おはようございます。
今朝の温度25度、湿度55度、微風。これ最高です。
このところ秋晴れの天気が毎日続いて気持ちいい限りです。何より元気がでます。こういう日にフライトはいいですね。ちなみに明日はフライトしてきます。その報告はまた次回!
さて、前回Google翻訳の話をしました。
ついでにもう少し言っておくと、ただ翻訳をさせるだけではなく、発音を知るにもとても役に立ちます。
例えば、英文を入れてみて、スピーカーマークをポチッとすれば、結構なめらかな音声で喋ってくれます。発音記号もポチッとすればでてきます。勿論、品詞や意味の説明はありますし、役立つのが、同義語もかなりの数がでてくること。
weblioなんかを使っている人も多いと思いますが、同じ単語や文章をいろいろと入れてみて、比較検討してみるのも面白いと思います。
それでは、今日は前回の問題を日本語でみていきましょう。
第一問目からです。
[1]
What is indicated when a current CONVECTIVE SIGMET forecasts thunderstorms?
CONVECTIVE SIGMET が雷雨を予報した場合、それは何を意味しますか?
A-Moderate thunderstorms covering 30 percent of the area.
並の雷雲が地域の30%を覆っている。
B-Moderate or severe turbulence.
並または強の乱気流。
C-Thunderstorms obscured by massive cloud layers.
厚い雲の層に覆われている雷雲。
ということですが、CONVECTIVE SIGMETは、Aのように%で表されるものではありませんし、
解答Bの記述にある、Moderate turbulenceは、AIRMETで発表され、
Severe turbulenceは、SIGMETで発表されます。
よって、この問題の答えは、Cです。
さて、次の問題です。
[2]
What information is contained in a CONVECTIVE SIGMET?
CONVECTIVE SIGMETには、どんな情報がありますか?
A-Tornadoes, embedded thunderstorms, and hail 3/4 inch or greater in diameter.
竜巻、埋没型雷雲、直径4分の3インチ以上の雹。
B-Severe icing,severe turbulence, or widespread dust storms lowering visibility to less than3 miles.
強い着氷、強い乱気流、広域にわたる砂嵐が視程を3マイル以下に落としている場合。
C-Surface winds greater than 40 knots or thunderstorms equal to or greater than video integrator processor (VIP) level 4.
地上の風が40ノット以上、又はvideo integrator processorの値がレベル4以上の雷雨。
ということですが、CONVECTIVE SIGMETの内容を表しているのは、Aです。
解答Bは、SIGMETで発表される内容で、
解答Cの場合で違うのは、風のところで、地上の風速が40ノットではなく50ノットを越える時です。
最後の問題です。
[3]
What service should a pilot normally expect from an En Route Flight Advisory Service (EFAS) station?
En Route Flight Advisory Service (EFAS) stationから、パイロットはどんなサービスを期待できるか?
A-Actual weather information and thunderstorm activity along the route.
予定航路における気象現況と雷雲に関する情報。
B-Preferential routing and radar vectoring to circumnavigate severe weather.
より適切なルートの選択及び悪天候を回避するためのレーダー誘導。
C-Severe weather information, changes to flight plans, and receipt of routine position reports.
悪天候に関する情報、フライトプランの変更手続き、通常の位置報告の受理
という内容でした。
答えは、Aでした。BやCのような業務は行いません。
さて今日で天気のお勉強は終わりにして、次回からは次の内容にはいっていきましょう。
それではまた(^^)/
***溝部
※引用文献・・・FAA Pilot’s handbook
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