お疲れ様です。

 

ドジャースを連日MLB放送から見ている、特に山本投手のピッチングの変遷。

日本でダントツ一番から米国メジャーでどのように適応するのかかなり興味深くて見てますよ。

 

最初のうちはダルビッシュ選手のいる打線が強いパドレスに韓国やホームでも撃たれていて危なっかしくて見てられなかったのに、ここ数週間は本当に好投している。

カブスの今永投手は同時期にきて既に5勝目を上げてまさかのサイ・ヤング賞候補だけど、山本投手は調整に時間がかかったのか少し遅れて3勝目。

メジャーの球は日本のように整備されていないらしく、ボールがそれぞれ違って滑りやすい。

菊池雄星投手は手を舐めて球を毎回触っているのでちょっと汚く感じる、今までは松脂を塗って滑り止めが許されていたのに、明らかにルールが変わってそれも禁止。

さらに、ピッチクロックの導入でピッチャーが考える猶予が与えられなくなり、早いスピードで試合展開を行うように追い込まれていて、日本と違い本当にピッチャーは消耗品扱いされている。

 

大谷選手もこれはちょっと由々しき事態的に少しだけ話をしていたけれど、山本選手は逆手に取った。彼の最初のキャッチャーが山本がいくつも球種を持っているのにメジャーの投手は変化球一種と早いストレートの大体2種類程度なのでキャッチャーが山本にも2種類しか要求していなかった。それで、結構打たれた試合の後、記者にピッチクロックがあるので僕はキャッチャーの指示通りに投げているだけと話していた。

すると、ドジャースの首脳陣すぐにキャッチャーを色々な球を要求できるキャッチャーに変えた、それが奏功しているよう。さらにベッツがショートを守るので守りが堅くなっていて山本がマウンドで動きやすいように導線が整い出している。

 

すごいなと感じたのは、山本投手、意外にズバッというんですよね。26歳だと思うけれどメジャーでその年でサイ・ヤング賞3回とってチームを優勝させているピッチャーってほとんどいないのでそれに近い実績を若いのに買われて12年契約。いつも立ち上がりが弱いけれど尻上がりに良くなってきている。力の限り投げて勝負すると怪我をすることも想定済みなのかもしれない。試合運び、戦術、野球感、運動神経がとても良いということがわかってきた。

久しぶりに野球のピッチングが面白い、彼は日本の野球を持ち込んでメジャーに少しずつ順応している。そしてもう1つ、英語もすこぶる上達が早いらしい。先は長いからね、やっぱり怪我がないのが一番。やー、来年佐々木投手も来るのかな、できればヤンキースに欲しいけどね。監督とGM変えないとダメだね。

 

かなりマニアックなブログになってしまったけど、あー、楽しい。