🤔ヨモギダ寅男:
『 う~ん 何故か その指輪 … 、
持っていた方が良いような気がするん
ですよね~… なんというか 野生の勘?
だって先生~、私と一緒なんだもの☆』
👩中島早貴:『えっ?』
🙁ヨモギダ寅男:
『 実は 私も
女優になる夢を諦められなかった 妻に
逃げられたんです。』
👩中島早貴:『……』
🙁ヨモギダ寅男:
『元々、妻は 女優を目指して田舎から出て
来たんですが、
知り合ったばかりの頃の妻は
長く厳しい現実に打ちのめされ,
夢への希望を失いかけていたときでした… 』
👩中島早貴:『……』
🙁ヨモギダ寅男:
『 それから結婚して…
私の方は とても しあわせでした…
しかし、私と一緒になることで
私は… 妻から女優になる夢を奪ってし
まうかたちとなり…
それからの私はひたすら仕事に
没頭しました… 妻から夢を奪ってしまった
代償として 彼女に何不自由のない生活を
与えることが 彼女の幸せなのだと
勝手に思い込んでいたんです…。』
👩中島早貴:『……』
🙁ヨモギダ寅男:
『しかし、彼女にとっての本当の幸せは
何不自由のない生活ではなく,
ましてや…
私と一緒にいることでもなかった…
彼女にとっての幸せは 女優になる夢を
叶えることだったんです…
妻は 私の知らないところでオーディションを
受けていたんですね… ある時、
有名な監督から映画の主演の
合格の連絡が入りました… 』
🙁ヨモギダ寅男:
『 私は彼女を引き止めることはできません
でした、何故なら 彼女は溢れるほどの
才能を持ったひとだったから…
ある日、仕事から帰宅したら彼女は
指輪と離婚届を置いていなくなって
いました… 』
👩中島早貴:『 後悔していませんか?』
☺️ヨモギダ寅男:
『 それは…
やっぱり 後悔していますね…
でも本当の夢を持っているひとを
止めることなんて
私のような凡人には
出来ませんでした… ☆』
☺️ヨモギダ寅男:
『だから、先生は僕と同じなんです
先生は 女版ヨモギダです (笑)』
👩中島早貴:
『 女版ヨモギダ……
なんかスゴく嫌 (笑)♪♪』
😃ヨモギダ寅男:『 ヘヘッ (笑) 』
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🏠【🐟さかな屋 まこと】
《まことにホンマにありがとうございました~☆》
☺️ヨモギダ寅男:『 ヨシッ!! 』
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🏡喫茶【さくら】
😃ヨモギダ寅男:
『 ただいま帰りましたぁ~♪♪』
竹内朱莉:
『 お帰りなさ~い店長~♪』
川村文乃:
『 お帰りなさぁ~い♪』
🙎清水佐紀:
『おかえりなさ~い♪』
さくら🐈:『 ミャー 』
😃ヨモギダ寅男:
『 佐紀さん、竹内さん、木村さん…』
《:川村です~》
『 留守中 ありがとうございました
おかげさまで楽しいフィッシングを楽しむ
ことが出来ました~♪♪☆』
竹内朱莉:『 それで釣れましたか? 』
😃ヨモギダさん:
『えぇ、釣れたましたよー♪♪
🐟ほぉーうら!!
🐟ほぉーうら!!
大物、釣れましたよ~!! 』
川村文乃:『店長、スゴーい!!』
[🐟魚屋まこと:値札]
🙎清水佐紀:『 魚屋 ? プッ💨(笑)』
😃ヨモギダ寅男:
『ところで この前 、木村さんと同じ
🇫🇷SOBREで修行を積んだという
若いパティシエ女の子と出会ったよ。』
川村文乃:
『 川村ですけどっ…。その女の子って
ひょっとして 植村あかりちゃんという子
じゃなかったですか?☆』
😃ヨモギダ寅男:
『 いいえ、早見さん という
子でした♪☆』
川村文乃:『じゃぁー… 違うか~☆』
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《 その後…》
【寅男の部屋,】
😨ヨモギダ寅男:
『 ぬぁ~んだとぉ~…!!
写真BOXの位置が ズレている!?
ひょっとして… 見られた……?!』
😧ヨモギダ寅男:
『 どこまで知られたんだろう…?!
写真?! 手紙?!
この話が………
もし外にでも出たら… 』(アワワッ…)
😧ヨモギダ寅男:
『よし、それとなく探りを入れてみよう…
確か、佐紀さんの小説にプロフィールが…』
📕清水佐紀の小説【 たけしの芯 】
プロフィール 11 月 22 日 生まれ
😧ヨモギダ寅男:
『よし、もうすぐ だ…
佐紀さんのお誕生日だ…
その日に
それとなく聞いてみよう…。』
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《翌日》
【🦈シャークキングコーヒー/社長室】
楯 羽目夫:
『 すまんが明日、木馬暮さんに会って
来てもらえるか… 』
😐ヨモギダ寅男:
『ああ… 例のやつか やっぱり企業の
トップが来いと言って来たか?』
ナレーション:金澤朋子:
《 ここ最近 、ライバル企業🐊ワニゲーターグループが
オープンさせた [ 🍸イケメンカクテルBAR ]の売
り上げがすこぶる 好調で ワニゲーターグループは
目をつけた場所を手当たり次第買い占め、
街のあちこちにイケメンカクテルBAR をつくろ
うと画策していたのですが、楯常務は新た
なビジネスを展開する拠点として重要な場所
として考えていた [A地区]を先にワニゲーターグ
ループに取られてしまうのではと警戒を強め
ていました…… 》
《 なんとしてもワニゲーターグループよりも先に
[A地区]に新たなお店を展開したいところな
のですが… そこには大きな弊害が…… 》
きまぐれ てんげ
木馬暮天下(伊武雅刀):
《元 政治家であちらこちらにものすごい
権力を持っている大地主。彼が治める地域
一帯には特殊なルールがあり,彼の許可が
下りない限りは例え,どんな大者であっても
店を出すことは勿論、下手をすれば立ち入
ることすら叶いません。また、とてもひね
くれた性格で話を持ち掛けた者にあらゆる
無理難題をふっかけて来ます。
そのため一等地ながら難攻不落の地域とさ
れ ,楯常務も苦戦をしていました…。》
楯 羽目夫:
『 加賀さんがいない時だが、大丈夫か?』
🙂ヨモギダ寅男:
『 ハハッ、大丈夫だよ(笑)
確かに いつもは加賀さんが いて
私の足りないところを上手く
まとめてくれるから。
いつも商談は成立していたし。
正直、加賀さんがいない時に
あんな ひねくれた偏屈オヤジと商談
なんて不安で膝が ガクガク震えるし、
今にも泣きそうだけど。でも、
ぜーんぜん大丈夫だよ………。』
楯 羽目夫:
『 大丈夫じゃないなコレ… (-_-;)』
☕😐ヨモギダ寅男:
『 ところで… 今日のコーヒーは誰が
入れてくれたんだ? 』
楯 羽目夫:
『 打田くんだよ。さっき寅男が席を
外した時にたまたまココに来て入れて
おいてくれたんだよ。』
🙂ヨモギダ寅男:
『 へぇ~ … (感心) ☆』
《 腕をあげたな~ ははっ☆》
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《その夜》
🙁ヨモギダ寅男:
『 にしても、羽目夫のやつ。
相手が🐊ワニゲーターグループとなると
途端に 目の色を変えてやたらに対抗
しようとするんだよな~…
まぁ いい…、
ワニゲーターグループの例のイケメンBARを
偵察して来よう…。』
[ イケメンBAR ~ 純 烈~ 💘]
😓ヨモギダ寅男:『おっ… 』
ワーッ ゾルダ~ キャーッ ギルスー エリート
🕺北岡ゾルダ (小田井涼平)
🕺霞カブト (白川裕二郎)
🕺後上エリート (後上翔太)
🕺葦原ギルス (友井雄亮)
🕺牛込バイソン (酒井一圭)
ワーッ バイソン~ キャーッ カブトー エリート
🍸😅ヨモギダ寅男:
『なんというかBARっていうのか、
半分、ホストクラブというのか……』
声:《 お客さ~ん、お金持っていないん
ですかぁ~?
じゃぁ~身分を証明できるものはぁ~?》
👦泥酔男:
『 でへぇ~ ねぇ~だ~ … ☆』
店員:
『 困ったなぁ~ … どうする?
警察… 呼ぶ?』
👦泥酔男:
『 目覚めろ、その魂~!!』
😅ヨモギダ寅男:
『えっ?!、今の… ひょっとして…
中島先生の~??……… 』
😅ヨモギダ寅男:
『 あのっ…、ちょっと、
ちょっと、すみません!!』
😅ヨモギダ寅男:
『 君はひょっとして 津軽恭一 君かな?』
👦津軽恭一:
『ん~? そだけど… アンタだれ?』
🙂ヨモギダ寅男:
『 私は ヨモギダといいます。
中島早貴 先生の友人なんだ♪♪』
👦津軽恭一:
『ああ~…? さきの~…?』
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💪[ 岸本マッスル公園 ]
🍦😃ヨモギダ寅男:
『ホイ♪コンビニのだけどアイス。
酔いざましにはなるでしょう。』
👦津軽恭一:
『あ、ありがとうございます。』
😃ヨモギダ寅男:
『ふっははは どんだけ飲んだの?♪』
👦津軽恭一:
『う~ん 覚えていないっす…』
🙂ヨモギダ寅男:
『 無茶するなぁ~♪(笑) 』
👦津軽恭一:
『 早貴は元気にしていますか? 』
🙂ヨモギダ寅男:
『えぇ、とても元気に動物のお医者さん、
しておられますよ♪♪
気になるなら直接、会いに行けば
いいじゃないか♪(笑)』
👦津軽恭一:
『いや…、オレには早貴に会う資格がない
んですよ…
オレ… 夢のために あれだけ大見得を
きって…、早貴を振りきってまで、
カメラを持って戦場に出たのに…
いざ、何人ものひとが銃弾に倒れてゆく
のを目の当たりして、恐くて手が震えて
カメラが持てなくなってしまったんです…
逃げるように戦場から帰って来て…
夢破れたオレは…、何も成し遂げていない
弱いはオレは… 恥ずかしくて 早貴に
あわせる顔が ありません……』
🙁ヨモギダ寅男:
『 それは… 大変な思いをしたね… …
君は何かを企んでいたわけでもなく
誰かを貶めようとしたわけでもなく
ただ、純粋にカメラを撮ろうとした
んだね…
だったら、何も恥ずかしがること
ないじゃないか、』
👦津軽恭一:
『ところで… この🍦アイス…、
あんまり美味しくないですね…… 』
😓ヨモギダ寅男:
『 えっ? そうかな? コンビニのアイス
なんてどこも こんなもんじゃないか?』
👦津軽恭一:
『ちょっと、一緒に来て下さい。』
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🏤[ 恭ちゃんの男アイス]
😓ヨモギダ寅男:
『 なんちゅーネーミング… 』
👦津軽恭一:
『プレハブを魔改造したんですが、
ここオレの店なんです♪☆』
👦津軽恭一:
『 🐸はいっ、メロンかえるアイスです♪』
😧ヨモギダ寅男:
『グロッ… 上のグミ。本物のカエルに
見える…
味は… 🙄アレッ… うまいぞ~☆』
👦津軽恭一:
『💀ドクロレモンアイスです♪』
😧ヨモギダ寅男:
『グロッ… でも味は………
やっぱり うまいぞ!!😮☆』
😃ヨモギダ寅男:
『 他のアイスも少しずつ味見させて
もらっていいですか?』
👦津軽恭一:
『 もちろん いいですよ~♪☆ 』
😃ヨモギダ寅男:
『 うん!! 驚いた!!
どれも うまいよ!!』
👦津軽恭一:
『 はははっ(笑) よかったです!!
オレ、カメラを持てなくなって
行く先々で各地のアイスをやけ食いして
しつこくレシピを聞いて
自分でアレンジとかしていたら
いろんなアイスをつくれるように
なっていたんです♪』
😃ヨモギダ寅男:
『 いや、ここまでアイスをつくれる人は
そうはいないよ♪ 腕前は超一流だ!!☆』
👦ヨモギダ寅男:
『 でも、オレ、アイスつくるの
やめようと思っているんですよ、
だってお客さんが
1日平均5人ぐらいしか入らないんで
すよ… オレ、アイスの才能も
無かったんだ………… 』
😅ヨモギダ寅男:
『 ちょ、待て、待て~、待てって、
グロ系やめれば 絶対 、売れるって!!
とにかく、
アイスつくるのやめるの
ちょっと待った!!✋の方向で
お願い致します!!☆』(ペコリンコ)
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😅💨 ヨモギダ寅男:
『 ふぅ~ 危うい、危うい、
危うく 凄腕のアイス名人が
この国から
消滅してしまうところだった……☆』
《⑦につづく》