
さてさて、燃焼室を開けてみると「わっ!」と声を上げました。
それはそれはキレイだったからです。
オイル管理がきちんとされていたのだろうと想像できますね。
バルブを抜いてみるとカーボンの噛みなども少なくて状態がとにかくいいのです。
バルブコンパウンドは使ったことのない「細」で仕上げ程度で充分なよう。
トトトントトトトンと原住民の太鼓のリズムでタコ棒を打ち鳴らします。
擦り合わせは、かつてないほど短時間で終了しました。
「死ぬまでに使い切ることは不可能!」という前置詞が定番の光明丹(笑)
オイルで練って使うものですが、オイルが多くてサラサラだと滲んでキレイに判別できません。
粘度は高めでしかも薄く塗るっているのがコツでしょうか。
最後に灯油を満たして漏れがないか確認するのですが、インレット側から少し漏れていたので、修正して出来上がりです。

デコンプ付きのXT200のロッカーアームには強制的にバルブを押すための突起がついています。
突起なしの部品くらい簡単に作れそうだけど、後発のTW200もセローにもこの突起付きのロッカーアームが使用されているんですね。
なんの意味もないこいつは軽量化も含めてグラインダーで削り落としました。
カムシャフトの受けをベアリングに改造するのが定番のようですが、オイルフローティングはオイル管理さえしてれば信頼できるものなので、そのままでいきます。

今月号のゴーライドで、「人に車歴あり」のページを書かせていただいたのですが、一段目「フルパッング」は「フルパッキング」の間違いです。
すみませ~ん!