お疲れ様です。

 

今までに印象が変わった会社と変わらない会社

 

変わった会社は資生堂

汐留にまだあるのかな、よく通ったけれど私が担当していた時は業績が会社予想を超えることはなかった気がする。なので投資業界では「嘘つき資生堂」と言われていたくらい現場の数字と同じ数字を株主に出して未達でも毎回しれっとしていた。

強みは中国が市場解放した時から一番乗りで進出したのが資生堂なのでその頃からの中国のファンが多かった、その影響でベトナムでも飛ぶように売れていた。

反面、国内は飽和状態でデフレていたので海外の足を国内が引っ張っていたけれど、数年前からようやく生え抜きではなく外からコカコーラジャパンにいた方を社長に据えて、最近は国内をやっとリストラしたみたい。数字は全く見ていないのであくまで印象。

最近は夫婦別姓を法制化してほしいと経団連と足並みを合わせる以上に強く言ってくれているので素晴らしい人権意識、さすが外資系で揉まれているだけあるなと思った。

 

コロコロ変わるのはJAL

京セラの稲盛さんがJALの改革を進めて見た目は黒字化したけれど政府専用機としての名誉はANAに譲ってしまって質がいいのは年々高齢化しているCAだけ。でも最初からCAの顔を拝んでいるのはおっさんだけだからサービスは熟練化している方が客の立場としては良いだろう。

肝心の改革は燃料を効率化していること、つまりぎりぎりの燃料しか積んでいないので積乱雲が上空にあっても空で待つことはできずすぐに何処かに停泊するしかないのだろう、最近そういうことが多いと聞く。ただ、これに関しては米国の会社も案外そういう経営かなと思う。

問題は、パイロットを一律に管理職にあげて組合員からパイロットがほぼいなくなり経営に物申す人がいなくなったこと。一方でANAは適正な評価のもと従業員の待遇改善に費用を当てていると聞く。つまり、何もインセンティブが発生していないのに部下のいない名前だけ管理職になったのがJALのパイロットと言うことか。さもありなんでこれを聞くと私はできるだけJALには乗りたくない。

 

最後にオンワードだけどここはもうなぜ何処かに吸収されないのかわからない。ユニクロ一人勝ちで三陽商会、ワールドも苦戦しているが、オンワードの悪いところは経営陣がほぼ男性でサイズを柔軟に作らない。日本人女性はこのサイズしか綺麗ではないと思っている展開しか作らない。

しかし、西洋化された食事や観光客も多い中そんな舐めたサイズ展開で経営がまかり通るわけがない、経営陣が古臭いのはどこもそうだけどワコールや資生堂などせめて女性客が多いところはいい加減女性をもっと登用するべきだろう。

 

と言うことであちこち印象を述べたけれど声を出さない日本人女性が多いのでこんな体たらくな政治家と経営者しかいないんだろうね。

米国企業を分析しているけれど報酬はバカ高いけどCEOがもっと普通に知恵を出して株主に報いるCFを出しているんだけどね。これにNISAだかなんだかしらなけれど通貨を犠牲にして日本に投資する素人の気が知れない。。

 

では。