おはようございます。TARTです。
今日は、東北弁のユニークさとある意味「タイパ、コスパ」についてです。
TARTの父親の実家は南部なんです。南部地方とは、岩手県一帯と青森県の南部の地域をいいます。
つまり、そこのところの出身なのです。
その地方で話される南部弁は、同じ東北弁の中でも津軽弁に比べると少しマイルドな方言になります。
特に
女性が話すと特におばあちゃんなんか話すと訛りの中に柔らかな女らしさが醸し出されなんか聞いててズーズー弁の中に
どことなく品があるんです。
TARTの幼稚園に上がる前は蒸気機関車が走ってました。
私は、「ばっちゃ:おばあさん」に連れられてその蒸気機関車に乗ってよくお出かけしてました。そのばっちゃが話す言葉がなつくかしく思い出されます。
それで、今日はその南部地方のお隣さん
津軽弁のお話
にして話を進めたいと思います。
今日はこのYOUTUBEの人の津軽弁題材を使わせて頂きました。
これ女性たちこんな風に話しています。
女友達同士(A,B)の津軽弁の会話です。
これただ読んで発音するのではなくアクセントや抑揚が語り手の意図する意味をもたらします。
A:こえく?
B:わ~!いっ!
A:なへっ?
B:かね!
A:はらあんべいぐねだが?
B:んだ!はらあんべいぐねじゃ!
A:なんくたっけ?
B:いが!
標準語を話されるみなさんにはかなり異質に聞こえるでしょう?これでも日本語ですからね。
意味はこちらへ
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津軽弁会話の訳です。
これ食べる?
私 いらない!
どうして?
食べたい!
お腹調子悪いの?
そそ、お腹の調子よくないの!
何食べたの?
イカ!
今のTWITTERかライン!?
こんなに言葉が短縮していたんですね。きづかなかった、、、、、
まるで時代を先取りしていたんだと。改めて思わされました。
まさにこれは、twitterの文ですよ。
とにかく最小限の文字で意思の疎通を図っています。
東北弁の郷土史を研究している人に言わせると、
言語は、他の地方と交流が少ない冬に雪で閉ざされる閉鎖的な社会にいると互いに長年にわたって顔見知りになるため挨拶や会話もどんどん短縮し最小限の言葉で意思の疎通をするようになるのだそう。
なるほどね、
ここフィリピンでも同じ現象
これに似たことが我が家もあるんです。
それは息子と私のMESSENGERでの会話。
もう極端に短縮していて、動詞、形容詞、副詞の中で1つか2つしか使わないんです。そんな会話。
まるで、ブログのキーワードなんです。
日頃逢えてない子供たちとの会話がこれですからほんと寂しく思いましたね。
こんな会話だとその言葉がどんな思いで使われているのか分からないのでお互いによく見知っていないと通じない会話になります。
TARTは長く(20年くらい)海外赴任族だったので、家に帰省するのも年2-3回(一回の休暇が長くて2週間)だけなので、息子たちがその言葉にどんな意味をのせて日頃会話してるのか分からなくて会話はストレスでした。
だから
TARTが海外に赴任していて彼らが中学、高校ぐらいの時は、よく怒ってました。
意味が伝わらんだろう!?もっと正しく、正確に表現しないと何言ってんだか分らん!って具合に。
津軽弁2例目
80代の津軽弁バリバリのおじいさんが少し体の調子が悪くて病院へやってきました。
それで、受付へ行って、保険証を出して、そこにいた受付の人に言います。
「ソスンス!」
これで、津軽では普通に事無げに通じるのだそうです。
これは私もスゴイ!って思っちゃいました。
このおじいさんが言ったのは「初診です。!」だそうです。
そんな感じで、TARTの東北弁ツアー、いかがでしたか?
津軽弁も南部弁も、地域によって味が違うっていうのが面白いですよね。
特に津軽弁は、なんか聞きようではフランス語にも聴こえくすっとします!
あんな会話、完全にカルチャーショックでしょ(笑)。
そして、言葉の省略が凄いっていう指摘でした。
もう、ブログのキーワードみたいで、ちょっとした謎解き感覚です。
TART家の家族、子供と会話が通じないストレスたか、ほんと。
でも、80代のおじいさんの「ソスンス!」って、初診の意味!言葉の力ってすごいですね。
というわけで、今日は言葉の不思議さと面白さを感じる日でした。
TARTは、海外にいると確かに時代はどんどん変化していると実感します。
以前は友達と一緒にいれば、自然と会話がくだらない話題で弾んでいたものですが、今では皆、スマホに夢中で。
時には周りの空気が殺伐としてしまうこともありますね。
でも、そんな中でも、東北弁のようなあたたかい会話があることを思うと、なんだかほっとしますね。
言葉の変化も含めて、時代の流れを楽しむことが大切だなって思う直すTARTでした。、
皆さんも思い切り楽しんで、新しい言葉や会話を取り入れて東北弁使ってみてください!
TARTでした。