こんにちは、TARTです。

 

今日は、地方銀行で初めて女性の代表取締役が決まった吉岡佐和子氏についてです。

 

快挙 地方銀で女性頭取誕生 吉岡佐和子氏 | ユキレドブログ (nazarenod-works.com)

 

近年、全国各地で女性の台頭がめだちます。 日本経済は未だ低迷していますが、それでもこうして女性が活躍することは

ある意味、国は安定しているのでしょうね。

 

過去のイケイケ経済時代とは異なり、低迷の中生き残りをかけての多様化ともいえます。

 

ちなみに、吉岡氏の住む松江は、石原恵利子氏というこれまた全国初めての単独の女性副知事が誕生しています。

 

何やら、島根、鳥取というとあまりなじみがない地域ですが、山陰合同銀行のHPを見ると従来の地銀らしからぬ変革の本気度を感じます。

 

 

 

 

 

  吉岡佐和子氏の略歴

 

役職: 代表取締役専務執行役員(57歳)

出身地: 島根県

入行年: 1987年

学歴: UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のビジネススクール(UCLA Anderson School of Management)で学びました。

経歴: 2022年6月から執行役員を務めています。

 

 

 生え抜きの女性として、地方銀行では初めて代表取締役に就任することになりました。

 

 

  山陰合同銀行は3人の代表取締役

同行の広報からの抜粋です。代取は以下の方々でしっかり吉岡氏の名前がありました。

取締役頭取(代表取締役) 井田修一
取締役(代表取締役)   吉川浩
取締役(代表取締役)   吉岡佐和子(57)

 

 

  外国人初めての社外取締役の内定

グレムナウド氏

 

日本とシンガポールに拠点を持つIRコンサルティング会社社長のグレム・デイビッド・ナウド氏を社外取締役に迎えると発表しました。同氏は外国籍として初めて就任した社外取締役となります。

ナウド氏はアイルランド国籍で、イングランド銀行(英中央銀行)、スタンダード&プアーズ、ムーディーズなどで勤務経験がありIRを始め海外金融のプロのようです。

 

山陰合同銀の並々ならぬ期待が見えるようです。

 

 

 

  山陰合同銀行の進む道

日本の金融業界が低迷している中で、地方銀行は生き残りをかけてさまざまな戦略を展開しています。その一環として、地場の産業や地元住民との強固なつながりを見直し、余剰店舗を閉鎖して合理化を進めています。

 

さらに、野村證券と提携し、金融商品での窓口取引を強化することで地域に密着した経営戦略を立てています。

 

そして、外国人として初めての社外取締役を起用することで、コーポレートガバナンスとコンプライアンスを重視し、地銀としての評価を向上させ、海外展開も視野に入れているのではないかと思われます¹²³。

この計画は、地域社会との連携を強化し、持続的な成長を目指す上で重要な一歩となることでしょう。
 

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