それがうまくいく根拠
を求めてしまいがちである。
それは、当然のことながら失敗を避けたいからという気持ちがあるからに他ならない。
しかし、いろいろな本や人の話を聞いていると、なにかで成功したとされている人は、
うまくいく根拠がない状態で行動を開始している。
つまり、行動するのにうまくいく根拠を必要としていないのだ。
彼らを支えているのは、ズバリ「根拠のない自信」である。
その理由は、
うまくいく根拠を求めていたらチャンスを失うから
に他ならない。
私自身もなんとなくそのことはわかる。
大学３年生のときに周りで就職活動が始まった頃だ。
自分は、法律家になることを目指して大学に入ったもののアメフト部の活動がおもしろくて一切勉強していなかった。
まわりには、大学１年生のころから司法試験の勉強をしているものがたくさんいた。
大学を卒業して就職するか司法試験を受けるか悩んだ。
そのとき司法試験の勉強を選んだが、試験に合格するという根拠は全くなかった。
法律の勉強はまったくゼロで（アメフト部の練習のため語学以外の授業はほぼ受けていなかった。いま考えるともったいないが・・）、附属高校のため大学受験もしていない。
そんな状況であったが、「司法試験一本の生活にすれば合格はできるだろう」という根拠のない自信に支えられ、就職活動はしないことにした。
このときに、「受かるかどうかわからないから、仕事をしながら少し勉強して受かりそうだったら司法試験を受験しよう」と根拠を求めていたら合格はできなかったと思う。
弁護士として独立するときもそうだった。
経験則として、根拠のない自信があればうまくいく！
そもそも、うまくいく可能性すらなければ根拠のない自信すら持つことができない。
根拠のない自信で、行動を始めよう！！
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