8月6日は広島、そして9日は長崎の原爆記念日であります。
戦後63年が経過した現在では、時間の長さとともに歴史が少しづつ風化していくようであります。

8月15日(金)は63回目の終戦記念日です。
戦後60年が過ぎ去って、本当に日本は平和で豊かな国になりました。近年の発展と豊かさを何か当たり前だと思って錯覚を起こしている人も多いと思います。
現在の日本の繁栄は、疑う余地もなく先の大戦の多くの犠牲の上に、様々な困難を乗り越え、悲惨な歴史をたどって今日に至ります。

もし特攻で亡くなった方々に、現在のわが国の状況をお見せすることができれば、きっと
「こんな国にするためにお犠牲になったのではない」と嘆かれるのではと思ってなりません。
戦争は反対ですか?と国民にお聞きすれば100%反対と答えるでしょう。その通りであります。しかし先の大戦で戦った方々はなにも好んで戦争をしたのではなく、わが国を、そして地域を、何よりも家族を守るために戦ったのであると思っています。

8月15日の今日だからこそ、もう一度わが国の歴史を学びなおし、現在のあり方、人としての生きたかを真摯に考え直さなければならないと思っています。

現在の日本は物質的には豊かでも、心が貧しい国になっていませんか????
将来の国民に素晴らしい国を残してあげられるかは、一人一人に自覚にかかっています。