「父へ、次男の登竜門」

今日、ダンナさんがお越しになる前に、私は、近所のお寺へお参りし、
“どうか今日は、無事に1日を、終える事ができますように。”
とご挨拶させていただいた。

自宅に帰った時、ダンナさんは、すでに、お越しになっていた。

ダンナさんは、次男へ、以前から欲しがっていた新しいコンピューターのモニターを持ってきた。

2人で、箱から出して、モニターをコンピューターに接続していた。

その後、2人は、ゲームで遊んでいた。

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普段、ダンナさんがお越しになる時は、

次男は、父親に、ジュースを持ってきたり、座る椅子を用意したり、いろいろ父親を接待する。

しかし、今日の次男は、違った。

父親には、飲み物一切ナシ。

椅子も与えられず、父親は、立ちっぱなし。

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(私が台所で夕食の準備を始ると)

ダンナさんは、午後6時15分に、何も言わず、猛ダッシュで、玄関を出ていかれた。

たぶん、
愛人さんに、”(今すぐ帰ってきてくれなければ)”死ぬ死ぬ”っと言われて、急いで帰って行ったのでしょう。“

結局、私は、ダンナさんと会話せず一日を終えた。

長男の学校の事は、何も話し合いは、されなかった。
(わざわざお越しいただかなくても、スカイプチャットで十分ですが・・・。)

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同じの家で、ダンナさんと、数時間一緒にいるのも、結構キツイ。

同じ家に一緒にいると、なぜか、私の両手は堅いグーのまま・・・(いつでも殴りかかれる状態)。

怒りで、呼吸が浅くなると、耳の後ろの方が痛くなり、

脇の下のリンパ線も腫れてきて、痛くなり、体の拒否反応が凄まじい。

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ダンナさんがお帰りになった後、(ガンに効くとされるX39)バンドエードが次男の机の上に置いてあった。

“どうしてパパに、渡してくれなかったの?“

と聞くと、

次男は、

”そういう気分じゃなかった。“と言った。

次男のその言い方は、”渡すか渡さないかは、ボクが決める。“

まるで、

”(父親が家に戻れるか戻れないかは、)ボクが決める。“

と私には、聞こえた。

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次男は、
以前は、(接待が必要なほど)父親を引きとめようとしていたが、

今日の次男は、父親と一緒に遊んだ時、
”父親が家に帰ってきたいと思っている。”ことを悟った。

立場が逆転したことが分かり、

次男が、父親に飲み物や椅子を与えなかったということは、

“家に帰って来たければ、それにふさわしい父親になれ!”

という次男からのメッセージです。

反逆者には、親子の世界でも厳しいです。