「がんばる」「努力する」は正しいか？

我々は小さいことから、

「がんばっていてすごいね～」とか

「努力がしていてえらいね～」とか

周りの大人にいわれて育ってきた。

そのため、「がんばること」「努力すること」がとても価値ある大切なことだと教えられてきた。

しかし、それは本当に価値があることなのか？

「がんばる」「努力する」という言葉は、

本当はやりたくないことなんだけどしょうがなくやる

という前提が含まれている。

これはたとえば、テレビゲームに夢中になっている子供に「ゲームがんばってるね～」とは言わないことからもわかる。

「がんばる」や「努力する」はいやなことをやっているときに掛ける言葉なのだ。

そのウラには嫌なことでもやらなければならないというニュアンスが入っている。

しかし、本当に飛び抜けた成果を出している人で、いやなことを「がんばっている」人はいるだろうか。

例えば、野球のイチロー。彼がいやいや「努力して」野球を続けているのだろうか。

またソフトバンクの孫社長。彼がやりたくない経営を「がんばって」続けているだろうか。

そうではないだろう、彼らは自分の仕事が好きでやっている。

だからそのために労力をかけることは、「努力」でも「がんばる」ことでもない。

もちろん、目標に向かって必要な労力をかけることが不可欠であることは間違いがない。

しかし、いやいややる必要はなく、楽しんでやるべきである。

「努力」「頑張る」を美化するのはやめよう！！

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