「1回、ダンナさんを、他人へリセットする。」

ダンナさんが、知らない女の人との不倫が発覚した時点で、

私は、1回、ダンナさんを、他人にリセットするべきだった。

会ったこともない、知らない人。と。

そして、

人間関係をまた1から始める。

めんどうくさくても、この作業をしなければ、

負の感情を押さえることができない。


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リセットできていなければ、

私は、今週の日曜日、2年6カ月ぶりにお会いするダンナさんを、

殴り倒す。


いや、そんな生易しいことではなく、血を見るかもしれない。

まだ、刑務所には入りたくない。

この負の感情を封じ込める為には、

ダンナさんに他人になってもらうしかない。


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今まで会ったことのない知らない人。

どこに住んでいて、どんなお仕事をされているのか?全く知らない人。
(実際に知らない。)

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一度、家族を捨てた人間が、

一瞬で、元の家族に戻れると思う傲慢さが、爆発的に頭にくる。


“目の前の人は、今まで、会ったことのない、知らない人。“と自分に思い込ませ、

そうすると、言葉も敬語、態度も礼儀正しい。

他人なのだから・・・罵倒等ナシ

他人なのだから・・・憎しみもナシ

他人なのだから・・・暴力&殴り合いもナシ

目の前の人間は、会ったこともない、知らない人間なのだから・・・。


これからのダンナさんとのお付き合いのやり方を

初対面から・・知り合いになり・・・友達になり・・・最後、親友になる(この辺りで、身を引こう。)


ダンナさんと親友になるまでに、10年の時間がかかれば、

ちょうど、次男が20才の成人式だ。

こんな時間の流れでいい。ゆっくりとしたこんな時間の感覚でいい。