簡単な前回のあらすじ:俺は不死身のちゃちゃまるだッッ

 

 

 

主治医のヨイショにまんまと乗っかり、よく食べよく寝る毎日を過ごした私。

現在(3/11)は、通院も終了して通常営業です。

 

まあ強いて言えば、やっぱ歯茎の切開やらなんやらの影響で所々に隙間や穴が空いてるので食べ物が入り込んで不快感がやばいくらいです。食後は即うがいか歯磨きです。口内のあちこちに食べ物が残るの、もう本当に不愉快極まりない。

 

時が経てば再生して元に戻るらしいですが、完全に戻るには多分年単位の時間が必要だと思われる。ナゲーヨ

でも私のは結構大掛かりな手術だったから、もっと早く完全復活する場合もあるかもしれない。

 

 

 

 

※以下総評 ↓↓

 

 

今回の手術は

 

・4本全てを一気に抜歯

・全身麻酔使用(一泊入院)

・顎の骨の切除アリ

 

というケースだったわけですが、まず4本一気は普通におすすめしません。(www)

 

正直手術よりも術後の方が格段にきつかったし、これ仕事してたり一人暮らしだったりしたら耐えられたか自信がない。

 

何が辛いって、痛みもそうだけど日常生活がとにかく不便すぎる。

食事の大幅な制限はもちろん、歯磨きひとつにもとんでもねえ時間がかかる。薬もしょっちゅう飲まなきゃいけないし。

 

最近は抗生剤を処方してもらって飲むってのはトレンドではない?らしく、私は術後抗生剤を点滴するだけで帰宅後は痛み止めだけでしたが、それでも相当面倒でしたよ。

 

痛み止めも強めじゃないとキツイ、なので空腹での服用は避けたいわけです。

フランケンシュタインみたいな口内になってんのに、頑張って食べなきゃいけないんですよ。だって胃まで痛くなりたくないだろ!?

 

食後はうがいと歯磨き必須(私の意見です、口内は傷が超膿みやすいんだってよ)なのに、術後で気力は皆無。疲労MAX。

 

これを少なくとも抜糸までの一週間は頑張らねばならない。

 

 

歯医者にとんでもない恐怖心があるとか(実際ガタガタ震えて貧血みたいになっちゃう人いるらしいよ)、緊急性が高くて医師の判断でやるしかねえと言われたとか、特段の事情がなければ部分麻酔で1本ずつやる方が絶対にいいと思います。

 

 

 

まあそれでも一気に終わらせたいっていうせっかちな江戸っ子さんがいたら、最低でも

 

・術後2週間の休養、無理なら周囲に配慮してもらえる環境を確保する

・術後一週間は家事を誰かにやってもらえるようにする、もしくは家が破茶滅茶になっても仕方ねえと腹を括る

・術後の食事については入念にリサーチ、準備すべし。あとでおすすめ食書いときます。

 

ここは押さえておきたい。

ちなみに家事に関しては本当にほぼ何もできなかった。特に退院後3日くらいは。

まあ4本一気にやらなきゃいいだけの話ですけど。ハハハ

 

 

 

 

で、下がりに下がったQOLを少しでもマシにできる食事についてですが

 

 

①療養といえばお粥でしょ!

→罠です。柔らかさは申し分ないが、口の中で米粒が散らばって食べるのが大変な上、歯磨き時に散った米を気にかける必要が出てくる。口がある程度開くようになれば問題ないだろうが、隙間や穴に粒が入り込むので結局不快。

 

 

②うどんはどうじゃ

→罠です。少なくとも抜糸が終わるまでは「吸う」という動作は厳禁…というかできません。痛いし、傷口に負荷がめちゃかかる。吸わずに食べるならいいけど、口が開かないならそれもきつい。よって不可。

 

 

③それならパンは

→条件を満たせばいけないこともない。口の水分を奪う上に意外と噛む力が求められるのがパンってもんよ。しかし「クノールのカップスープに数分浸した山崎のふんわり食パン」なら大丈夫です。この食パンはユニバーサルデザインフードに認定されている、つまり介護食に推奨してもいいパンなので、噛む能力がほぼ消失していても食べられます。ただ水分は失われるので汁物もお供にすべし

 

 

って感じです。無論固いものはNG。

 

私が抜糸までの一週間で食べていたのは

・豆腐

・味噌汁 …の上澄(味噌は大豆の粒が混ざってて歯磨きは大変になるので上澄)

・クノールのスープ(具ないやつ)

・山崎のふんわり食パン

・グリコのプッチンプリン(要するにゼラチン系のやつ、焼き系はやめた方がいい)

 

が主です。特にクノールがなければ本当に耐えられなかった。彩をありがとう、クノール。もとい味の素。

 

 

 

 

 

最後に口腔ケアですけども

とにかくうがいと歯磨きですよ。うがい薬は処方されるのがベスト。

 

 

で、絶対にあったほうがいいのは大きな卓上鏡と小型LEDライト。

 

 

まず手探りで歯磨きは危険です。どこに糸があり、傷があるのか詳しく把握できていればまだしも、分からないのに適当にやったらブラシに糸が引っかかって取れたなんてこともあり得るわけです。私が証明です。

主治医曰く「口内はどうしても糸が取れやすい場所」とのこと。

 

なので歯磨きは鏡で確認しながらライトで照らして行うのがベスト!膿みたくなければここは頑張らねばならぬ。

 

側から見たら工事してるんかって感じですが、抜糸が終われば多少はおおらかに歯磨きしてもよくなるので頑張ろう。

 

万が一歯茎の中で膿んだら、最悪一度抜糸して中を洗浄、再縫合ですよ。恐ろしい。

 

 

ちなみに巷で良いと噂されるコンクールはどうかと主治医に尋ねたところNGでした。アルコール入ってるからかも。

 

 

 

 

疲れてきたのでこの辺にします。

あくまで4本一気にやった場合なので、ここまでの事態にはほぼならないと思います。

 

ちなみに親知らず手術は、当たり前だけど若いほど楽です。特に全身麻酔はいつまでも使える手段じゃないので…

 

 

 

これから親知らず抜歯する人たちにエールを指差し