長男君の卒業式の後、
写真館で写真を撮り、
トンカツ屋へ行った。
今から7年前、ダンナさんが家をお出になる前の時代、
私のダンナさんは、
“お前が作ったものは一切食べない。オレの洗濯物にも触れるな!自分で洗う!”
と、私に言った。
長男君の卒業式のあと、ダンナさんが、まさか写真館で家族写真を撮りに一緒にお越しになるとは思わなかった・・・。
そして、
写真館の後、まさかトンカツ屋で一緒に食事をするとは思わなかった・・・。
トンカツ屋では、窓際の4人席に座り、
窓際に次男君、長男君、
通路側に私とダンナさんが座った。
私の目の前に、ダンナさんが座った。
久しぶりにマジマジと見るダンナさんの顔は、青白く、太っていて、ストレスいっぱいで、見た感じで愛人さんと順風満帆な人生を送られているようには見えなかった。
ダンナさんは、私と目を合わさないように、
長男君と次男君にネクタイの結び方の指導をされ、終始、下を向いて、ネクタイに目を落とされていた。
しかもこちらのネクタイは、誕生日か、就職祝いだったか、わたしからプレゼントしたネクタイだった。
ダンナさん:
“今日は(トンカツ代)を俺が払う。”と言った。
わたし:
“わーい!それでは、(価格の)高いトンカツを注文しよ~!”
と、長男君と次男君に言った。
長男君と次男君とお父さんは、ヒレカツを注文し、
私は、着物の帯が、恐ろしくきつく結ばれていて、とても口から入った食べ物が食道を通過でき、ちゃんと胃に入ってくれるか心配だったが、
私もヒレカツを注文した。
お味噌汁、キャベツ、ライス、おかわり自由なお店で、
ヒレカツがテーブルに到着したときは、
一週間くらい飲まず食わずでいた子供達のように、
目まぐるしくおかわりを繰り返し、
なぜそんなに早く食べるか?わからないほど、あっという間に食べ終えていた・・・。
私のヒレカツは2枚。
1枚のヒレカツが半分に食べやすく三日月(みかづき2枚X2キレ=4枚)のように切ってあった。
私は三日月(みかづき)を3枚食べたが、
着物の帯がきつく、どうしても最後の1枚を食べることができなかった・・・。
1枚をのこしてしまった。
長男君が、
“もう食べないの?”
と私に聞いた。
ママ:
“帯がきつくて、もう食べられません。”
と言うと、
ダンナさんが私の残り物のヒレカツを食べた。
ちなみに、現在、私とダンナさんは、離婚裁判中です・・・。
私が逆の立場だったら、
離婚しようとしている男の残り物のヒレカツは、食べられないよ・・・・。
相変わらず、いろいろ何もかもめちゃくちゃだった・・・。

