ここんとこ、プロになりたい、ということでレッスン仲介をいくつかやっています。
プロになるってことは、それでメシを食うってこと。人様に自分の音楽を聴かせてお金をもらうってこと。
当然です。
だから甘く考えてはいけません。プロなのかプロでないのか、ハッキリした線引きがどこにあるのか、正直わかりませんが、簡単になれるものでないことは確かです。
先生についたら、上手くなれると思ったら大間違い。
肩書きの優れた先生につけば良いと考えるのも安易すぎます。
週に2回も習ってりゃ、上手くなるだろ、、、みたいなのも間違い。
すべては自分次第。
たくさんレッスンを受けるのも間違いではありませんが、
回数を重ねたからと言って、それが上達を保証することにはなりません。
月に1~2回のレッスンでも充分です。そのかわりに普段からしっかり練習をかかさないこと。
先生なんて、自分の練習の成果をチェックする人、それだけと思っていていいんです。
プロになると決めた時点では、そういう考えに至っていないといけません。
基礎から教わって、これから始めるという方は、プロとかアマチュアとかあまり意識せずに
とにかく楽器や歌を勉強することです。しかも楽しく勉強できるようになることです。
ある程度のものをつかめてきたら、プロになるか、やめようか、そのときに考えてもいいと思います。
自分の今のレベルを認識して、それなりの先生につく。
自分のレベルが上がってきたら、先生を変えてみる。。。。そんな方法でもいいと思います。
初心者の方はプロを目指すことだけに執着してしまうと、勉強の進め方を誤ってしまう可能性もあります。
もちろん、プロを目指してがんばる!という意気込みは大事だし、素晴らしいことですよ。
大事ですが、まずはレッスンを楽しみ、自分なりに何かを掴み取ることから始めましょう。