先日、某予備校の朝のオープン前に
長く列をなす若者たちを見た

我が子も昨年までそちら側にいた

リベンジを誓ってか
希望に満ちあふれてか
失意のどん底でか

4月にその門を叩いたであろう

7月まで突っ走り
そのまま夏期講習まで
なんとか切り抜けて

この9月
泣きたくなる日が
急に出てきてはいませんか?

何も手につかないとか
どうしてもやる気が起きないとか

予備校をサボってしまう日も
あるかもしれませんね

なんのために今
ここにいるのか 

なぜ
ここにいるのか

大学生活を楽しむ友人を
うらやみ

真っ暗闇に
たった一人
置いてけぼりを
くらったように
大きな孤独が
あなたを包んでいるようにも
感じているかもしれません

我が子もそうでした

親の目から見たら
「もう受験すら危ないかも」
そう感じさえしました

そんな中
かろうじて合格を頂いた
大学に入学し

あの頃が嘘だったように
学生生活を楽しんでいます

思い出すのも嫌なくらい
辛く苦しい時間だったようですが

今はとても
逆に怖いくらい
充実しているように
見えます

だから今
浪人している君

諦めず続けて

君に門戸を開いてくれた
学校が
きっと君には
ベストな場所で

きっと未来を切り開いて行ける
明るい未来へと続く
そんな場所だと信じています

なんの根拠もない
無責任な考えだけど

信じるものは
なんとやら

どうか
この疲れの出やすい
9月を乗り越えてください