和食の記事一覧


タイトルが前のと似ている が、今度は受動態。どうなるのであろうか。

おこのみ1
キャベツに卵と豚バラ・長芋。これだけの材料といえば、あれしかないか。はい、お好み焼きですね。小麦粉は新品で開けづらかったのと、お好み焼き粉はあるんだけど、それだと長いもがもったいないので、この4品目のみでシンプルに作ることに。一応ネットでは粉なしのお好み焼きというのも存在してた。お好み焼きの難所といえば、タイトル通りひっくり返すところ。今まで長いもだけというのはやったことがない。長いも+小麦粉+水・・これは固まらず失敗だった。お好み焼き粉+水は成功。今回は長いもの粘りのみで焼こうという挑戦だ。まずは種作り。
おこのみ2
なんてことはない。キャベツはざく切り、長いもは皮をむいてすりおろす。卵をいれて全部かき混ぜるだけ。水はなし。すごい粘りだ。これはいけるんじゃないか。期待に胸を躍らせる。ちなみに上の材料のうち長いもは全部使うが、キャベツはあれの半分、卵はもう一個足した。
おこのみ3
フライパンを加熱した後、肉をひく。テフロンなので肉から出る脂で十分だろう。
おこのみ4
上から種を入れる。なかなか形よくいったぞ(*´,_っ`)
おこのみ5
しばらくふたをしてある程度固まるのを待つ。
おこのみ6
いよいよ勝負のとき(`・,_っ・´)いざ!はーーーっ(格闘漫画ばり)
おこのみ7
ぐちゃ(;゚;益;゚; )二つヘラつかってもスルリと崩れて行く。早くも1敗・・。いやなんちゅう柔らかさだよ(;-,_っ-)あの粘りは何だったの?図は少し崩れただけのように見えるが、ばらばらなのを押し固めただけなのである(・c_,・ ;)それでも食べるものなので一通り焼き終わり皿に盛るのだった。
おこのみ8
皿に移すときも崩れてこの状態(;-,_っ-)失敗作掲載は初めてだ。次は何とかしたい。
おこのみ9
めげてても仕方ない。取られたら取り返せ。2勝1敗でもいいじゃないか。で、2回戦が始まった。今度は少し工夫して、小さめのを二つ。安全策に出た。万が一やわらかくても、ヘラ一本に乗る大きさだ。ひっくり返せないことはあるまい。そう思い、焼き始めるのだった。長くなりそうなので結果を出そう。
おこのみ10
右は若干崩れているが左はそこそこの形になった。しかし固まってはおらず、小さい分だけヘラに乗り、崩れかけながらも何とか返したのだった。安全策が連敗を防いでくれたが、勝ったとも思えず、引き分けとしよう。あまり納得はいっていない。これじゃあミニお好み焼きで幼児用みたいだし(・c_,・ ;)本物じゃない。
おこのみ11
3回戦。ここで5割復帰といきたいものだ。そういえば中日が5割復帰したとか。見習いたいものである。我が阪神は情けないが。今度は作戦を変えて、サラダ油を引き、肉を上に乗せてみた。大きさは一回目と2回目の中間くらいである。油を引くなら肉は上でも良いだろうと思った。大概上だよね。ある程度焼け、フライパンを揺すってみると、波打たない(`・,_っ・´)これは固まったと見た。今度はいけるか?で、結果。

おこのみ12
惨ぱ~~~い┐(´・c_,・`)┌何と一回戦よりひどい状態。サラダ油が行き渡りしっかり加熱されて固まっていたように見えたのになぜ?どうも長いもというのは焦がさない限り固まらないらしい(;-,_っ-)これで2敗1引き分け。種は残り後一回分となってしまった。これで勝ち越しはない。せめて一矢報いるしかない。終わりよければ全て良し、という言葉もあったではないか。(だっけ?)自分を奮い立たせ、最終戦に望むのであった。しかし後がない私はプライドを捨て、ある行動にでるのであった。
おこのみ13
仕方がなかった。正統派の私でも、ここまで追い詰められてはこれしかなかった。人間だもの、少しくらい頼ったっていいじゃないか。あの聖なるパウダーをおもむろに取り出し振り掛けるのだった。そう、お好み焼き粉だ。あとから振りかけていいのかと思ったが、長いもには不思議となじんでいく。これで最後を飾ることができる。今度は肉を下にし、サラダ油も残っているから、万全だ。では最後を飾る作品を。おこのみ14
長い戦いは終わった。お好み焼きは強かった。神は悪を許さなかった。私がお好み焼きにひっくり返されたのである。イヤそれ以上か。逆転どころじゃないしな。0勝3敗1引き分け。では集合写真といこう。
おこのみ15
一回右上、2回左上、3回右下、最後左下。残念な記念撮影となってしまった。引き分けのにしてもやや焦げ気味だし、全敗でもおかしくない。結論としてお好み焼きは最初から粉を使うべきということになった。もう二度とこんな戦いはないだろう。もちろんこれらは食べるので、最後に一回目のに調味料をかけた画像を(´・c_,・`)
お好み16
ソース・マヨネーズをかけ、青海苔とかつお節をふりかけた。こうしてみると、崩れた部分がごまかせて、見た目はさまになっている。そして味見。粉をまったくつかってないので、どろっとした感じ。これでは固まらなくて当たり前と思った。しかし食感としてはこれでも悪くはなかった。これでベニしょうがとか海老とか揚げ玉とかあれば十分うまかっただろう。無かったけど。料理としては失敗だったが、戦いを終え、空腹を満たした私の顔には安堵の表情が浮かんでいたのだった。

後に「リベンジ 」したよ(`・c_,・´)。


次は「すごい魚(`・,_っ・´)