新しい学校での生活も早くも3ヶ月経とうとしています。担任のI先生からは特に困り事の報告がないのでのほほんとしていた矢先…

火曜日のことです。学校からの着信…

「ケータくんがお友達に怪我をさせてしまいました…」


笑い泣き笑い泣き笑い泣き

とうとうやってしまいました…笑い泣き


内容は


掃除の時間。ケータはほうき担当。お友達はぞうきん担当。お互い決まったエリアを掃除するのですがぞうきん担当のお友達がケータのエリアに来て集めていたゴミを強引にほうきで横取りしたのがキッカケみたいです…なぜぞうきん担当のお友達がわざわざほうきを持ち出して違うエリアまで横取りに来たのは謎です…


先生に言われた事は真面目にこなすケータ。その時たまたまI先生は違う生徒と話しをしてて目を離してたそうです…ぞうきん担当のお友達のしたことに激しく怒りほうきでの叩きあいになったようです。しつこく怒るケータにお友達が背中に強烈な一撃。キレたケータがお友達の指に噛みつき皮がめくれたとのことガーン



お友達に噛み付いたのは幼稚園の年中以来のことです。どうしても我慢が出来なかったとはいえ他害は許されません…


放課後。
相手の方が病院に行かれるので私も当然学校へ呼びだされました。I先生とお友達とお母さんケータと私の5人で話し合いです。大まかな流れを聞いてお互い謝って仲直りはしました。しかしその後相手のお母さんから我が子に質問が滝汗


「ケータくんは入学した頃からうちの子にちょっかいかけてたよね?後ろの席から椅子を蹴ったりして。うちの子がやり返さないからちょっかい出すの?」

「もう忘れた…」


突然のことに驚く私…もしずっと困っていたならなぜもっと早く言ってくれなかったのか?先生にでも相談してくれなかったのか?せっかく仲直りしたのにまだ責められないといけないのか…


加害者の立場なのでとにかく謝ることしか出来ませんでした。親としてケータを守ってあげられず情けない思いでいっぱいでした。私からは


「我が子は感情のコントロールがとても苦手です。とにかくお友達に怪我をさせることはいけないと家庭でもしっかり指導していきます。今日は申し訳ありませんでした」


これがせいいっぱいの言葉でした。ADHDである事を伝えるかどうか悩みましたが言えませんでした。伝えることで我が子を特別扱いしてくださいとお願いするような気にもなるし、周りから偏見を持たれるかもしれないし…ショボーン


話し合いの後少し遅れて旦那が菓子折を持ってかけつけてくれました。そんなことでは済まされないかもしれませんが…


家に帰ってからは落ち着いた状態でケータに話しをしました。お友達がゴミを横取りしたこと、お前みたいなチビにはすぐ勝てると言われてバカにされたこと…

「すごく嫌な気持ちになったんだね。でも怪我をさせることは絶対にいけないことだよ。ケータが1番悪い子になるんだよ」


一生懸命伝えました。学校での話し合いの場で我が子を叱らない私を見て相手のお母さんは甘いなと思ってたかもしれませんショボーンそう思われても仕方ないのですがADHDの子に怒ったり怒鳴ったりは効果がないのです。


「今度から口で注意するよ。困ったら先生に言うから」


ケータにも気持ちが伝わったようです照れ



頼りないお母さんだけどこれからも一緒に頑張ろうね。