行く前に調べなかった。ご真言を唱え忘れた。石を持って帰ってきた。
興福寺でやらかしたこと、数えたら3つありました。
それでも「また行きたい」と思えるのが、奈良の不思議なところです。
𓆸 まほろコーヒー店主・和花
東京の片隅で “心の波を整える” 喫茶を営んでいます。
・静けさのある暮らし
・神社仏閣の旅
・見えない世界との距離のとり方
・唯くん(見えない世界のことがわかる大学生)との“心の整え方”レッスン
📘 いま読まれている人気記事
▶︎ 「りくりゅう」金メダルに号泣。絶望さえも「栄光」に変える、最高の成功イメージ。
あなたの「ちょっと深呼吸できる場所」になれますように。
𓆸 やらかし①:前回、工事中だった
興福寺には、前回も行こうとしていました。
東大寺のあとに立ち寄ったのですが、
お目当ての東金堂が工事中で閉まっていて。
事前に調べていけばよかったのに、と
鹿を撫でながらそのまま帰ってきました。
私のやらかし第一位かもしれません。
「行ったのに閉まってた」。
今回はちゃんとホームページで確認しました。
𓆸 薬師如来様に会いたかった理由
今回どうしても興福寺に行きたかったのは、
薬師如来様のご利益を知ったからです。
ご真言を唱えてお願いすると、
目から癒しの光線を出してくださり、
体や心の不調を直してくださる。
しかも長くいればいるほど光線を出し続けてくださるので、
15分ほどいると良いとのこと。
私は今、体に不調があり
これは行くしかない、と思いました。
鹿と外国人の波をかき分け、
えっちらおっちら辿り着いた東金堂。
思ったより金ピカで、
とても大きな薬師如来様が待っていました。
255cm。圧倒的な存在感です。
そして私は——
𓆸 やらかし②:ご真言を唱え忘れた
外国人の多さに圧倒されて、さっさと出てきてしまいました。
家に帰ってから気づきました。
ご真言、唱えてない!
ご真言はネットで調べて唱えても意味がなく、
仏様から直接授かるか、ご住職から教わるか、
お坊さんが唱えているCDを聞いて覚えるか、
お寺の境内に掲示されているものを見て覚えるか——
そういう形で自分の中に入れる必要があります。
私はちゃんと事前に授かっていて、覚えてもいましたが
薬師如来様の目の前に立って、
唱えること自体を完全に失念しました。
それが目的で行ったのに。
何なら体の不調を治してもらうつもりで奈良まで行ったのに。
「何しに行ったんだ私」としばらく呆然としました。
𓆸 阿修羅像というスーパースター
その後、国宝館へ。 やはり阿修羅像は別格ですね。
あのシュッとした佇まいと圧倒的なパワー。
「仏像界のスーパースター」と
言いたくなるのも当然だな、と、
目の当たりにして改めて納得してしまいました。
そして、このあたりで私の体力は限界を迎えました。
奈良国立博物館からの人混みで、
エネルギーが完全に枯渇。
「人が多いと異様に疲れる」という私の悪い癖が出てしまい、
中金堂でピカピカの釈迦如来様に圧倒された頃には、
もうフラフラです。
結局、南金堂や不道堂を回る体力は残っておらず、
「もう帰ろう……」とすごすごと奈良を後にしました。
𓆸 やらかし③:石を持って帰ってきた
帰宅してスニーカーを脱いだとき、
裏の隙間に小石が挟まっていました。
「興福寺の石だ」と即座にわかりました。
以前聞いたことがあります。
神社仏閣のものは許可されているもの以外は
何も持って帰ってはいけない。
特にスニーカーの裏の小石は要注意で、
気づいたらもう一度出向いて
返しに行かなければなりません。
つまり私、行かなければならない理由が2つできました。
石を返す。ご真言を唱える。
𓆸 結局、また行きます
やらかし3つ。
でも不思議と、奈良は「また行きたい」と
思わせてくれる場所です。
もしかして薬師如来様が「もう一回おいで」と
呼んでくださっているのかもしれません。
今年中に、必ずリベンジします。
次こそ15分、しっかりご真言を唱えてきます。










