東京都議選は自民党が「歴史的な惨敗」という結果となりました。ある程度の議席が減ることは予想していましたが、23議席にまで落ち込むとは思っていませんでした。その認識の甘さ、国民感情とのズレが敗因であると気づかされました。本当に恥ずかしい次第です。
 
「成功は常に苦心の日に在り、敗事は多く得意の時に因ることを覚えるべし」
 
 この教えは、郷土の偉人である安岡正篤先生が傳家寳(でんかほう)の中で述べられた教えです。とかく順境の時は人の話しが耳に入らず、自分の考えを押し付けてしまうものです。そこに落とし穴がある。まさしく今回の都議選の結果だと思います。安岡先生は、逆境にあっても心がけ次第、努力次第で事態を好転させることができることを教えてくれています。
 
 上記の教えを戒めに今後とも努力することをお誓い致します。