最近、多忙な日程のため、ブログの更新がおろそかになり本当に申し訳なく思っております。
4月は何かと行事ごとも多く日程が自由になりませんし、23日(金)に市民会館にて府議会の報告会をすることもあり、準備に追われる日々を過ごしています。落ち着けばブログの更新を怠らず努力を致したいと思っています。

さて、毎日のように新党が立ち上がり紙面を飾っています。
既存政党に対する不満や不信感から無党派層は著しく増加しており、新党ブームとなっているのでしょう。
また、政治、行政に対する国民のニーズも多様化、複雑化しており1つの政党で対応するのは不可能であります。
このような観点からも少数政党の乱立は今後も続くと思われますし、国政において「政権」は連立が基本となるでしょう。

また、民意といわれる選挙において衆議院と参議院では別々の民意が存在する可能性が高く、国民の選択が一致しない「ネジレ国会」の状態も予想されます。
民主党が次期参議院選挙で過半数を獲得すれば、一党で政権を運営し政策決定のスピードは格段に向上します。
しかし、国民は民主党の一党支配を求めるだろうか???私は目下の政治状況から考えても、国民の選択は民意の調整を求める「ネジレ国会」を求める可能性が高いと予想しています。

そこで新党が民意の受け皿となるわけであります。
しかし新党をみて危惧することは、我が国の「安全保障」や諸外国との関係を語る政治家がいないことであります。
無論、私が所属している自由民主党も同じ状態であり、政権政党の民主党は無責任な政党の代表例であります。
恐らくいずれの政党も夏の参議院選挙のことしか考えていないと思われます。
どこの新党も「国家」と「国民」の関係や行政サービスを行う上での「受益」と「負担」の関係を明確にしていない。

また、国と地方自治体との役割分担も曖昧なままであり、政党として我が国の成長戦略は少なからず明確にすべきであります。各党首の理念を聞いて、選挙の為の政策にしか聞こえていないのは私だけではないと思いますし、政策骨子を見てスーパーのチラシと同じレベルだと感じる人は多いと思われます。

「このままでは日本はダメになる」「大変な危機感を持っている」「日本を変えたい」それくらいは陳腐な言葉であれば小学生でも言える。
体裁の良い言葉で国民を騙そうとする政党に我が国の将来を絶対に任せてはならない。