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最近すっかりリアル関連が少なくなった。正月もそれらしい料理はしなかったし、初詣も雨のため、急遽延期になってしまった。そんな中、一匹の金魚が体調を崩した。正月早々である。黄色の大きな金魚だが、エラが片方閉じたままなのである。気づいたのは夜で、夜は基本的に水槽をいじらないのだが、放置できなかったので、バケツに緊急入院させた。

 

エラというのは人間では肺に当たるものだから、エラ病というのは、悪く言えば肺炎のようなものである。そこまでじゃないかもしれないが、呼吸が大変なことに違いは無いので、緊急性がある。以前には寄生虫の薬を撒いたので、おそらく細菌性によるものだと思う。なので、塩水浴を施すことにした。

にゅういん1
10Lの水に食塩50gで、0.5%食塩水。一番安全とされる基本の濃度だ。なめてみると薄く塩味を感じる。これが金魚の体液より少し薄い塩分になるので、金魚が楽になるのである。また細菌の体液よりは濃いので、浸透圧により細菌を殺す効果も、一応期待できると言うことだ。この辺は情報がさまざまで、確実性は無いが。水温を合わせ、カルキを抜いたのは言うまでもない。右の錠剤のようなものは、酸素の出る石。エアレーション機を持ってないので代用だが、一匹で一日なら十分持つだろう。
にゅういん2
食塩50g分。結構な量だが、これで問題ない。

水槽の部屋は少し寒いので、5日間私の部屋で共に過ごした。2日目までは糞が多く、黒や茶色のものが混じっていた。3日目からは糞はしなくなった。餌はもちろん無し。このあたりから水替えは毎日しなくてもいいのだが、酸素もちょっと心配だったので、毎日かえてやった。エラは割りと早く回復していたが、体力回復のために少し長めに入院させた。途中イソジン浴なんてのも試してみたが、もしまたやる機会があったら、今度書くことにしよう。
にゅういん3
昨日の朝だが、退院日。最後の二日間は、0.4%→0.2%と段階的に塩分を薄めておいた。あとは純水から飼育水に慣らすため、チョロチョロと水槽の水を混ぜて行く。水槽の水替えでもしながら、1時間ほどなじませて本水槽に戻して完了。
にゅういん4
上から2番目の金魚が、今回の病魚。とりあえずは回復したようで、一安心。

 

ただ最近全体的に気になることがある。みんな午前中から昼過ぎまではすごく元気なのだが、3時くらいになると、水槽の左上の水面近くで固まったまま大人しくなる。朝になるとまた元気になる。冬になってからは、毎日同じような感じだ。鼻上げはしていないので、単に休んでるようにも見えるがどうなんだろう。休むにしては早すぎだしなぁ。水流の弱い所にいるので、水流が関係しているのかな?

 

いずれにしても金魚の治療情報はさまざまで、確立されたものがない。ある情報で書いていることが、別の情報では間違っていると書かれていることもある。何にしても、自己責任でやるしかない。

 

そもそも病気の判定自体難しい。ペットの奥深さである(´・c_,・`)


次は「薬漬け(・c_,・ ;)