうか?





パリポリ…
🥒👩カッパ大帝:

¨ま─。本当って言っちゃ~

本当なんだけど……☆

だが、ヲタヌキは嘘つきだからな~…(笑)

恐らく当たらずとも遠からずって感じで

あなた方には真実は話していないだろ

なぁ~……♪☆』


…………………………………………………………


¨美脚魔とヲタヌキがはじめて出会っ

たのは、あの日もちょうど

たぬき祭りの日だった…………




🍡😃🥒👩

¨☆あはははっ♪
またキュウリ食べてるのぉ~♪』


¨違うぞぉ~♪

ただのきゅうりじゃないぞぉ~♪

☆ピクルスだぞぉ~♪

そこの屋台で売っていたのだよ♪』





🙎ポツーン…
────
🍡😃💬
🥒👩💬




🍡☺️

¨☆んっ?、ねぇ?そこの君~♪☆

何かあったのぉ~?

君は妖魔だよね?

我輩たちも似たような者だよ♪

もし、良かったら我輩たちと一緒に

お祭り会場を回らない?♪☆』



🥒👩
¨☆んーっ?どうしたの~?

元気ないね~♪

遠慮しないで、おいでよ~♪☆』




グウウ~
🙍美脚魔:

¨私……、お腹がすいて動けないの……』
 



🍢☺️
¨☆んっ?、大丈夫だよ♪

この通りの屋台は全て

大福帝さん持ちで

全ての屋台の食べものが無料ですよ♪☆』





🙍美脚魔:

¨違うの……、

私…………

血が吸いたいの…………』





🥒👩
¨☆ねーっ…、このコ……

ホムンクルス
(練金術や魔術などで造られた人造人間こと)

の妖魔なんじゃない?……、』





🍢☺️
¨☆だからと言って

仙人タヌキとしては目の前で

困っているひとを放ってはおけないよ♪☆


うん、わかったよ♪☆

我輩の血でよければ吸ってください♪☆』




🥒👩
¨☆オイ、オイ、オイ…、💦』



¨美脚魔は何者かが魔術で誕生させた

吸血の性質を持つ妖魔タヌキだった………

しかも、運命の悪戯か大凶星に対極する

文曲星の宿命星を持ってな……

美脚魔はもう何ヵ月間も吸血していなかっ

のか、思っていたよりも衰弱が激しくて

結局、ヲタヌキはその場で美脚魔に

血を吸わせた………》😣💁


👩⁉️😅💁
¨我輩の血なんか飲んで大丈夫でしたか?☆』
¨血を飲む?え~っ、なんのこと…?☆』
¨ひょっとして覚えていないの⁉️☆』


¨すると私たち不思議なことに気付いた…

美脚魔には吸血前後の記憶がなかった……

この事を懸念したヲタヌキは

女神ベガ様には内緒で

自分の御付きとして常に美脚魔を

自分の隣に置いた、

いつでも吸血させてあげられるようにと…


対極する宿命星を持つ者は通常、

決して、惹かれあうことなどない……

ところがふたりは強く惹かれあい、

互いが互いを必要としていた…………》




¨その後の女神ベガ様から結婚を反対

され、さらに信じていた人間たちからも

裏切られ、ヲタヌキは美脚魔を救うために

暗黒の世界に向かった………

ここまでの話は御二人とも御存じの

とおりかと…………

しかし、問題はそのあとだ………

本当の話はこうだ……………》




😢🤦

¨暗黒の世界に到着する頃には

美脚魔は既に息絶えていた………

そこでヲタヌキは自分の身体の特質と

美脚魔の身体の特質を入れ替えたのだ…


🙁🔄💁


この瞬間、美脚魔は吸血など必要のない
不老不死の身体で甦り、……

ヲタヌキは大凶星から無限に供給される
エネルギーと吸血で生き長らえるだけの
妖力の塊のような妖魔と化した…


無論、今のヲタヌキは不老不死などでは
ない………





🥒👩カッパ大帝:

¨今までは強大な魔力でそれを維持して

いたのが……、それをコントロールできな

くなったのだとしたら……、

すでに本人も自覚しているだろうが…

ヲタヌキにはもうあまり時間が残されて

いない……………。

ヲタヌキの身体は崩壊する………。』






👦陳 金猴:

¨なんとかしてやれないんですか!?




👩カッパ大帝:

¨無理だな……。

だが………、

彼の願いを叶えてやるために

協力することなら出来る……』




👩白湯:

¨その願いとは……、





👩カッパ大帝:

¨人間に転生することだ……

ヤツの仲間たちは元々、

人間に生まれ変わりたいが、業が深く

その夢を叶えることの出来ない奴らの

集まりだ……

👩👩👩👩
¨🐺🙎👩
¨¨¨¨😠

ヤツ自身は奪われた美脚魔の魂を取
戻すという目的を成し遂げた……

だが、仲間たちの目的を叶えていない…☆

ヤツは一度、決めたことは決して曲げない

必ず成し遂げる……

ヤツは残され最後の力で仲間たちを人間に

転生させる気だ…………☆





👦陳 金猴:

¨それには何をすれば……!?





👩カッパ大帝:

¨ヤツ身体が自然崩壊する前に

ヲタヌキの身体に北斗七星の光を

撃ち込み…

ヤツを倒してやればいいのだ……

そうすれば、彼の宿命星である

大凶星はその光を失う直前、

最後に彼、自身の願いを叶える…

だが、それは彼が七星の光を

撃ち込まれ、倒れるという条件尽きだ…




👩白湯:

¨なんと………、』





👩カッパ大帝:

¨これを持って行くがいい。

巨門星の🥁力太鼓と

破軍星の🏑如意棒だ…

これはかつてヲタヌキが私に託したもの

だ…………。恐らく彼はこうなることを

予測していたのだろう…………。』


──────────────────



👲大福帝:

¨うっ…、しかし………………、』





🤴桜:

¨お前がこうして迷っている間にも

ヤツは想像を絶する苦痛をあじわって

いる……

もう楽にしてやれ……。お前の手で………。


これは大凶星がお前に渡してくれと

僕に託したものだ……………、


フッ…、まさか,この僕に託すとはな………


🗡️武曲星を司る獅子王剣だ……

どのみち、この僕には扱えん…………。



これでヤツへの借りは返した

僕の役目はここまでだ……

じゃぁな、凛裟……、

いや………、大福帝♪☆』




👲大福帝:

¨兄さん………。』