昨日はぽかぽか
今日はひえひえの雨
身体が悲鳴をあげています(泣)

今年最初の読書ブログはこの本です
みなさんの評判、すこぶる良い作品。


今回は裏表紙も撮ってみました。 
ここがきっかけなので。

『成瀬は天下を取りにいく』
宮島未奈著 新潮社
2023年3月発行 201ページ
「ありがとう西武大津店」/『小説新潮』2021年5月号初出 第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞・友近賞受賞作
「階段は走らない」/『小説新潮』2022年5月号初出
ほかは書き下ろし
ざしきわらしさん装画

目次
ありがとう西武大津店
膳所から来ました
階段は走らない
線がつながる
レッツゴーミシガン
ときめき江州音頭

中学2年の夏休み
幼馴染の成瀬が
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と、また変なことを言い出した…
閉店が発表された地元の百貨店
「西武大津店」に毎日通うと言うのだ。


初読み作家さんです。
本書がデビュー作品。
地元愛にあふれる作品で
心がじんわりあたたかくなりました。
万能女子成瀬と、
幼なじみ島崎の関係がとてもとても良い。
地元唯一の百貨店が閉店するという
一大事をきっかけに
動き出す人々。
一気に読んでしまいました。

特に「階段は走らない」が良かったです。
同窓会には一度も出たことはありませんが
会えたらいいなぁと思いながら読みました。

好き度 ♡♡♡♡ (満点♡♡♡♡♡で)

2024-01 2/20読了

続編すぐにでも読みたいのですが
予約人数100人超え…

今年の1冊目
2月の後半になってしまいました…
昨年は25冊読みました
さて、今年は何冊読めるかな~