《番外編》②読むと損した気分になる妄想ドラマ | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆




🐈さくら:『 ミャーー 』




☕🙎清水佐紀:

『 ねぇ、その先生ってどんな方だったの?☆』





☺️ヨモギダ寅男:

『う~ん…、ひとことで言うと

熱血教師かな~☆』




==========回想シーン===========



《  私はね…、小学1年生~5年生まで

ばめんかもくしょう
場面緘黙症 という 、普段は家などでは

普通に人と楽しく元気に話せるのに

特定の場所になると人と話せなくなるという

なんというか一種のメンタル的な症状に

悩まされる少年だったんだ…… 。




《 少年時代のヨモギダ寅男 》
ポツーン… 😞『……』

《 私の場合、その特定の場所というのが

学校で、学校では誰とも喋ることが出来ず

当然、友達も出来るわけがなく…

いつも ひとりぼっち だった… 》





《 でも、私が6年生になった頃、

そんなを変えてくれる先生が

現れたんだ… 





《 👩 工藤 先生………    》  




《 6年4組 》


ポツーン… 😞『……』




👩『 細谷先生が産休のために長期の休暇に

入るため、 細谷先生に代わって

今日から  このクラスの担任になりました


《黒板に名前を書く》


工藤 遥 といいます。

みなさん、よろしくお願いしま~す。☆』





生徒一同《 よろしくおねがいしま~す !!》


男子生徒《せんせい、かわええ~…》


女子生徒《せんせい、彼氏はいますかぁ~》




ポツーン……
😞ヨモギダ寅男:『 … 』





《😞》 

👀工藤先生:『 んっ…? 』


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《 次の日… 》



生徒たち:

《 先生、おはようございま~す!!》



👩:工藤 先生
『 は~い おはようございま~す  』



ポツーン…
😞テクテク… 《寅男が淋しそうに歩く》




👩工藤 先生:
『 あっ、ヨモギダ君、おはよ~う☆』




ビクッ!!😨ヨモギダ寅男 😲オド オド……  

ペコリ (._. :) 頭を下げて早歩きでその場を立ち去る。




👩工藤先生:
『えっ…?』



====================

《 翌日 …   》



ポツーン……
😞ヨモギダ寅男:『 … 』



👀👩工藤先生

『 んっ…? 』





《 下校時 …… 》



ポツーン…
😞テクテク… 《寅男が淋しそうに歩く》




👩工藤 先生:
『 あっ、ヨモギダ君、気をつけて
帰ってね~☆』



ビクッ!!😨ヨモギダ寅男 😲オド オド……  

ペコリ (._. :) 頭を下げて早歩きでその場を立ち去る。



👩工藤先生:
『えっ… なんで…? 』



=======================

🏠ヨモギダ寅男の家




👷ヨモギダの父:

『今日は学校どうだった?  楽しかったか?』




😃ヨモギダ寅男:

『 うん!! 今日は  樋口君と相撲もして

遊んだんだ!! 楽しかったよ!!☆』





《 実際は… 》

😞ポツーン…




👷ヨモギダの父:
『 で、その相撲は 勝ったのか?』



😃ヨモギダ寅男:
『 うん!!  僕の全勝だったよっ!!』
 



《 実際は… 》

😞ポツーン…



=====================

《 翌日… 》



【 職員室… 


生徒:

『 せんせ~い 掃除おわりました~☆』




👩工藤先生:

『 お疲れさま~ 、 あっ!!

そうだ!! ねえねえ君たち、

ヨモギダ君のことだけど……

いつも1人でポツーンってしてるんだけど…

どうしてか理由しらない……? 』





清川くん:
『 だって… アイツ、誰とも何も喋らない
んだよ。

こっちが何か 話し掛けても基本、無視か

首を縦に振るか横に振るかぐらいの反応

しかしなくてさ、つまらないなんだよ

なぁ? 




深井さん:
『うん、1年の頃からずーっと喋らないん
だよ~。』




👩工藤先生:
『あーー、そうなんだぁ~… 』




寅男が5年生の頃の担任
👦森林先生:
『 ヨモギダ君の事でしょう 。

僕のときも全然、心を開いてくれなかった
んですよね~。

なぜ、喋らないのか何度か理由を問い質し

たんですけど… ただ泣くばかりで

以降は尚更、自分の殻に閉じ籠った感が

あるんですよね~………  』





寅男が3~4年生の頃の担任
👓永尾先生:
『 あの子は何してもダメよぉ~… 

アタシもね、あの子の人見知りを何とか

してあげたくてね~ 厳しく接していれば

治ると思って、あえて他の子たちよりも

厳しく接していたんだけど、叱っている

うちに そのうち無気力になったというか、

無表情になったというか……… 』





寅男が1~2年生の頃の担任
👨阿部先生:

『 な~に 単純に甘ったれてるだけだよ。

オレたちが子供の頃はいつも恐い先生がい

て、何かあれば直ぐにケンコツが飛んで

きたもんだよ。そうやって教師が威厳を

保つことで生徒たちも教師について来るん
だよ。

実際にオレも寅男にゲンコツを何発も

くれてやったよ。』




👩工藤先生:

『 阿部先生… それは行き過ぎじゃない
ですか? それは体罰じゃないですか?』





👨阿部先生:

『ハッハッハッ! 工藤先生、考えすぎ

ですよ! 他の生徒たちはそれでオレに

付いて来たんですよ ☆』


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《 今の学校では考えられないかも

知れないが、 当時は時代の移り変わり

だったのか 本当におかしかった…

暴力教師、暴言教師、陰湿教師

徹底したフェミニズムで男子生徒をコキ使う教師

オーバーに聞こえるかも知れないけれど

そういう教師がざらに居たんだ… (実話) 』


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《 何故、他の人と喋らないのか?と

よく教師に問い質され理由を聞かれたが

答えることはできなかった…。


自分でも理由が分からず、うまく説明できず

そんな自分が 情けなくて ただただ心の中で

自分を責め続けることしか出来ず、

ただ、悔しくて泣くことしか出来なかった…》




《 私が低学年の頃には両親は離婚していて

当時の親父は慣れない家事をやりながら

毎日、現場仕事で作業着を泥だらけにして

帰って来る… そんな親父に学校での

出来事で心配掛けたくなかった… 

そして学校での弱い自分の姿を知られたく

かった……。 だから家では極力、明る

く、元気に振る舞うことで 自分を強く

見せていた。それが当時の私の最低限の

プライドだった……。》



《 しかし…、家ではそんな強い姿の自分で

いられるが…、学校では相変わらずで………》


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【 給食の時間 】



ポツーン… 😞寅男:『 …… 』



👩工藤先生:『 アレッ?  寅男く、
まだ食べてないの? 』



😞寅男:『………』



👩工藤先生:
『 寅男くん、どうしたの?

 んっ?!』



😞寅男:『……』

《 寅男の給食の器はチョークの粉や
消しゴムのカスだらけ…  




👩工藤先生:
『 ハッ、  

誰がこんなことをしたの!!💢』



生徒たち《 シーン… 》




👩工藤先生:
『 寅男くん、保健室に行こう。保健室で給食
食べようね。机の中のものを持って…、
んっ?、どうした?』



😞ヨモギダ寅男:
《 机の中はゴミだらけ…  》



👩工藤先生:

『 みんな…、

なんなのコレッ!!💢』




生徒たち《 シーン… 》



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《 保健室 》


👩工藤先生:
『ごめんね、気付いてあげられなくて…、』



🙁ヨモギダ寅男:
《 やさしいな…  お母さんみたいだ…  》




👩工藤先生:
『 先生はこの件ついて一度、クラスの

みんなや、寅男くんのお父さんとお話を

したいと思っているんだけど…   』





ビクッ… 😲ヨモギダ寅男:
『 いやっ、大丈夫だから……、』




付き添いのクラスメイト
『 しゃべった…?! 』
『しゃべった~!!』



😧ヨモギダ寅男:『 うっ… 』

《 喋ると 過度に驚かれるリアクション これも
妙にプレッシャーだったなぁ~… 》




👩工藤先生:
『 お父さんに言わない方がいいの? 』




うん、うん、😑ヨモギダ寅男 うなづく





👩工藤先生:
『 でも、クラスでまた嫌なことされない?』



🙁ヨモギダ寅男:
『   ぼ、 僕は平気… それより、

この事、 父さんには知られたくない… 』


😑《保健室を出ようとする》



👩工藤先生:
『 どこに行くの? 教室に戻るの?
大丈夫なの? 』



うん、うん、😑 うなづく。



👩工藤先生:
『じゃあ、先生とふたりの時はちゃんと
お話ししようか 』




😑ヨモギダ寅男:

『 …… わかった…  』



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《 翌日…》


生徒たち:《 先生  おはようございま~す》



👩工藤先生:
『 は~い  おはようございま~す☆』



😑:『 ……





👩工藤先生:
『 寅男くん、おはよう☆』




😑ヨモギダ寅男:

『 お… おはよう…、 コ、コレ… 』

《 丸めたノート用紙を渡してその場を去る。》




👩工藤先生:『 んっ? 何だろ?』

《  紙には『お礼』と書かれていて、
一緒にアメ玉が包まれていた。》



👩工藤先生:『 ふふふっ ☆』




《 今思えば,あれが私の初恋だったん

だね…。》



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↓《つづく》