第４話 『"あ･の想い… 』 その④
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🍸【 おしゃれBAR りなぷー 】
😖ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：『 あのコにとって３年間の留学は
一体、何だったんだ……？』
女性の声：《 ﾖﾓｷﾞﾀﾞさん？》
👧小一花 愛：
『 やっぱり ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんだ ♪』
☺️ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『おおっ、愛ちゃん、』
👧小一花 愛：
『 珍しいですね～
そういえば…
ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんお酒飲めるように
なったんですね～？☆』
😅ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：↑ﾉﾝｱﾙｺｰﾙ
『あ、コレ、ノンアルです(笑)』
👧小一花 愛：
『あははっ やっぱり♪』
😅ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『ちょうど １人で寂しかったんです
もし、よろしければ
一緒に飲みませんか？』
👧小一花 愛：
『 はい！よろこんで…
ん～……
あれっ… 今日のﾖﾓｷﾞﾀﾞさん なんか…
ちょっと、元気がないですね……
何かあったんですか？』
😥ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 それが～…… 実はですねぇ～… 』
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👧小一花 愛：『 ハハッ なるほど～……
お兄さんとしては
それは 心配ですよね～…』
😥ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 そうなんです… 私には、
あのコが 何を考えているのか
さっぱり わからないんです……』
👧小一花 愛：
『 ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんは覚えていますか？ ☆
前の会社でアタシが
入社したてだった頃、ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんは
日々、淡々と仕事をこなしていて
アタシはそんなﾖﾓｷﾞﾀﾞさんの後に
ついて行くのがやっとでした…。』
『 でも、仕事を成功させたときに
ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんと一緒に笑ったり、
失敗したときは ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんと一緒に
悔しがったり、
一緒に多少、無茶もしましたよね、
でも、いつの間にかﾖﾓｷﾞﾀﾞさんと
そんな日々を分かち合えることが
何より 楽しくなっていました… 』
『今のアタシなら あんな無茶はでき
ないかも知れません… (笑)』
『 何か、ひとは大人になるに連れて、
次第に 恐いものが 増えていって
いつの間にか 無茶という冒険をでき
ることが 狭まってゆくような気がし
ますよね…。』
🙁 ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
《 たしかに、愛ちゃんの言うとおりだ… 》
《 私は無茶という冒険しなくなって
どれほどの歳月が流れたのであろう… 》
《 若い頃の私を思い返すと 中身の伴わ
ない未熟な無茶ばかりで恥ずかしいこと
だらけだ…》
《しかし、何故だろう
そのどれもが懐かしくて 愛おしくて
もどかしい…。》
《 もし あのコにとって無茶できるのが
今だとしたら… 》
《 どうしてもやりたいことがあるの
が今だとするのなら… 》
《 それを見守ってあげることも
あのコにとって大切なことなのでは
ないのであろうか……… 。》
👧小一花 愛：
『 あのね…
今だから白状するけど…
アタシは あの頃から
ずっと…
ﾖﾓｷﾞﾀﾞさんのことが……… 』
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：『 そうかっ！！☆』
ﾄﾞッ！《急に立ち上がる》
👧小一花 愛：『 へっ？ 』
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 愛ちゃん！！ 人生は
ファンキーでモンキーなんだよ！！
ありがとう、 愛ちゃん！！(🤝握手)
おかげで大切なことに気付くことが
できたよ！！☆』
👧小一花 愛：『えっ？？ 何が？？』
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『りなぷー、ここの支払いは全て私に
回しておいて♪』
🍸おしゃれBARりなぷーﾊﾞｰﾃﾝﾀﾞｰ
勝田里奈：『かしこまりました。』
😃：『愛ちゃん、ここは私の奢りなので
好きなの いっぱい注文してね☆
私は ちょっくら行って来ます！！☆』
《ﾖﾓｷﾞﾀﾞが走って行った………》
👧小一花 愛：
『 ちょ、ﾖﾓｷﾞﾀﾞさん…、』
『 は…？ 、』
『 なんでだよっ！！💢 』
『 まったく、なんて 日だっ！！💢』
『 すみませーん！！ 中ジョッキに
ピザ に ポテト に イカキムチに
ウーロンハイ に
あと胃薬くださ～い！！ 💢』
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《 スマホを片手に駆け足。》
📱😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『もしもし、私だ，
えりぽん、今から
あの４人を集められるか？』
📱👩衣梨奈：『えっ？ どうして？』
📱😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『いいアイディアを思い付いたんだ、
えりぽん、とにかく
人生は ファンキーでモンキーで
ベイベー なんだよ！！
A太 も ドラマで言ってたろ(笑)
がっはっはっ！！☆』
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《🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰ 社長室》
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 きみたち、よ～く聞きたまえ～ ☆
君たち ロックバンド(あ。)を
ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰのCMに起用したいと
思っている！！☆』
👩衣梨奈：
『え？、でも…
大丈夫かな～？ クレームとか…』
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 君たちだけならな。
でも例えば、
有名ｱｰﾃｨｽﾄの 鈴木愛理さんにも
我が社のCMに出演していただいて
同時期に 君たちのCMと鈴木愛理さん
のCMを交互に流すとする……』
『 すると世間の評価は 』
①
『鈴木愛理さんのCM→サイコー！！』
『ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)のCM→不快！！』
《おそらく最初はこういう評価だ
だが、何度もCMを流しているうちに…》
②
『鈴木愛理さんのCM→サイコー！！』
『ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)のCM→微妙…。』
《 って感じになって…》
③
『鈴木愛理さんのCM→サイコー！！』
『ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)のCM→普通。』
《 って感じになって行きーの…》
④
『鈴木愛理さんのCM→サイコー！！』
『ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)のCM→イケてる？』
《 っというふうに変わって…》
⑤
『鈴木愛理さんのCM→サイコー！！』
『ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)のCM→サイコー！！』
《 ってなって最終的には…》
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 我が🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰもサイコー
ってなって
売り上げ倍増という流れになる。
つまり、完全に鈴木愛理さんの人気に
便乗した斬新な
サブリミナル商法なのだ！！☆』
ｶﾞﾋﾞｰﾝ
👩衣梨奈：『なんじゃそりゃ…』
レイナ：『なんか失敗しそうな予感…』
アミ：『小学生みたいな発想…』
リカコ：『マリア、成功すると思う？…』
マリア：『さすがに無茶だよ… 』
👦吉桐浩成：
『はぁっ？ そんなの失敗するに
決まってるじゃないですか？！』
楯 羽目夫：
『う～ん…、
そうかなぁ～？…
いや…
逆に～…
おもしろそうだな！！☆』
👦吉桐浩成：
『えっ…？！』
😃ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 だろ？！ 重要なのは最初に
不快って印象付けることなんだ♪
ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ(あ。)が視聴者の記憶に
残るだろ。
そして鈴木愛理さんをサイコーって
なるだろ。 このギャップ、落差が
この作戦の鍵なんだ。
加賀さんはどう思いますか？』
加賀 楓：
『う～ん…、
多少は無茶もありますけど…
私も… イケると思います！！☆』
楯 羽目夫：
『よし、決まりだな！！☆』
👦吉桐浩成：
『うっ…』
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金澤朋子：
《 意外にも ﾖﾓｷﾞﾀﾞ社長のこの無謀とも
いえる作戦は大当たりしました！》
📺🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰCM
( 鈴木愛理 編 )
ﾍﾗﾍﾗ♪
👸鈴木愛理 ：
《 こんにちは 鈴木愛理 でしゅ☆》
《 アッシ は いつも🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰでしっ☆》
《🦈 ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰ 最高(ｼｬｲｺ)～ でしっ☆》
《 鈴木愛理もおすすめ(おしゅしゅめ)の
ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰでしっ☆》
《とんがってる美味しさ(おいしゅさ)
🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰ☆》
📺🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰCM
( ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ あ。 編 )
🎻👩 ﾖﾓｷﾞﾀﾞ衣梨奈：
《 ﾋﾟｰ ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾘ ～☆》
🎻👩 横山玲奈
《ﾋﾟﾛ ﾋﾟﾛ ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛｰﾘｰ～☆》
🎻👩佐々木莉佳子
《 ﾋﾟﾛｰﾘﾋﾟﾛｰﾘﾛ～☆》
🎻👩谷本安美
《 ﾋﾟｰﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾘｰ～☆》
⚡🎸👩牧野真莉愛
《ギャーーーーーン！！☆》
👩英裏本《あぁぁぁぁーーーーー！！》🎸👩魔詈蛙《ｼﾞｬｶﾞｼﾞｬｼﾞｬｶﾞｼﾞｬｶﾞ》
👩冷波《ﾋﾞｮｰﾝﾋﾞｮｰﾝﾋﾞｮｰﾝ》🎹 👩悪実《ﾋﾟﾛﾛﾛﾛｰ ﾋﾟﾛﾛﾛﾛｰ》
👩狸化狐《ｶﾞｼｯｶﾞｼｶﾞｼｶｼｶﾞｼ》《 ギャップ萌え❤️》
《 とんがってる美味しさ🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰ 》
金澤朋子：
《ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞあ。の曲は
爆発的に大ヒットしました。》
💿デビューシングル曲【あ。】177万枚
💿セカンドシングル曲【50音別怨怒】198万枚
💿サードシングル曲【 日出郎。】300万枚
金澤朋子：
《 🦈ｼｬｰｸｷﾝｸﾞｺｰﾋｰの売り上げも
40倍近く跳ね上がり…
業界最大手の🐊ｶﾌｪ.ﾄﾞ.ﾜﾆｹﾞｰﾀｰと
肩を並べるほどになり
楯 常務もホックホクで
ﾖﾓｷﾞﾀﾞ社長も 鼻高々となりました！》
楯 羽目夫：
『 前に 君は 何故 わたしが社長に
ならずに
寅男を社長のままにしておくのか？
って聞いたよな…。』
羽目夫の秘書
👦吉桐浩成：『はい。』
楯 羽目夫：
『 こういうことがあるんだよ。(笑)』
👦吉桐浩成：
『 なんか…、よくわからないけど…
妙に 納得しました。(笑)』
🤓ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『ほっほっほっほ～♪👍』
加賀 楓：
『 社長 やったね♪ 👍』
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《 しかし、》
(誰かが駆けてくる音)《タタタタッ》
👩衣梨奈：『お兄ちゃん！！』
👩マリア：『ゼエゼエ…』
👩アミ：『ゼエゼエ…』
👩リカコ：『ゼエゼエ…』
👩レイナ：『ハァーハァー』
☺️ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『ん？ みんな息を切らして
どうした？ ☆』
👩衣梨奈：
『アタシたち、
ハリウッドスターになりたい！！
ハリウッドスターになって
金の粉を振り撒きたい！！☆』
😧ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『あぁぁぁぁぁぁーー？！』
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次回の
読むと損した気分になる妄想ドラマは…
【なんと、いきなり 大ケンカ？！】
👩中島早貴：
『飼い主さんの勝手で甘やかしを過ぎ
のせいで、あとでツラい思いをするのは
猫ちゃんだって言ってるんですっ！！』
😡ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『何もそこまで言うことたぁ～ない
でしょう！！ なんって高飛車な
お医者なんだ！！』
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【意地の張り合いに発展し、】
🛥️
🎣😏ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『釣れた釣れたー！！ひっひー♪
おやっ、そちらさんは一匹も
釣れておられないようで……… 』
👩中島早貴：
『 いまに見てなさ～い… 』
😵ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：『ぐぐぐっ…… 』
🎣👩中島早貴：
『おや～っ？ そちらさんは
船酔いでダウンですかぁ～
残りのお魚 ぜんぶアタシが
釣っちゃいますよ～ あはははっ♪』
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【それがいつの間にか……】
☔雨の日
😓ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『どうして… …
泣いているんですか…？』
👩中島早貴：
『 ｸﾞｽﾝ… 』
🙁ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『 泣くなよ… かわいそうに… 』
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【ライバルの企ても…】
👓朽長優樹：
『このままでは あなたは 会長から
ﾖﾓｷﾞﾀﾞ社長よりも劣るというふうに
見られるでしょうね。』
🇺🇸有下駄孝則：
《 おのれ～… ﾖﾓｷﾞﾀﾞ～………
少し、困らせてやるか…… (ニヤリ)》
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【新たなる恋の予感も…】
👧小一花 愛：
『 ﾖﾓｷﾞﾀﾞさん…、
キスでも…
しましょうか… 』
加賀 楓：『社長～！！』
☺️ﾖﾓｷﾞﾀﾞ寅男：
『佐紀さん、お誕生日おめでとう
ございます。』
🙎清水佐紀：
『 店長… 。』
次回 第５話 『 すれ違う心。』
お楽しみに。