魅力ある袖ケ浦市のためにぜひ必要だと思われることの2つ目として、前回、5つの問題があるとして、~書店の誘致~についてお話ししましたが、他の4つの問題についても簡単にコメントしておきます。

~通学路の安全確保に取り組むこと~

どこの通学路にも危険な場所が一つや二つは潜んでいるものです。
うちの近所の昭和中学校の通学路にもとても危険な交差点が存在しています。
袖ケ浦消防署前交差点です。

国道16号線と昭和通りが交わる場所ですが、写真にあるとおり、木更津方面から千葉方面へ向かって下り坂になっており、多くのクルマがかなりの速度で通り過ぎていきます。
もし、交差点内において何らかの事故があり、クルマが歩道で信号待ちをしている中学生に向けて突っ込んできたら、どうなるでしょうか。
クルマが突っ込んでこられないような頑丈な障壁を設けるべきだと思います。

市内には、ほかにも危険な通学路がある思います。
大きな事故が発生する前に、すべての通学路を点検し、優先順位を決めて安全確保を図ることが必要です。

 

〇追伸

そもそも、なぜ福王台のあの場所に昭和中学校が建設されたのでしょうか?

昭和中学校は、もともと現在の袖ケ浦市社会教育関係団体連絡協議会及び中央図書館がある場所にありました。

私が昭和中学校を卒業する時、卒業式に来賓として出席されていた袖ケ浦町の議員の方が「みなさんの昭和中学校は、福王台に移転します」と誇らしげにお話になっていて、子供ながらに、今まで中学校周辺に住んでいた坂戸市場の人たちのことを思うと大変なことになるなと思ったのを覚えています。

 

そして、現在、袖ケ浦駅西側の宅地化が進み、多くの子供たちが奈良輪方面から昭和中学校へ通学しています。

JR内房線の踏切を越え、大型トラックも多く通行する県道を渡り、かなりの坂道を登り、国道16号線の危険な交差点を渡り、更にもうしばらく緩い坂道を登って中学校へたどりつく、かなり過酷な通学路であると思います。

今年の夏は、史上まれにみる酷暑でした。通学はいつもの年になく過酷なものであったでしょう。

 

今さら移転しろなんてことは言いませんが、行政があの場所に昭和中学校を移転させたのだから、通学路の安全確保だけはしっかりと行政が責任を持って行ってもらいたいと思います。