大阪府・大阪市には特別顧問、特別参与という理解のできない制度があります。

 

特別顧問等は非常勤の特別職、報酬は日額で最大55,000となっています。


これは、他の行政委員や附属機関の委員の報酬、たとえば大阪府附属機関条例に定められている委員報酬日額は、最大で9,800円であるのに比べて法外に報酬が高すぎます。


特別顧問にだけ法外な金額を支払うのであれば、特別顧問から得た「成果物=55,000円」と他の行政委員から得た「成果物=9,800円」にどのような違いがあるのか、外形的に納得のいく基準が求められますが、明確な説明を聞いたことがありません。

 

また、特別顧問の会議は原則公開と言いながら、その多くが非公開であり、その理由も明かされていません。府・市の大切な議論が今でも密室で行われているのは残念です。