①【出先で嫌な感覚になった】
この日は、やけに喉が渇く日でした…
僕は仕事上、商用車に乗って移動すると
いうことはよくあるんです。
ある場所を通る時に 口では上手く
説明出来ないのですが…
いつも嫌な感覚に見舞われます…
先日のこと……
その近くにあるお得意様に
立ち寄る用事があったのですが、
この日は特にその嫌な感覚というのが
強くて……
その付近を歩いたとき
線香のニオイが プ~ン… 漂いました…
後輩に聞いても花粉症で鼻が詰まっている
からわからないという。
お得意様のところの用事を済ませて
駐車場に戻ったとき…
何か、誰かに肩を掴まれたような
そんな嫌な感覚に襲われました……
僕は普段、肩こりになることは
まずないのですが、
それから妙に肩が重く怠いのです…
②【帰宅後…】
その日、家に帰宅してからのこと……
あの場所でのことはすっかり忘れていました
……
その日はいつも通り つまらないテレビ番組
を見て… だいだい23時30分ぐらいに
お風呂に入っておりました……
何か上手く説明出来ないのですが、
ずっと近くで誰かに見られているような
そんな気配を感じ…
何か不安が頭を過りました………。
③【その夜、就寝中…】
その日はやけに 喉が渇いたのです…
だからペットボトルを近くに置いて
寝ておりました……。
私は夢を見ていました……。
それは霊がうようよいる場所で
私が寝ているて目が覚めているのに
金縛りにあって起き上がれない。
そんな夢でした………。
僕は渾身の力を振り絞って何とか
起きてそんな悪夢から解放されました…。
【 なんだ… 夢か…… 】
僕はホッと胸を撫で下ろしました……
そういえばトイレに行きたい……。
さっきから水をがぶ飲みしておりました
から……
僕はトイレに向かいました……
あれっ?、
そういえば、ガスの元栓、ちゃんと
閉めたかな~?
どうしても気になるんです……
トイレを済ませ、
ガスの元栓を確認しに
キッチンに向かいました……
なんだ、 ちゃんとガスの元栓を
閉めているじゃないか………
キッチンの照明を消して
その場を立ち去ろうとしたとき……
何故か、足が重くて前に進まない……
暗がりの中、足元を見てみると
何か白いものが僕の両足を引っ張って
いるような………
電池切れ気味の懐中電灯🔦で
足元を照らしてみると
白い服を着た大柄な落武者が
倒れたまま
【あ~~っ…】と唸りながら
私の両足をガッチリと掴んでいたのです…
僕はその場から何とか逃げ出そうと
落武者のガラ空きの頭を足で踏みつけて
攻撃し抜け出そうとしますが、
両足を掴まれているため
あまり上手く当たりません。
それどころか
落武者の足を掴む力が一層強くなりました…
フッと上を見上げると
そこは明るい別世界のようになっていて
そこに逃げられたら……と考えました……
すると
パッと景色が変わりました……
辺りは真っ暗で何の気配もありません…
なんと、それも夢だったのです……
そして
朝、目覚めました……
あれ?
どうしたんだろう?……
きのう あれだけよく寝たのに……
こんなに
烏龍茶が美味しいなんて………