真冬日が続いています、東京

北風がとても冷たい一日でした


随分前に購入した本を

やっと読みました(汗)



『52ヘルツのクジラたち』

町田そのこ著 中公文庫

305ページ 2020年4月中央公論新社より発行

福田利之さんカバーイラスト/鈴木久美さんカバーデザイン

内田剛さん解説

2021年本屋大賞受賞作品


目次

1 最果ての街に雨

2 夜空に溶ける声

3 ドアの向こうの世界

4 再会と懺悔

5 償えない過ち

6 届かぬ声の行方

7 最果てでの出会い

8 52ヘルツのクジラたち

解説 内田剛


カバー裏に、文庫特典の「ケンタの憂い」収録


自分の人生を家族に搾取されてきた貴瑚。

ある事件をきっかけに全ての関係を絶ち、最果ての地でひとり、暮らし始める。

そこで母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年と出会い、彼を助けるための闘いが始まる…



「52ヘルツのクジラ」にたとえられた

届かない声を出し続ける孤独な人々

その声を聞いた時

その声が届いた時

自分たちの人生が動き出します


本当に酷い親がたくさん出てきます

頭にきます、凄く

そして罰せられることなく

その親達は反省も後悔もせず

のうのうと生きている

理不尽


貴瑚に美晴がいて良かった

優しくて強い

そして貴瑚のことが大好きな美晴

魂の番

全力で人を守るって本当に難しいです


好き度 ♡♡♡♡


2025-06 3/5読了


2023年10月に購入した本たち

長すぎる積読…
あと一冊、楽しみです(笑)



素敵なカバーイラストを描かれた

福田利之さんは

若い頃、一緒に仕事をさせてもらい

とてもお世話になった写真家

NOBさんのご子息

嬉しくなっちゃいました!


そのカバーの裏に物語がひとつ

眞帆さん、本当に心の大きな人だわぁ〜

この場所、図書館本だと読めないのかしら?だとしたら残念です


買って良かった!