行く前に調べなかった。ご真言を唱え忘れた。石を持って帰ってきた。

興福寺でやらかしたこと、数えたら3つありました。
それでも「また行きたい」と思えるのが、奈良の不思議なところです。

 

 

 

𓆸 まほろコーヒー店主・和花

 

東京の片隅で “心の波を整える” 喫茶を営んでいます。

 

・静けさのある暮らし

・神社仏閣の旅

・見えない世界との距離のとり方

・唯くん(見えない世界のことがわかる大学生)との“心の整え方”レッスン

 

 

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あなたの「ちょっと深呼吸できる場所」になれますように。

 

 

 

𓆸 やらかし①:前回、工事中だった

 

興福寺には、前回も行こうとしていました。

 

 

 

 

東大寺のあとに立ち寄ったのですが、

お目当ての東金堂が工事中で閉まっていて。

 

事前に調べていけばよかったのに、と

鹿を撫でながらそのまま帰ってきました。

 

私のやらかし第一位かもしれません。

「行ったのに閉まってた」。

 

今回はちゃんとホームページで確認しました。

 

https://www.kohfukuji.com/

 

 

𓆸 薬師如来様に会いたかった理由

 

今回どうしても興福寺に行きたかったのは、

薬師如来様のご利益を知ったからです。

 

興福寺 銅造薬師如来坐像

 

 

ご真言を唱えてお願いすると、

目から癒しの光線を出してくださり、

体や心の不調を直してくださる。

 

しかも長くいればいるほど光線を出し続けてくださるので、

15分ほどいると良いとのこと。

 

私は今、体に不調があり

これは行くしかない、と思いました。

 

鹿と外国人の波をかき分け、

えっちらおっちら辿り着いた東金堂。

 

 

 

 

 

東金堂

 

 

思ったより金ピカで、

とても大きな薬師如来様が待っていました。

255cm。圧倒的な存在感です。

 

 

東金堂で祈る女性

 

 

そして私は——

 

 

𓆸 やらかし②:ご真言を唱え忘れた

 

外国人の多さに圧倒されて、さっさと出てきてしまいました。

家に帰ってから気づきました。

 

ご真言、唱えてない!

 

ご真言はネットで調べて唱えても意味がなく、

仏様から直接授かるか、ご住職から教わるか、

お坊さんが唱えているCDを聞いて覚えるか、

お寺の境内に掲示されているものを見て覚えるか——

そういう形で自分の中に入れる必要があります。

 

 

薬師如来様の目元

 

私はちゃんと事前に授かっていて、覚えてもいましたが

薬師如来様の目の前に立って、

唱えること自体を完全に失念しました。

 

それが目的で行ったのに。

何なら体の不調を治してもらうつもりで奈良まで行ったのに。

 

「何しに行ったんだ私」としばらく呆然としました。

 

 

 

𓆸 阿修羅像というスーパースター

 

その後、国宝館へ。 やはり阿修羅像は別格ですね。 

 

 

 

国宝館

 

あのシュッとした佇まいと圧倒的なパワー。

「仏像界のスーパースター」と

言いたくなるのも当然だな、と、

目の当たりにして改めて納得してしまいました。

 

 

阿修羅像

 

そして、このあたりで私の体力は限界を迎えました。 

奈良国立博物館からの人混みで、

エネルギーが完全に枯渇。

 

「人が多いと異様に疲れる」という私の悪い癖が出てしまい、

中金堂でピカピカの釈迦如来様に圧倒された頃には、

もうフラフラです。

 

奈良公園の鹿

 

結局、南金堂や不道堂を回る体力は残っておらず、

「もう帰ろう……」とすごすごと奈良を後にしました。

 

 

𓆸 やらかし③:石を持って帰ってきた

 

帰宅してスニーカーを脱いだとき、

裏の隙間に小石が挟まっていました。

 

スニーカーにはさまっていた小石

 

「興福寺の石だ」と即座にわかりました。

 

以前聞いたことがあります。

 

神社仏閣のものは許可されているもの以外は

何も持って帰ってはいけない。

特にスニーカーの裏の小石は要注意で、

気づいたらもう一度出向いて

返しに行かなければなりません。

 

つまり私、行かなければならない理由が2つできました。

石を返す。ご真言を唱える。

 

 

𓆸 結局、また行きます

 

やらかし3つ。

でも不思議と、奈良は「また行きたい」と

思わせてくれる場所です。

 

もしかして薬師如来様が「もう一回おいで」と

呼んでくださっているのかもしれません。

 

今年中に、必ずリベンジします。

次こそ15分、しっかりご真言を唱えてきます。