「不倫の対処法」

ダンナさんが身にまとっておられるフリン・ブリキの鎧兜(ヨロイカブト)とは、
私から、身を守るために、大変便利なアイテムかもしれませんが、

欠点も多々ある。

カブトを装着状態だと、

1、早く走れない。

2、泳げない。(水に沈む)

3、暑さに弱い。

4、長い間着てられない。(重い)

5、自転車に乗れない。(自転車の椅子にうまく座れないと思う)

まだまだ日常生活を快適に過ごすために、かぶとを装着したままであれば、支障が出てくることがたくさんあるでしょう。

たぶん、細かいこと(お箸をもつ、鉛筆で文字を書く、スマホでタイプする・・・)も、うまくできないと思う。
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今から、4年ほど前、
私は、ダンナさんのお財布から、1枚のラブホテルの会員証を見つけた。

一見すると、ラブホテルの会員証とは思えないくらいの、

黒白で薄っぺらな紙で印刷された、

どちらかと言えば、堅実派新聞広告の求人欄のようなイメージのラブホテルの会員証だった。

 


あれから、いろいろなことがあったなー。
良い思い出の数よりも、2度とその蓋(フタ)を開けたくない思い出の方が、遥かに多い。

・・・

当時、私は、いろいろなサイトをあさり、不倫に対して情報を集めた。

何を、どうして、どのように対処すればよいのか?

子供達のことは、どうしたら良いのか???

などなど。

私は、ずっと水の中で、溺れていたような感覚だった。

そんなある日、インターネットの不倫の項目の中で、

画面の右端に、小さく

“(ダンナさんに)戻ってきてほしかったら、何もするな。”

たった一行、ただそれだけ。

私は、その瞬間から、“一体これは、どういう意味なのだろう???”

他のネット上のアドバイスは、

・証拠を取れ、

・まずは愛人さんへ慰謝料請求だ。

・しばらく別居をして、冷却期間をおいた方がいい。

・義理の父母に報告しろ。

などなど・・・いろいろだった。
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“戻ってきてほしかったら、何もするな。”


そのとき、なぜか、直感的に、これが、正解で、
“天から降ってきたメッセージだ”と、勝手に感謝し、解釈した。

それ以来、私は、あのメッセージに込められた思い(意味)を、考えに考えた。

今日の今まで。

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やっと辿り着いたその答えは、

上記4番。

4、長い間(ブリキのよろいかぶと)を、着てられない。(重い・暑い・動けない)

放っておけば、そのうち、自ら、かぶとを勝手に脱ぐ=家に戻ってくるということだ。

・・・

先人の日本のお母様&奥様方は、本当に、賢い。

頂戴したアドバイスは、貴重で、冷静で、長期的な視野で考えられ、賢く生き抜かれた先人のある奥様のご経験上からの知恵だ。

”やっと分かりました。

大変貴重なアドバイスを、

大変ありがとうございました。”

です。