日本語情報が乏しいので頑張って書いてみようと思います。
*アブハジアという国
・アブハジア共和国...自称独立国、
・国際的にはグルジア(ジョージア)の一部だが現時点でグルジアの支配は全く及んでない
・ロシアの傀儡国 (ベネズエラなどの反米国も承認しているらしいが) 沿ドニエストル・南オセチア・クリミア各共和国と同様だ。
・1992-93 アブアジア紛争(グルジアvs ロシア・アブハジア)で「勝利」
・紛争前(989)は人口の50%近くを占めていたグルジア人(Mingrelians含む)は紛争時に80%が流出、現在(2011)は人口の20%未満。(英語版wiki)
・一方紛争前は20%未満でしかなかったアブハジア人が現時点で50%を超える。
・ただし、1886年の時点ではアブハジア人が85%を占め、その後諸民族(グルジア・ロシア・アルメニア・諸カフカス系)が共存してきたという複雑な経緯をたどる
(以上英語版Wiki参照)
*事前準備(入国手続等)
Entry Permitの取得
アブハジアを承認している国がほとんどないので在外公館でとるのは困難。アブハジア共和国外務省のページから
申請する。
http://mfaapsny.org/en/consular-service/permission/
パスポートIDのjpegをアップロードし、目的・宿泊先等をサイト上で記載する。
!注意1! 入国日
注意すべきは入国日の入力。旧ソ連は入国日指定になりそれより前に入国できないことが多い。
一泊で十分と考えていたが、入国が遅れる可能性も考え滞在期間は長めにしておいた
「入国指定日通り入国できない可能性があるが、Permitの滞在期間中の入国なら認められるか」、メールで問い合わせてみたら、
「ロシアからの入国か」という逆質問が来たので、「グルジアからだ」と回答したが再回答は得られなかった。ロシア国境からなら若干融通が利く可能性があるがグルジア国境では無理という覚悟をした(実際そういう雰囲気だった)
!注意2! 出入国ポイント
国境マニアの私は船でトルコに抜けたかったが、Sea/Airの出入国は現在無理。恐らくグルジアとの関係を重視する諸国(ロシア以外)はアブハジアとの国際航路・空路を開設できない。かつてSukhumi(アブハジアの「首都」)といえば黒海の交通の要所だったが、現在アブハジアは陸の孤島になっている。
入国ポイントは、ロシア国境Psouかグルジア国境Ingurかの2択だ。
ただし、グルジアはロシア国境からのアブハジア出入国を認めていないので、グルジア入国禁止を回避したいならIngur国境のほか選択肢はない。
!注意3!宿泊ホテル
住所・ホテル名は記入が必要。だが、私の場合、予約証明までは求められなかった。
旧ソ連はホテルは高くても民泊の呼子が必ずいるし、出入国予定や滞在期間を確定したくなかったため、予約自体はしていかなかった。
一応Sukhumi City Hostelの住所を控えていった。
ただし、こちらも民家の一室をそう呼んでいるだけなのか、住所を頼りにタクシーや徒歩(コルニーシュは車進入禁止)で探したけれど見つからなかった。無駄になること覚悟で1泊分予約を入れて行き方を確認しておいたほうが良いと思われる。
!注意4! プリントアウト
何も問題がなければ、申請後約1週間でPermitがPDFでキリル文字のPermit文書がメールで送られてくる。私の場合金曜日に申請し、翌週の金曜日にメールが来た。注意すべきは、添付文書をプリントアウトして持っていく必要があるということ。私は携帯画面で見せるだけで十分と考えていたが、グルジア側国境(アブハジア独立を認めないグルジアでは「国境グラニッツァ」といわずあくまでPolice Postという立場。)でプリントがないとはじかれる。実際に私は「出国」を拒否され、印刷のためZugdidiの街までタクシーで戻る羽目になった。
!注意5 ビザは別!
添付文書はあくまで、PermitでありVizaとは異なる。(行くまで知らなかったが)。アブハジア側で紙を見せても、「Vizaはどこだ」と聞かれるのだ。アルメニアの傀儡ナゴルノ・カラバフ同様だと感じた私は、スフミの町の外務省で取得することを条件に国境は通過できた。
!注意6 ビザの支払いはクレジットカード!