7月29日(木)
無錫市人民代表大会常務委員会表敬訪問
上海を出発しバスにて無錫へ移動しました。(約3時間)目的は無錫人民代表大会常務委員会との交流であります。

無錫市は太湖、霊山大仏といった観光地としても有名でありますが、日本では「無錫旅情=尾形大作さん」という歌で親しまれている都市であります。太湖、霊山大仏を視察した後、無錫市人民代表大会常務委員会を表敬訪問しました。

楊 恵菊 無錫市人民代表大会常務委員会副主任他4名出席のもと、同副主任から歓迎の挨拶があり、無錫市と大阪の交流等について説明を受けました。

無錫市と大阪府は正式な友好関係を結んでいませんが、改革開放以来、急激に工業が発展し日本企業、大阪企業の進出が多い都市であります。

*1 太湖(たいこ)は、中国の江蘇省南部と浙江省北部の境界にある大きな湖であり、日本最大の湖であります琵琶湖の3.3倍の広さであります。
太湖は景観の美しさから観光地として栄え、湖畔沿には多くのホテルやリゾート施設が立ち並んでいます。

しかし工業化と経済発展に伴い水質が急速に悪化し、水質の改善は政府の喫緊の課題であります。水質改善には日本の琵琶湖での取り組みや、技術も活かされており、環境問題に取り組む日本の姿勢は高く評価されていました。

*2 霊山大仏はとにかく巨大な大仏であります。
1997年に建設され、敷地面積は約30ヘクタールと広大であり、歩いて見て回れないほどの敷地であります。中国国内の三大大仏の1つとして有名であり、多くの中国人が観光に訪れていました。「お寺」というよりは、むしろ「テーマパーク」といった印象であり館内の建物も新しいものばかりであります。

無錫市人民代表大会常務委員会主催歓迎宴
表敬訪問の後、無錫湖濱飯店にて無錫人代主催による歓迎宴が開催され、和やかな中にも活発な意見交換を行いました。訪問団の中で一番若かった私は、ここでも話しかけられることが多く、有意義な意見交換が出来たと思っています。

楊 恵菊副主任の趣味はカメラ(撮影)ということであり、腕前はプロ級であります。
中国各地やモンゴル等を旅した際に撮影したものを、自費で写真集に収めておられ、作品として本当に素晴しい作品であります。

(府議会にお土産として頂きました)同副主任は日本へも何度も訪問した経験があり、日本のことを本当によくご存知で、親日家であります。我々府議会が訪問したこともあり来年は是非とも大阪へ来たいとの意向を持っておられました。